2009年11月22日

創業60周年の一気呵成



s-DSCF2365.jpg寒くなってくると愛犬の散歩に欠かせないのがユニクロのフリース。(カジュアルで暖かいので必須アイテム化しています)今朝も買ったばかりのフリースを着て散歩に繰り出しました。

さて、ユニクロといえば昨日の創業60周年感謝ANNIVERSARYはすごかった。思い切った値下げと先着制絞込み、さらにはあんぱんと牛乳という小道具まで使って長蛇の行列を演出し、五千円以上買った人には1万円があたるクジを用意しオトナ買いに誘導する。見事です。

ユニクロという企業のメディア露出も多くなってきています。柳井さんがやたらとTV番組に登場したり、書店ではユニクロ関係の本が平積みされています。「一勝九敗」が出版されたころはここまで売り場が賑やかではなかったように思います。

yunikuro.jpg「ユニクロVSしまむら」では好調企業の対比が非常に面白い。地味で自前主義のしまむらに対してユニクロは派手でオンデマンド的な経営をしています。物流でも人材でも必要なときに迅速に調達し、不要となれば切り離す。そのギャンブラー的なところがひとつの魅力なのかもしれません。

ただ、あの行列だけは個人的には許容範囲外。今流行の費用対効果を考えたら多少高くても必要なものだけを空いているときに買いたいと思うのであります。
posted by orataki at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

診断士ギョーカイ用語辞典150


遅ればせながら「診断士ギョーカイ用語辞典150」を読了いたしました。この本はいろいろな診断士のブログでも紹介されていて診断士界の「あるある大辞典」といってもよいでしょう。

辞典とはいうもののストーリー仕立てになっていて臨場感を持ちながら読み進むことができます。登場人物が30歳そこそこという設定も今時の診断士像を象徴しているようにも思えます。(私が登録した頃はまだまだ40代50代が幅を利かせていました)

今から思うと受験生時代は合格することが最大唯一の関心事で取得したらどうするかとかプロコンの世界ってどうなっているんだろうなどと考えても見ませんでした。ですから登録してみると更新が大変だったり、人付き合いが大変だったりと面食らうのです。

この本の展開は「あるある」ではありますが、ごく一面を切り取ったものですからその辺を斟酌しながら読めば受験生や登録間近の人にとっては非常に有益な本となると思います。

出版記念パーティもあるようなのでお時間のあるかたは参加してみてはいかがでしょうか。



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2009年11月15日

Tweetするということ

twit.jpgTwitter社会論を読了いたしました。家電製品やIT機器などでは私はアーリーアダプタでもアーリーマジョリティでもありません。ましてやイノベータになったことなど生まれてこの方一度もありません。ところが情報発信に関する分野ではアーリーアダプタなところがあります。ホームページビルダーを使ってホームページを立ち上げたのも結構早かったですしブログをはじめたのも2003年からですから結構早い。そして、現在ツイッターです。

各種メディアが取り上げた影響もあって利用者は急増しています。正確にはわかりませんが現在のツイッター利用者数が約100万人。ITの場合、このへんまでがアーリーアダプタという分類になるようです。アーリーアダプタとアーリーマジョリティの間には皆さんご存知
の「キャズム(溝)」が存在しています。日本では今まさにキャズム超えが起きようとしています。キャズムを超えると一気に普及へと向かいます。

HPを廃止してブログに移行したときは面倒くさいタグの処理から逃れることができ、肩の力が抜けたのを記憶しています。今回ももしかするとブログからの移行が起きるかもしれません。ブログではある程度、コンテンツらしいまとまりが必要であり、そのまとまりが何であるかというタイトルも必要ですが、ツイッターはそれがありません。情報が極限まで断片化された形です。断片化されたままであればブログとのすみわけになると思いますが断片化されたものをまた再編成する機能が充実してくれば、集合知としてブログをしのぐものになりそうです。

また、その良し悪しは別にしても本音ベースが強くなることから、より属人的になります。そしてリアルタイム性は抜群です。本書の作者津田大介氏が語源となって「tsudaる」という言葉がはやっているとの事。「tsudaる」というのは簡単に言うと実況中継することです。先日のマラソンの応援も格好の一例ですが、サッカーワールドカップなどは多くの人々がtsudaることになるのではないでしょうか。この実況中継型のつぶやきは天候や天災などの状況把握において報道機関よりスピードで勝っています。

水族館でよく見かけるイワシのトルネードのごとく私たち一人一人のつぶやきが社会を大きく揺さぶる時代を感じます。今まで見知らぬ人のフォローは受け付けない方針でやってきましたが本書を読んで考えが改まり、内容が逸れていない方であれば誰でも受け付ける(今月いっぱい)ことにしてみました。あまり期待はしていなかったのですが、意外と見知らぬ方から良いアイデアや新しい情報を仕入れることが出来、驚いています。自分のごくありふれたつぶやきがいつか誰かの役に立つこともあるのではないかと感じた次第です。
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2009年11月12日

事業仕分けと機能仕分け

民主党による事業仕分けが始まりました。仕分け内容がネットで公開されているので、その仕分けっぷりを垣間見ることができます。多くの事業が廃止・縮小・民間委託などに振り分けられていきます。何をもって振り分けるかといえば「目的」と「効果」ということになります。目的があいまいなものはダメ。目的がはっきりしていても効果が出ないものはダメ。官僚たちもタジタジのご様子。

