宮部みゆきの長編推理小説「火車」を読了しました。推理小説でありながら社会・経済小説でもあります。かなり面白いストーリー展開に酔わせていただきました。小説を読んだのは20年ぶりくらいでしょうか。推理小説に絞っていえば30年ぶりといったところです。なぜ、異種の小説というジャンルを読んだかというとかつての読書を少々反省しているからです。今までの本は「筋(ストーリー)」を追うという行為がありませんでした。レバレッジリーディングなどはその対極にあるようなもの。アンダーラインを引き効率的にエッセンスを拾い上げて食い散らかす。底流にあるものを感じ取ることもなく量をこなす。このような行為への一種のレジスタンスなのかもしれません。
直接の原因は本嫌いの長男君がヨメさんにだまされて読んだところ「面白い!」と評価したこと。本嫌いが面白いと言うなら、さぞかし面白いだろうと思ったわけです。そうしたら予想は的中しました。ドドキドキワクワクです。
火車は11年ほど前に書かれています。時代背景はそれなりに古く、当時話題になっていたサラ金地獄が描かれています。小説もその時代背景は非常に大事でストーリー展開に大きな影響を与えます。現在を描くなら格差社会問題などでしょうか。そのような背景をもつ推理小説というのは奥行きが深いものです。
この小説は推理の王道である点がだんだんと結ばれていき線になるというプロセスが見事なタッチで描かれています。過去を抹消するプロセスなどは名作「砂の器」を彷彿とさせるものがあります。
サラ金地獄から逃れるために別人になりすまして過去の自分と決別しようとする美人女性。彼女を論理的に追い詰めていくのは休職中の刑事。追い詰めきったラストがまた切ない。カード社会の被害者は誰かを考えさせる一冊でもあります。
さて、コンサルの仕事のほうも大型案件が転がり込んできていきなり「火の車」になりそうな勢いです。外野で成り行きを眺めているほうは気楽で面白いかもしれませんが、渦中の私は多重債務者の心境になりつつあります。
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正しい答えを導くことが目的ではなく、答えを導くためのプロセスを思考することを目的としています。重要なことは目的の行為がどのようなメカニズムで、どのような構成で成り立っているかということ。実践でも使えると思いました。




あるお客様の情報部門の部長さんでたいへん鋭く頭のキレる方がいらっしゃいました。キレるというよりもアイデアが湯水のごとく湧き出てくるといったほうがよいかもしれません。このような才能をうらやましく思っていました。しかし、この部長さんの欠点はあふれ出る「珠玉の知恵」を絞り込むことができないことでした。
今朝は「梅雨払いモーニングラン10km」行きました。先日購入したデジカメを忍ばせて撮った一枚がこれ。ウォーキングレベルまで減速して、これくらいに撮れればOKでしょう。R134沿いには入ってみたくなるような店が点在しています。湘海亭もそのひとつ。カラフルな「魚」の看板を見るとなにやら「湘南の海の幸」に遭遇できるのではないかと期待してしまいます。
今日は祭囃子ナイトラン5kmを走ってきました。山際の神社から祭囃子の練習の音が聞こえてきます。もうすぐ夏です。
昨日は商店街診断で通行量調査を実施してまいりました。今回の調査は10歳刻みで世代別にとることにしました。二人一組になって、それぞれが男性・女性を担当してカウントしていきます。私は男性を担当しました。

しかし、本書を読んでそのビジネスの裏側を知り驚きました。比較的シンプルなトップ画面には数え切れないくらいの機能が 隠されており、まさにユーザビリティの塊といってもいいくらいです。 