私も時を同じくして仕分け議員と同じような仕事をしているところです。仕分けするのは事業ではなくて機能。プロジェクトでは要件定義が終わり再見積もり段階に入っていますが、予想以上に見積もりが膨らんでしまいました。これはユーザーに求められるままに機能を定義してしまったからです。企業にもITの予算枠がありますから削減しなければなりません。

いかに不要不急な機能を削っていくかが私の役目となってきました。まさに目的と費用体効果の再点検です。目的は経営戦略に沿ったものであるか。効果は定量化できるか、あるいは目的に合致した定性効果があるかといった議論をしていきます。国の事業仕分けと違って大変なところは削減することにより業務がまわらなくなるかどうかを見極め、切り捨てる場合は代替案を用意しなければならないところです。

今週は仕分けセッション第一ラウンドでしたが来週はもっと激しくやりあわないと機能はスリムになりません。まるで私の体型のようです。スリムになるには並大抵のことではないことが実感できます。




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2009年11月10日

息抜きの空

sora.jpg

もう年末の忘年会の案内が舞い込む季節となってきました。そのような案内の中に恒例の将棋部OB会の忘年会もあります。近年はほとんどがメールでのやりとりです。同報でやりとりしますから、昔の仲間の近況を知ることができます。

今年の参加者は例年より少なめです。欠席者の皆さんは申し訳なさそうに理由を書いてきます。

・会社が統合されて事務作業に忙殺されている
・勤務地が変更になり引越し準備がたいへん
・土日なく働かないと目標に到達できない  等等

全国的な地盤沈下に見舞われているなかでまったり将棋を指して忘年会するなど、夢のまた夢なのかもしれません。そのようなおり、会長から労わりのメールが届きました。

「皆さんの忙しい様が彷彿されます。たいへんなこととお察し申し上げます。でも、そんな八方ふさがり的な局面でも天を見上げれば、がら空きではありませんか。私たちの●●会は、いわば息抜きの空です。是非ご来臨賜りますようご案内申し上げます。」

秋になり空を見上げることが多くなりました。青く澄んで美しい。そして白く透き通った雲に心を洗われる思いです。息苦しさを感じたら天を仰ぐことです。そこには復活のための無限のエネルギーがあるのですから。

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2009年11月08日

Twitterの新たな使い方

s-091108_0947~02.jpg本日は湘南国際マラソンに参戦してまいりました。いやー、人人人。人が多すぎて身動きが取れません。1万人の人のボリュームというのは想像を超えていました。号砲が響いてからスタート地点に進むまで約5分。エルボーを利かせながらの窮屈走行はゴール手前まで続きました。

今回は参加者が多かった分、脱落者も多かったように思えます。折り返し点に到達する前に歩いている人が多くいました。いわゆる記念参加という類のものでしょう。そのゼッケン番号を見ていると参加者の後半の番号が多かったように思えます。

マラソン命の人たちは、いつもマラソン情報をウォッチしていて受付が開始されると即座に申し込みます。ですから番号が若い人は実力者が多い。一方、友人などの誘いを受けて「じゃあ、俺も走ってみっか」というような人は番号が後ろのほうになり脱落の可能性が高いのです。

昔の診断士試験も同様のことが言えました。受験番号の若い人たちの合格割合は大きいのです。逆にいうと故意に遅い番号をもらって実力の低い集団の中でハロー効果による加点を狙うことも考えられました。現在では科目選択制になり、この考えは通用しなくなったようです。

さて、今回の大会でTwitterの新たな使い方が見えてきました。ペパチェさんが走りながらTwitterするというのでフォーローを入れました。沿道にいなくてもどのへんを走っているのかわかりますし、声援を送ることができます。リアルな激励ツールとしても利用ができそうな感じです。ただし、エントリー自体は非常にシンドイ作業ではありますが。


posted by orataki at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

大義名分

s-DSCF2362.jpgあすは湘南国際マラソン。大会に臨むとき少し悩むのがウェアです。コスプレ衣装を着る余裕も技量も度胸もないけれども、さりとて、学生の体操着みたいなウェアでは味気が無い。そこで今回は謙信公の「義」を御旗にすることにしました。(ちなみに前回の湘南国際では「禅」でした)

このTシャツは長野遠征のおり上杉謙信ゆかりの春日山城まで足を伸ばし購入したものです。いい値段でしたが、自分にとっては十分価値のあるものになっています。

戦(いくさ)に勝利するには「義」が必要です。とくに大いなる「大儀」が。マラソンもある意味、自己との戦いです。このシャツを着ると走る義を感じることができます。

モチベーションを維持するために書籍を読み漁り、シューズを変え、ipodを購入し、そしてウェアを選ぶ。酔狂といえば酔狂。でも自分なりの「義」はあるんですよ。そういえばペパさんも義のある走りをされるみたいです。

明日の天気は晴れ、テニスの杉山愛さんも走る予定(できれば握手などしてみたい)、参加者2万人、明日は盛り上がっていきたいと思います。

2009年11月06日

Twitterとの距離のとり方


ご多聞にもれず、私もtwitterやっています。始めたのはいつからだったでしょうか。多分、1年位前からだったと思います。始めたばかりのころは何が面白いのかわかりませんでした。その当時はフォローする人もされる人もいなかったからかも知れません。

それが今では認知度も高まり利用者も急増。オバマ大統領や有名人が使い始めたのが大きかったと思います。日経ストラテジーの重要キーワードにも取り上げられましたし企業利用も研究されています。先日、シリコンバレーを訪問した際、訪問先の企業のパッケージデモではtwitterがフレーム内に埋め込まれたものを見て驚いたものです。

診断士仲間でも急速に利用者が増えています。私がエントリーするのは主に電車の中。隙間時間を利用してつぶやいています。つぶやく人が増え、フォロアが増えればエントリはネズミ算式に増えていきます。掲示板でいえば「荒らし」にあったようなもの。

しかしながら、twitterはちょっと違う。エントリーする場はホームページやブログのように自分の領域ではないと思うのです。自分と他者の関係性を表している空間に過ぎません。だから、いくら瑣末なつぶやきを機関銃のように放出されてもしかたがないこと。いやなら関係を断ち切ればよいだけです。ガヤガヤと騒々しい居酒屋がいやなら高級料亭に逃げ込むことです。

私はブログにコメントいただいた場合、必ずレスを入れます。それが礼儀だと思うから。(中にはほとんどレスを返さない有名人気取りのブロガーの方もいますがやはり足が遠のきます)

ところがtwitterは放置プレイ。別につぶやきに律儀にフォローを入れる必要もありません。そんな肩の力が抜けたようなつぶやきだからゆるやかに長く続くのではないでしょうか。ブログによりバリバリのHTMLから開放され、さらにtwitterでやや律儀なブログから開放され、情報発信行為は水が低きに流れるかのごとく大衆に浸透していくような気がします。

そんな生暖かくぬくいツールに漬かりつつ、ポストtwitterはなんだろうかと空想するのも楽しいものです。
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2009年11月03日

沈まぬ太陽を見て

話題の映画「沈まぬ太陽」を鑑賞して参りました。

「沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感−日航
(Yahooニュース)


上記のニュースでもわかるとおり破綻寸前の日航にとってこの映画公開によるの影響は少なくないでしょう。このような意味からも興味深いですが、原作者山崎豊子の剛速球のようなストーリーを味わいたいこと、主演の渡辺謙の円熟した演技を観たい思いで連れ合いと行って参りました。

上演時間は3時間22分と非常に長いです。途中でトイレ休憩のある映画は初めてでしたがストーリー展開に引きずられ、さほど苦もなくあっという間に終わった感じです。

ドップリ昭和時代を背景にしていますから、高度成長期にわれわれが持っていた「矜持」というものを感じさせてくれます。渡辺謙が見事に「男の矜持」を演出していたと思います。

この映画を観るときに注意しなければいけないことはフィクションとノンフィクションが織り交ざっているということでしょう。映画では「フィクションです」と断りを入れているようですが、会社名がNALだったり、ジャンボ機墜落現場が御巣鷹山だったり墜落日時が一緒だったりとノンフィクションであるような錯覚に陥ります

あくまで24年前の惨事をダブらせることなく登場人物の演技を楽しむといったスタンスで観たほうが誤解がないかもしれません。
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2009年11月02日

丸善カフェにて

以前、お仕事させていただいた企業の経営者の方にセミナー講演をお願いする打ち合わせをして参りました。講演は「わが社のシステム再構築」という内容です。再構築に至った経緯や苦労話を語っていただきます。勿論、コンサルを使うとこんないいことがあるよ、助かるよというようなPRもしていただくお願いもしました。

打ち合わせの後は丸善のカフェでランチ。またご馳走になってしまいました。食事をしながらいろいろと丸善についての薀蓄話に花が咲きました。丸善=老舗本屋くらいのイメージしかなかったのですがその歴史をたどってみると面白い。

いろいろな意味で丸善は「原点」なんですね。万年筆やタイプライターを日本で最初に販売したのは丸善、ハヤシライスの生みの親は丸善の創始者、早矢仕(ハヤシ)さんだそうです。最初に始めるというのはリスクが大きいものですが、それよりも大きな夢があるのでしょうね。

さて、このクライアントの経営者の方は私が尊敬する方です。(毎回奢ってもらうからではありませんが)今回のシステム再構築はシステムの限界に来て打った手であり、事前に手が打てなかったことを恥じておられました。当社の場合、社内開発体制が災いして、いわゆるシステムがスパゲティ状態になっていました。

中小企業の場合、システムに問題が起きてから手を打つということは少なくありません。予算に制限があるということもあり、事前予防的に投資することが困難な状況のところは多いと思います。しかし、それを内面的であれ「恥じる」という謙虚な姿勢を持つことは大切なことだと思うのです。


posted by orataki at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方・考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

Huggerをご存知でしょうか

s-DSCF2361.jpg
湘南国際マラソンの前哨戦ということで月例湘南マラソンに参加してきました。連続3回出場となります。5回連続になるとゼッケン番号入りのランニングシャツがもらえます。ささやかな賞品ですが、これが結構インセンティブになっています。毎回ゼッケンをピン止めするのは面倒くさいですし、なによりも勲章としての価値が大きいです。あと2回なんとかつなげていきたいと思います。

走りのほうはどうかというと、これが最悪のコンディション。強風で砂嵐が襲ってきます。海岸線を走るのでモロダメージを受けます。ほとんど目を開けられない状態。結膜炎になっていないか心配です。

さて走りとは何の関係もない商品PRです。女性のビジネスシーンを変えるバッグ「Hugger」をご存知でしょうか。今や女性もノートPCを抱えて飛び回るのはあたりまえ。でも今までオシャレなPCバックが少なかったのではないでしょうか。Huggerは外装の色もいいですが内装もオシャレ。活躍する女性の方、ぜひご検討を。(販売元が関係筋なもので)
posted by orataki at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

10月度のIT.経営研究会

IT.経営研究会に顔出ししてきました。なんと15名の参加。見学者が多かったせいもありますが大盛況?でした。恒例のアンケートは以下のとおり。成績は3タテ食らいました。

1)相変化メモリ

 光ディスクのように材料の結晶構造を変化させることで情報を記憶する不揮発性メモリ。PRAM(phase-change RAM),またはPCM(phase- change memory)とも呼ばれる。相変化メモリは,フラッシュ・メモリのような消去動作が不要で,読み出し速度もDRAM並みに高速であることから,将来的には携帯電話機などに利用されるNORフラッシュ・メモリやDRAMを置き換える技術として期待されている。(日経エレクトロニクスより)

<どうも、ディスクとか、メモリとか媒体系の用語には弱いです。だから情報系AMがダメなんですね。>

2)フリーミアム戦略

基本的なサービスを無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能について料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。「フリーミアム」(Freemium)という単語は、「フリー」(Free、無料)と「プレミアム」(Premium、割増)という、ビジネスモデルの2つの面を組み合わせて作られた合成語である。フリーミアムのビジネスモデルはWeb 2.0企業の人気を得た。(wikipediaより)

<マックの無料コーヒーがこれに相当しますね。ウチのコンサル部門でもフリーミアムやってます。コンサルって敷居が高いから敬遠している企業も多いのですが無料コンサルメニューを使って実感してもらうようにしています。>

3)セマンティック検索

セマンティック検索とは、キーワードで検索する現在の「キーワード検索」とは異なり、検索ユーザーの知りたいことが何かを読み取ってから検索する技術である。たとえば、「楽天」というキーワードが、ショッピングモールの楽天を指しているのか、あるいは、ただの楽天家を指しているのか、推測するような技術ということ。

<あんまり先回りされてしまうと検索しにくくなると思うんですけど・・・>

さて、気になるIT記事は以下のとおり。

1)Silicon valley 探訪記 (私)

写真でトピックを紹介。シリコンバレーでは水を持っている企業が金持ちの証。オラクルは堀のような池と噴水がその勢いを象徴していました。

2)Googleトレンド

グーグルが提供する検索キーワードのボリューム推移。これで会長のアンケートのバズワード探しするのも一興かと思います。

3)Googleアドワーズの歩き方

月間ボリュームが10000件前後が狙い目のようです。中小企業はもっとアドワーズを利用したほうがよいと思います。

4)携帯電話を使用した屋外型音声観光ガイド

これいいですね。多分、将来利用すると思います。海外でも使えるといいなぁ。

5)個人と企業に定着したフィード

定着したか実感はちょっと。。。

6)導入しやすさ増すUISS

企業戦略からスキル設定していくのはかなり難しいと思う。コンサルとか専門家をいれないと難しいのでは?

7)アフェリエイトで配布、月に3000万円稼ぐ会員も。

偽ソフトの配信者の手先になって3000万円とは。。いまのところ海外の話のようですが。

8)業界No1の「約1500回」繰り返し使える新「エネループ」を発売

恥ずかしいお話ですが、エネループって知りませんでした。

9)次世代ネット乞食プラットフォーム「金くれ」

奇特な方はどうぞ恵んであげてください。OpenIDですし。(私は振り込みませんけど。)しかし、ハンドルネームで口座開設できるのかな?

10)ワンクリックで顔写真がキレイ:PicTreat

シミ・ソバカス・ニキビきれいに除去してくれます。お見合い写真に最適。

11)落書きから写真を合成:Photo Sketch

落書きにあった画像を集めてきて編集してくれる。著作権侵害が心配。


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2009年10月27日

ITコンサルタントというお仕事

先週訪問したシリコンバレーの土産物を母に渡しながら、土産話をしていたときの話です。母はシリコンバレーというところがどのようなところなのか知りません。ですから、仕事の一環で行ったと言ってもピンとこない様子。

私の仕事がどのようなもので、なぜアメリカくんだりまで行かなければいけないのか説明するのに骨が折れました。そもそもITコンサルタントというのは何なのか?母が友人らに私の旅行の話をすると「息子さん、どんなお仕事してますの?」というところで詰まってしまうそうです。実は妻も同様に私の仕事の内容がわからないといいます。

世の中では旦那の仕事の内容がわかっているかみさんのほうが少ないでしょう。意外とそんなもんかもしれません。家庭に仕事を持ち込まないというのはひとつの美学ですから。

さて、私が自分の仕事を門外漢の方にも理解していただくために建築の話をよく引き合いに出します。家を建てる時、いきなり間取りの設計から入るわけではありません。まず、どんな大きさで、和風か洋風か、機能優先かデザイン優先かなどのコンセプト(構想)を練ります。この場合、家はシステム全体を表すことになります。この部分をお手伝いするのがメインの仕事であると説明すると理解していただきやすくなります。

母にはこの説明が通じたかどうか。最後に「なんか難しそうだねぇ」とポツリ。そうそう、なんかちょっとばかり難しいような仕事なんですよ。それだけ理解してもらえれば十分。シリコンバレーは手術に使うシリコンが作られる場所くらいにしか思っていないようですから。
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2009年10月24日

クラウドコンピューティングの旅

一週間ほどシリコンバレーに研修に行ってまいりました。研修の目的はクラウドコンピューティング。クラウドコンピューティングという言葉が世の中にでて1年以上がたちますが、まだひとつの「コンピューティング」という世界が確立するにいたっていません。まさに、その名の通り「雲をつかむ」ような状態であり、新たなるデファクトスタンダードを目指して各社が先陣争いをしている状態と言ってもよいでしょう。

「バスに乗り遅れるな」

これが日本企業、いや世界のあらゆるIT企業の漠たる認識ではないでしょうか。去年の今頃、NHKのクローズアップ現代で「新情報革命“クラウド”の衝撃」という番組が放送されたのをご覧になったでしょうか。たしか、従業員数名の企業がCRMを活用して急成長をしている事例が紹介されていたかと思います。資金力の小さい中小企業でも活用の仕方によっては大企業と伍して戦える、大きな成長ができるということで注目を集めています。

短期間の研修で学べることはたかが知れていますが、尻に火をつける意味ではとても効果があったのではないかと思っています。世界の先端企業やベンチャー企業ではどのような技術を開発しようとしているのか、またどのような世界がここ数年間で実現されるのかということを垣間見れるだけでも意義があったかと思います。

クラウドコンピューティングのNIST(national institute standard)をまとめておきたいと思います

1)オンデマンドのセルフサービス
2)ユビキタスネットワーク
3)ロケーションに依存しない資源プール
4)迅速かつエラスティックな資源・機能
5)従量課金

必要なものを、必要なときに、必要なだけ、セルフで入手する。これが新しいコンピューティング。クラウドはインターネット第二幕であるとともにビジネスを大きく変えていくはず。私たちの大きな研究課題になりそうです。

クラウドをもっと勉強したい方は「SaaSのすべて」がお薦めです。今回の講師をしていただいた山谷先生による著書です。また写真で綴るシリコンバレー視察記を作ってみました。お時間のある方はお立ち寄りください。
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2009年10月17日

珊瑚礁

s-DSCF2119.jpg
RUNNETではマラソン大会を評価するコーナーがありますが、私が一番評価する要素は「距離表示」です。今、どれくらいのところを走っているのか、あとどれくらいがんばればいいのかを知ることができるからです。ゴールを目指して努力を積み重ねる場合、このマイルストーンは心強い支えとなります。そういう意味からもGWに参加したなかがわマラソンは評価が高かったです。

毎週のジョギングの折り返し点となるところに「珊瑚礁」というレストランがあります。この店は超人気店でテラスで夕日を見る若いカップルでにぎわいます。この店はずいぶん昔からあるのですが、まだ私は入ったことがありません。いつかは連れ合いと、と思いながらいつのまにか長い歳月がたってしまいました。もう、場違いな世代になってきてしまいました。

人生の折り返しを過ぎてしまったけれども珊瑚礁で折り返すとき「まだ後半戦があるぜ」という思いが沸いてきます。この店はマイルストーンを意識させる重要なポイントです。
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2009年10月15日

ユーザー心理

今日は某クライアントの要件定義の最終日。これで要件が固まり、見積もりが可能になるはず。おおかたの詰めは行われていたので、今日はちょっとしたチューニングのつもりだったのですが。。。。

案の定、「仕様は膨らむ」の格言どおり、スンナリとはクローズしませんでした。「手作業が大変だからシステム再構築するんじゃないの?」総務部長の顔は険しくなります。

私の立場は投資対効果の小さいものはシステム化させないこと。これは経営者の立場でも同じこと。やはりユーザーは開発費用との兼ね合いを置き去りにしています。とにかく自分のところの作業はやりにくい、だから開発する必要がある、という直線的思考。早い話が部分最適。

経営的視点に目覚めさせるのもコンサルの仕事。疲れるといえば疲れますが、やり甲斐もあります。さて、要件整理の仕事を詰め込んで旅支度でもしようかと思います。
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2009年10月14日

ルビコンの決断



「働く幸せ」公式ブログからリンクしていただきました。以前、「日本で一番大切にしたい会社」の公式ブログからもリンクしていただきました。近年、ブログを使って読者を増やす手法として使われてきているようです。自分がよい本だと思う本は出版社ならずとも広めたいものです。これからも読者が増えればよいなと思います。

ここで紹介されていましたが、10/15(木)22:00から「ルビコンの決断」でドラマ化されるみたいです。お時間のある方は是非。

posted by orataki at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

東京マラソン抽選結果

今夕飛び込んできたメール内容は・・・

「このたびは東京マラソンにご応募いただき誠にありがとうございました。お陰様をもちまして定員を大幅に上回る申込があり厳正なる抽選を行いましたところ、誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。今後、参加料の未入金者が多かった場合には、追加当選者を出すことがございます。」

ウーム、残念。やはりハズレでしたか。10kmで応募したのですがこちらのほうは競争倍率13倍だったんですね。診断士ジョガーで当選された方、私の分までがんばってください。

2009年10月12日

キョリ測

enoshima.jpg

今日はジョギングの距離を15キロに延ばして練習しました。いつも10キロのコースを走っているので折り返し点は分かっているのですが15キロだとどこだかすぐには分かりません。

こんなとき便利なソフトがMapionのキョリ測です。地図上の通過点をマークしていくだけで距離が測れてしまいます。消費カロリーも計算できます。自分の家から出発するとちょうど、片瀬江ノ島駅で折り返すと15キロ走ったことになるのだとわかりました。

湘南国際マラソンが近づいているせいか心持ち練習ランナーが増えたような気がします。初秋のやわらかい日差しの中、海辺を散策するカップルも数多くいます。家族連れもいます。このようなジョギングはとても気持ちのよいものです。

ITベンチャー支援の日米比較および最新IT動向の調査

今年も運よく海外研修に参加する権利を得ることが出来ました。場所はシリコンバレー。研修テーマは「ITベンチャー支援の日米比較および最新IT動向の調査」ということにしておきましょうか。テーマは自由設定ですが昨年までの「南の島系」ではないので気合を入れないといけません。

シリコンバレーといえばIT起業の聖地。ヒューレットパッカード、インテル、オラクル、サン、ネットスケープ、アドビなど名だたる企業の本社や研究所がある場所です。

各社はどのように起業していったのか、そしてどのように成長していったのかを現地に立って肌で感じてきたいと思います。スタンフォード大学にも立ち寄る予定ですので「自由の風」はほんとうに吹いているのかも検証してきたいと思います。
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事前学習でこんな本も読んでみました。ベンチャー、ペンチャーキャピタルといっても日本とはずいぶん内容が違うようです。ひとことでいうと「厳しい」。毎日6人ずつミリオネア(億万長者)が排出される一方、その何百倍・何千倍という企業の墓標があるスリリングな町。

研修は来週から。ブログ更新もちょっと休みます。
posted by orataki at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

いつか必ず独立する

昨日は東京支部の秋大会に顔出ししてきました。秋大会というのは新入会員歓迎会・実務従事マッチング・同世代会の3部構成になってますが私が参加したのは新入会員歓迎会のみ。正味1時間弱。ほんとうの顔出し程度でした。

しかし、その短時間の合間の休憩時間のなかで診断士の大先輩から講師のオファーを頂きました。誠にありがたい話です。IT系の講師が不足している事情もあるのでしょうが、私に声をかけていただいたことが嬉しい。

昨今、ITに強い診断士というのは石を投げれば当たるほどたくさんいるのは思うのですが、顔の見えない人には仕事を出しづらいということもあるのでしょう。講師の仕事は数年ほど前東京支部のプロコン塾で講師をして以来です。刃を研いでおかなければなりません。

さて、新入会員歓迎会での支会長の挨拶ですが内容はいつも決まっています。「あなたたちはいずれ必ず独立する。定年まで勤め上げようとも、その先にあるのはボランティア活動でもなければ、肉体労働でもなく、中小企業診断士としての独立であろう。なぜなら誇りがあるはずだから。」

耳タコになるくらい聞かされています。100%そうでないにせよ経験に基づく核心をついた言葉だと思います。なぜこのようなことを毎年話すのかといえば、「刃を研いでおきなさい」というメッセージを伝えることに尽きます。スキルアップしかり、人脈形成しかり、です。

歓迎会のあと懇親会がセットされていたのですが出席しませんでした。連れ合いの誕生日を祝うためです。診断士のネットワークも大事ですがもっと大事なネットワークもあると信じています。
posted by orataki at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 中小企業診断士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月10日

湘南国際マラソンが近づいてきた

湘南国際マラソンまで残すとこる1ヶ月を切りました。これから1ヶ月間は最後の追い込み、走り込みを行います。今朝も台風で荒れた海岸線を見ながら走ってきました。湘南国際マラソンは1年半ぶり2回目のチャレンジとなります。前回は息子たちとチームを組んで「チームorataki」として参戦しましたが、今回は私のみ。孤軍奮闘しなければなりません。

湘南国際マラソンというのもひとつのプロジェクトであり、さまざまな手配・運営が必要となってきます。私がこのプロジェクトで感心したことは「会場までの輸送」でした。

マラソンの出発地点は大磯ロングビーチ。近くに駐車場は少なく、参加者の大半は電車を利用することになります。東海道本線大磯駅で下車し、大磯港まで歩き、そこから無料バスに乗り会場入りするのが普通だと思います。

しかしながら大磯駅から大磯港までの道順は簡単ではなく、多くの道案内ボランティアを配置しておく必要があります。また、大磯港からはバスのピストン輸送になるのですが、何万人もの人が押し寄せるのですから半端な台数では追いつきません。ずーと長蛇の列ができてスタートに間に合わないのではないかという懸念もありました。

大磯港に着いてビックリしました。整然と並んだバスの列。そのバスにあたかもロット生産のラインのごとく定量の人数が割り当てられていきます。係員の見事な捌きで、ストレスなく会場入りすることができました。

バスに乗る人は参加者だけでなく、家族や友人も想定しなければなりません。必要なバスの台数を見積もること、人の動線を考えて効率的にバス乗り場まで誘導させること、など緻密な計算が必要となります。こういうプロジェクトには参加してみたいものです。

2009年10月07日

ものごとはそもそもシンプルである

今日は判断ミスの連鎖を経験しました。千葉方面のクライアントに伺う予定で家を出たのですが横浜駅での人身事故で横須賀線はストップ。鎌倉駅でその情報を知ったのですが考えられる選択肢は4つ。
1.逗子駅に出て京浜急行で東京方面へ
2.江ノ電で藤沢駅に出て東海道線で東京方面へ
3.バスで大船駅へ出て東海道線で東京方面へ
4.横須賀線の復旧をそのまま待って東京方面へ
自分が選んだのは1.でした。ところが振り替え乗車の影響で京浜急行もノロノロ運転。横浜駅に着いたときにまた選択肢が4つ。
1.京浜東北線に乗り換え東京方面へ
2.東海道線に乗り換え東京方面へ
3.動き出した横須賀線に乗り換え東京方面へ
4.そのまま京浜急行に乗って東京方面へ
ここで自分が選んだのが1.でした。どの選択肢の速度が一番速いかわからないですが、京浜東北もノロノロ運転。品川駅に着いたときにまた選択肢が4つ。
1.軽やかに走っている山手線に乗り換える
2.横須賀線に乗り換える
3.京浜急行に再び乗り換え京成電鉄につなげる
4.そのまま京浜東北線に乗って東京方面へ
ここで自分が選んだのは1.でした。結局90分遅れ。後から考えてみると最初に4.を選ぶべきだったようです。裏の裏を考えて失敗してしまいました。

「ものごとはそもそもシンプルである」

ゴールドラット博士も言っています。シンプルに考えると問題は解決するのです。

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2009年10月03日

数字はウソをつかない

今日は城南支会名物の「バーチャル診断」に参加してきました。バーチャル診断というのは実際の企業の財務諸表を使用して融資できるかを診断するものです。普段、診断実務に触れる機会の少ない企業内診断士に人気があります。今回は設備貸与融資のための診断をグループワークでチャレンジしてみました。

仕事では財務に触れる機会の少ない私にとってバーチャル診断や財務研究会活動は知識の綻びを繕う絶好の機会なのです。今回参加して融資のための診断はかくあるべしと理解できてとても良かったです。

そもそも、政府の用意した設備貸与融資に申し込むということは銀行からもう借りられない財務状態であることを意味し、最後の駆け込み寺的な役割を求められているのです。ですから、診断の基本的スタンスは「何とか融資して企業に成長してもらう」ということになります。

驚いたことは融資決定プロセスの最終部分は診断者の感覚による評価によるものであり胸先三寸で決まるということです。

1)償還能力
2)企業の将来性
3)財務体質
4)設備計画の妥当性
5)経営管理

という観点から評価していきます。基準となる算式があるのは1)くらいで、あとは評価者が事実をどのように評価するかにかかってきます。実際この企業は貸付可能判定を受けましたが2年後に倒産したそうです。将来性に期待しつつも冷徹な目で数字を見ないと失敗するということを教訓として受け止めました。
posted by orataki at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 中小企業診断士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月02日

八ツ場ダムは中止でも自分のプロジェクトは中止できない

プロジェクトは悩ましいフェーズに差し掛かっています。システムを導入する入り口で費用対効果は検討されるべきものです。ところが中堅規模くらいの企業となると入念にシミュレーションすることはなかなか困難です。

ひとつは、効果を定量化することが困難であること。もうひとつは開発費用は時間をかけないと精度があがらないということです。分子と分母が不確定なのですからこれは難しい。だから経営判断が必要となります。数字が確定しているなら小学生でも判断できます。

今回のプロジェクトでは私が費用対効果を算出しました。コスト削減というテーマなので効果のほうはピンポイントで割りと簡単にはじくことができました。このシステムをいれることでこの部門の人員はXX人削減できます、という提案書を作成しました。

しかし、要件定義フェーズで案の定、要求仕様は膨らんでいきました。仕様が想定外に膨らんだので費用対効果がここまで小さくなりました、という報告で終わればよいですが、ベンダーのコンサルタントとしてはそういうわけにはいきません。なんとしても開発に結びつけなければならないからです。

ここでなすべきことは、分母を抑えることか分子を膨らませることしかありません。分母を抑えるということは開発費を抑えるということ。単純に機能を間引くのではなく、金をかけなくても業務が回るような代替案を用意するということです。

分子を膨らませるというのは削減人員幅を増やすということです。今まで特定部門の人員削減だけ考えればよかったものを重箱の隅をつつくように全社的に無駄を洗い出し積み上げなければなりません。いずれにせよ時間との勝負になります。

最悪の場合、要件定義までで終了になりかねません。八ツ場ダムと同じ状態になる可能性があるわけです。(民主党の苦労は他人事とも思えません)効果のないシステムは入れるべきではないというのはコンサルタントとして当然の提言かもしれませんが、ベンダーコンサルは効果を増やし「GO」をかけさせるのが仕事なのです。

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2009年09月30日

古くて新しいもの、なーんだ?

企業は自らが生き残るために、常に大変な思いで新しい事業を見つけて切り開いている。しかし、新しいアイデアを出し続けるのは困難だ。どのアイデアも似たりよってり。そんな時、昔の事業を現代風にすることで、新たな道が開けることがある。昔の着物の生地を使ったドレス、[     ]、昔ながらの「かまど炊き」を再現した炊飯器など、多くの「古くて新しい」アイデアが企業の核心を担っている。

【問】[     ]に入るようなアイデアを自分で考えて答えなさい。


これは2009年の山脇学園中学の入試問題を日能研が「四角い頭を丸くする」で取り上げたものです。電車の中でぼんやりと見つけたのですが非常に良い問題だと感じました。

今や中学入試で「考えさせる問題」は珍しくありません。この問題も正解が無数にある考えさせる問題のひとつです。求められるアイデアは簡単には浮かんできません。(私もさんざん考えさせられました)

古いものとは何か、三世代同居家族なら祖父祖母が使っていたものから想起できるかもしれませんがそのような家庭環境は稀でしょう。そうすると、偶然そのような商品を知っていない限り、ものすごい想像力が必要になるわけです。

生活環境への着眼と商品化という着眼の両方から攻めないといけません。自分で答えを考えてみましたが畳ベットくらいしか思いつきませんでした。(アイデア自体が古いですね)

診断士の試験に出しても遜色がないと思います。(言いすぎかな)
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2009年09月28日

褒め上手になりたい

home.jpg 客先訪問の待ち時間つぶしに買った本がなかなか面白い。この本では「ホメること」の効用という理論的部分から一歩踏み込んで「どうやってホメるか」という技術論が書かれています。

ホメ上手がよいことはわかっているが、ではどうやってホメめたらよいかわからない人はぜひご一読をおすすめです。褒めるときのコツをいくつか抜粋してご紹介します。

・一度ホメめた人のことを絶対陰口しない
・ホメた言葉を否定されたら再否定する
・美人女性はホメないほうがいい
・地位が下の人には、下手にでてみる
・ホメたあと「忘れてくれ」と付け加える
・自分の発言量はだいたい30%を目安に

「こいつは下心がある」「どうせお世辞なんだろ」と思われてもホメられれば誰だってうれしいものです。理屈ぬきにホメること、まず実践することが大事ということですネ。

ほめられサロンというサイトをご存知でしょうか。



性別・年代・職種を選んでOKを押すとどんどん勝手にあなたを褒めてくれるサイトです。落ち込んだとき、凹んだとき、ここを訪れるとよいでしょう。無機質なWEB画面ですらホメられると元気が出てきます。


かように人間はホメられるとプラスのオーラが出てきて元気が出てくるものなのです。勿論、対人関係もよりスムーズに行くでしょう。
posted by orataki at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方・考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

叩かれ上手になる

9月の末ともなると半期の締めを目指して、いろいろ資料つくりが立て込んできます。コンサルの場合、構想書であったり、要件定義書であったり、分析報告書などを作成することになります。

しかし、単に作って提出して終わりということにはなりません。レビューがあり、お客様との合意を経たものでなければなりません。ですからまず下絵となるタタキ台を作る必要があります。コンサル部門に異動して一番感じたことは、とにかくいろいろな場面でタタキ台を作るということ、そして下絵から完成品にいたるまでのプロセスを計画的に行うということでした。

今日もタタキ台を作ります。明日は関係者に叩かれます。そして明後日はレビュー。叩かれ続けると凹むこともありますが、叩く側になるよりも叩かれる側になったほうがいい。メンバーの誰かにタタキ台を作るように指示することもできますが、自分でやったほうがいい。自己の成長につながるからです。

何もないところに下絵を描くことは下絵に肉付けすることの何倍も難しいし想像力がいることだと思います。下絵を描き続けることは提案力の強化につながると思うのです。

posted by orataki at 10:43| Comment(2) | TrackBack(0) | コンサル技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月23日

縛られない生き方

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旅先からのネット接続のために「Doccica」を購入しました。加入したのではなく、購入したと表現したのはある意味「割り切りのお付き合い」といえるからです。

この機器はプリペイド方式で、購入して15分後には接続ができるという便利なものです。クイックリーな接続というより「縛り」がないことに魅力を感じて購入しました。

どこのキャリアも通信にあたっては1年縛り、2年縛りといった「縛り」を設けてきます。高額な違約金で中途解約しにくいビジネスをしているわけです。ヘビーユーザーはこれでも良いかもしれませんが、使用頻度が少なかったり、期間限定のテンポラリな使い方をするユーザーにとっては誠に息苦しいものです。時間従量制(1分10円)ですがメールチェック程度のライトユーザーならば十分でしょう。

私はMっ気はまったく無く、縛られるのはとても嫌です。(多くの方々はそうでしょう)多少割り高でもこのような商品が出てくれば飛びついてしまうのです。不況になると売る方も知恵を使い、バラ売りや量り売りというような消費者目線に降りてきます。モバイルを取り巻くビジネスも早くそうなって欲しいものです。
posted by orataki at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

東山魁夷の魂に出会う

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長野遠征の最大の収穫は東山魁夷の魂に出会えたことでした。日本人画家の中で一番好きなのが東山魁夷氏の作品です。作品には一種の静謐さが漂い、心が研ぎ澄まされます。美術館は善光寺の隣にありますが、全部の作品を見ることはできません。水彩画ゆえに画質の維持が難しく、展示はローテーションになるようです。訪れたときに見たい絵があるかどうかの運不運はあるようですが、今回は幸運にも見ごたえのある作品が多く展示されていました。

ここで多くの気づきを得ることができました。私は絵を描くプロセスをよく知らず、下絵に肉付けして描いていくんだろうなぁという程度にしか思っていませんでしたが実際はもっと緻密であることが分かりました。

風景を描くときいきなり下絵を描くのではなく、「単純化」という作業が入ります。単純化は一種の抽象化でもあるわけなのですが、これをひととおりではなく、何種類かアイデア出しします。そして単純化したものを統合化して、さらに具体化するというプロセスをとります。システム設計でいうところの物理DFDと論理DFDの関係みたいなものと考えれば分かりやすいかもしれません。

すべての画家がこのようなプロセスを経て描いているとは思いませんが天才的な感性で描きなぐるのではなく、設計をキッチリやることも芸術性を高めるものであると納得しました。

帰りがけにはフレームつきの絵を2枚ほど買い込みました。

「行く秋」
「夕星」

「夕星」は絶筆版でとても気に入っています。彼の1981年東京国立近代美術館講演録に以下のようなものがあります。

「私はいつも、これから筆を下ろそうとする白い紙に向かった時に、それはただの白い紙ではなくて鏡だと思うのです。」

風景画といえども、絵というものは作者の心がそのまま映し出されるものなのですね。90歳で他界した東山氏は曇りの無い玲瓏とした心境で天空の輝く星になったであろうことが伝わってきます。
posted by orataki at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方・考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする