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2010年06月26日

パープル・オーシャン戦略で行こう

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支援している中小企業の合宿研修から帰ってまいりました。iPadはやはり黒船なのでしょうか。今回、研修をさせていただいた中小企業も少なからず黒船の影響を受けている業界で戦っています。先細りが見えているだけに業界の閉塞感、経営者の危機感というものは日に日に高まってきます。「ブルーオーシャンを何とか見つけ出そう」と思うのは自然なことでしょう。

ところが、経営者の思いとは裏腹にレッドオーシャンで喘いでいる社員の思いは別のところにあるのかもしれません。「今日の仕事が満足に行かない中でなぜ、数年先のことなど考えられようか。明日のメシの種のことで頭はいっぱいだ。」これも”自然な想い”だと思います。

今回の研修でそのような思いを強くしました。現実解としてはブルーオーシャン戦略とレッドオーシャン戦略を並行して実施していくこと、すなわちパープルオーシャン戦略(私の造語)の実践なのではないでしょうか。

実は私も”コンサルティング”という商品についてもブルーオーシャンを求めています。これがなかなか発想できない。足すべきものは何か。引くべきものは何か。発想できるのは当事者ではなくて外部の第三者のほうがよいのかもしれません。

ちなみに今回の研修は私とオレユニさんの協同研修でした。これも命名するなら”オラユニ研修”ということになるでしょうか。自分での評点は70点。まだまだ改良の余地はあると思っています。
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2010年06月22日

ブルーオーシャン合宿

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今週末、支援している中小企業のみなさんと合宿をしてまいります。懸案だったブルーオーシャンを具現化するためです。ホームページ作成支援でかかわりを持ったのですが、ついには将来の仕事のありようまで支援させていただくことになりました。

中小企業支援というのは経営のどこかで線引きするのではなく丸ごと引き受ける気概がないと務まらないと実感しています。今回はほとんどの社員が参加すると思います。それだけに責任感・緊張感ひとしおです。

この合宿研修をするにあたり社長が社員に伝えた言葉を転載します。

「業界を取り巻く逆風の環境下、当社の今月、今期をどうするかは大切ですが、2年後3年後先のわが社を考えることも、非常に大切なことと思います。今、考え始め行動を起さないと2年後3年後の幸せは開けてきません。ブルーオーシャンを目指し、この研修から新しい行動を起こしましょう。」

これぞリーダーの言葉だと思います。二宮尊徳の有名な言葉を思い出します。

遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前(たんがんぜん)の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す。

目先のレッドオーシャンで競争することばかりを考えてばかりいるとブルーオーシャンの芽は出てきません。戦略キャンバスで遠くをはかってみたいと考えています。
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2010年06月21日

二日目はライティング教室

昨日に引き続き2日目は”ライティング”研修。1日目にインタビューした内容を書き起こす作業をしました。原稿用紙約3枚を2時間で仕上げます。これがまたけっこうシンドイ作業です。

レコーダーなしにひたすらインタビューしたので情報は断片的。(というか断片的になるような聞き方をしたのがまずかったんですけどね)当然、誌面の制約はあるわけなのでその範囲に収まるようボリューム調整しなければなりません。

起承転結をどのように展開させるか。どの部分をそぎ落とすせばいいのか悩みます。インタビュー原稿の書き方のコツは起承転結の型を踏むことは大切ですがもっと大切なことがあります。

・平易な文章で書くこと(わかっていても直らない)
・話のツボを明確にする(要するに何が一番言いたいの?)
・具体的なエピソードを生かす(目に浮かぶように)
・3度書き直す気持ちで(一晩寝かせると気づきがある)

ということ。

文章が書きあがった時点で講師に赤ペンを入れてもらいます。そのあと皆に発表。これがなかなか恥ずかしい。いつもブログを書いているわりにはリアルな場ではなぜか恥ずかしいのです。きっとどこか自信がないのだと思います。

「人に読まれることを意識しなければ文章はうまくならない」といいます。そういう意味ではブログはとてもいい表現の場であると思います。思っていても発信しなければ伝わらないし、それを意識しながら文字に託さなければ文章力は上がりません。

最近ツイッターに傾斜しているので少しブログに戻さなければいけないと自戒しています。(このままでは2行以上のしっかりした文章が書けなくなる恐れもあります)

2日目のまとめです。

1.美しい文章よりも誤解のない文章を書くことを心がける
2.ひたすらツボを探す。見つけたら深く掘る
3.ツボ以外このとはスッパリ捨てる覚悟を
4.人に読まれることを常に意識する

最後にオススメの辞典を紹介します。
・角川書店「角川必携国語辞典」関連語句の違いがよくわかります。
 「記述」「記載」「記録」の違いをはっきり言えますか?
 
posted by orataki at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | スキルアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

初心にかえって文章教室に参加しました

プロコンともなればベースの知識のほかに”聞く”、”書く”、”話す”というスキルが必要になってきます。これが3拍子揃ったコンサルタントというのは多くありません。自分ではできていると思っても第三者から見ると平均点に届いていないということも多いのではないかと思います。

まず、自分のスキルを客観的にアセスしてみよう、そして平均点以上になるよう行動を変えてみようと思い、昨日今日の2日間、文章教室に参加いたしました。講師はフリライターの馬場千枝さん。やはりその道のプロに教えていただいたほうが身につきます。1日目は”聞く”つまりインタビューのやり方を学びました。2日目はインタビューの内容を踏まえ”書き起こし”を行いました。

インタビューというものを軽く考えていましたが演習するうちにその難しさが分かってきました。難しさとは質問を深掘りする場所がどこかかぎ分ける嗅覚のようなものを鍛えなければいけないということです。”つかみ”はどこなのか。”本筋”はどこなのか。”鉱脈”はどこに眠っているのか。ということを質問しながら嗅ぎ分けなければなりません。インタビューする人が聞きたいこととインタビューされる人が語りたいことは同じとは限りません。

演習ではインタビューされる人が1分間自己紹介を行い、残りの人が質問をしていきます。インタビューされる人はどの質問に一番答えたいかを選び回答します。”良い質問”というのは一番答えたい質問です。短い自己紹介時間の中から、その人の思いを汲み取る訓練をしました。自分としては結構あたっていたように思います。

本筋を見つけたら、次はどう深く掘っていくかです。相手の回答のなかで自分が「なぜだろう?」「どうしてそんなことをするのか?」といった疑問が沸いてきたらドンドン質問して広げていきます。この疑問に思うマインドがないとインタビューは面白みがなく深みのないものになってしまいます。

人は”失敗談”と”成功談”のどちらを聞きたがるでしょうか。失敗談8割、成功談2割と思っていればよいでしょう。失敗談のほうが面白いし聞きやすいのです。こんなことも念頭にいれながらヒアリングを進めれば品質が上がってくると思います。

1日目のまとめは「インタビューは一期一会である」ということ。もう会えないかもしれないという思いで真剣に細大漏らさず聞き取ることです。

2日目のライティングのポイントについては後日エントリーしようと思います。
posted by orataki at 22:07| Comment(2) | TrackBack(0) | スキルアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

6月度のIT.経営研究会

昨日はIT.経営研究会に顔出ししてきましたので記録しておきます。参加人数は15名。毎年、この時期は新しい方が入会されるので盛況になります。ルノアール満席状態で開催されました。

今月のアンケートは以下の通り

1)知的資産経営
2)iPhone4G
3)Google Closure Tools

【解説】

1)それぞれの会社の強み(知的資産)をしっかりと把握し、活用することで業績の向上や、会社の価値向上に結びつける経営のこと。
 企業が勝ち残っていくためには、差別化による競争優位の源泉を確保することが必要。差別化を図る手段は色々あるが、 特に大きなコストをかけなくても身の回りにある「知的資産(見えざる資産)」を活用することによって、他社との差別化を継続的に実現することができ、 ひいては経営の質や企業価値を高めることができる。

2)ひっかけ問題。iPhone4Gという製品はない。新発売されるのはiPhone4である。iPhone4G差し上げますという詐欺メールの話題。なのでこれはiPhoneの新機能の話ではなくてセキュリティの話である。詳しくは http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1006/08/news027.html

3)Googleの自社サービス製品であるGmail、Google Maps、Google Docsなどの開発に使用しているJavaScriptアプリ開発ツール群のこと。昨年11月に一般公開された。 "Closure"は一般的に、閉鎖や閉店といった意味で使われがここでは「終結」といった意味に遣われ、開発プロジェクトにおける最終ステップの仕上げ用ツールという位置づけ。すなわち“栓”という意味で中身があふれ出さないようにキッチリ閉めておくものといった意味合いがある。

つぎは「気になるIT記事」

1)iPadで新聞・雑誌が読める定額サービス「ビューン」の狙いと課題

→31種類の新聞雑誌が500円未満とはスゴイ。ただ、中身がフルスペックかどうかはわからない。

2)ダイヤモンド社Keiの電子版

→広報誌がタダで電子版が200円というカラクリは?今のところ謎。

3)ePubフォーマットにも対応した電子書籍エディタ「Sigil」

→そのうち、われわれも自分自身で電子書籍を販売できるようになるかもしれない。

4)クラウドコンピューティング時代のデータセンター活性化策に関する検討会

→データセンターのコスト構造は興味深かった。

5)リーダーの意識調査から見るITとビジネスのギャップ

→確執とまではいかないけれどビジネスリーダーとITリーダーの意識の差は以外に大きいようにも思われる。

6)ソニー、Intelと「リビングルームにWEB」を目指すGoogle

→テレビとパソコンの融合は言われて久しいが現実味が出てきたようだ。女性やお年寄りを取り込むことができるか。

7)Salesforce CRM基盤上で顧客データを統合・活用ソリューションを提供開始

→クラウドはますます進化していきそう。

8)次世代アプリ開発者向けマネタイス支援プラットフォームFuture of Apps

→どんなプラットフォームでも応募できるのがオープンでGood。

9)リファレンスデータとマスタデータ管理

→今度はDAMA-DMBOKですか。BOKがドンドン増殖している。

10)イロモノネタ7連発

政権が変わっても新内閣になってもイロモノ大臣は再任!ということで今回も健在ぶりをアピール。では行きます。

・自動起動を無効にしても防げないUSB攻撃、ほとんどのOSが該当
→結局いたちごっこ。でもデバイスをキーボードとして認識させるのはノーベル賞ものです。

・悪人向け「ウイルス検索サービス」登場!対策ソフト回避が目的
→ボリュームライセンスがあるのは笑える。

・政治家のウェブ上の風評をクリーンにするサービスが登場
→東大中退の学生が始めたビジネス。化けるか?

・暴露ウイルスを使った架空請求「ロマンシング詐欺」摘発
→二度美味しいではなくて二度恥ずかしい、そんな詐欺。

・巨大な広告画面にポルノ映像。モスクワの道路が渋滞。
→人間の根源的欲求は国柄を問わない。

・Googleパックマンロゴの経済損失は1億2048万ドル。世界で481万時間を費やす。
→デパートの屋上でしか遊べないと思っていた・・・

・エプソン、カートリッジレスで環境負荷を抑えたインクジェットプリンタ「EC-01」
→もうエプソンのプリンタ買わないぞ。

posted by orataki at 07:12| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

ツイッターはビーチコーミングだ

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ビーチコーミングという遊びをご存知でしょうか。コーミングというのは髪の毛を梳くという意味で海辺に落ちている漂流物を拾い集める遊びです。私は海に近いところに住んでいることもあって散歩がてらビーチコーミングをしたりします。

流木や陶器の破片、珍しい貝殻など思いもかけないようなお宝に出会うこともあります。この出会いは意外と再現性がなく一期一会の感覚があります。広大な砂浜の中でたまたまそこを通りかかって、たまたま漂着したもの目にする。その出会いを楽しんでいるのかもしれません。

最近、流行のtwitterをやっていますがtwitterというのはビーチコーミングと同じだなと感じます。フォロア数が3桁に近づくにつれ、ひとりひとりをフォローするわけにはいかなくなります。たまたまtwitterを閲覧したときにたまたまtweetしたひとを見つけ、たまたま琴線に触れたtweetに返信する。そして一期一会の関係の初端がつくられます。

琴線に触れたつぶやきは本人にとっては単なるつぶやきにすぎないかもしれませんが自分にとってはお宝になることもあります。だからtwitterというのはある意味、お宝探しみたいなもの。今日はどの辺りを彷徨うことにしようかとワクワクする日々です。
posted by orataki at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

中国ビジネスのたいへんさ

今日は中国ビジネスセミナーに参加してまいりました。(別に中国でビジネスを始めるわけではありません)中国を研究するということは企業のSWOTを考える上ではずせない状況になってきています。脅威も機会も中国に眠っているのです。

中国全人代が目標として発表したGDP8%成長が達成されれば日本は中国に追い抜かれます。都市部や農村部の平均的な伸び率をみてもこれは確実です。もはや企業の成長は中国なくしては語れないといってよい状況になりつつあります。

中国現地法人のIT化投資について参考になる情報を得てきたので少し整理してみたいと思います。

1)経済成長のスピードにいろいろなものがついていけない。

人民元の切り上げが取りざたされていますが金利の上昇は物価の上昇に追いつけません。金利は日本ほど低くないのに追いつけません。つまりカネを寝かせるより消費したり投資したりしたほうが得だということ。

2)現地ITマネージャには注意

ITマネージャは人材も取引先も人脈で調達してくる。「任せて任せず」という塩梅がとても難しい。

3)ITドキュメントはないと思ったほうがいい

中国人はシステムを個人のノウハウだと思っているからドキュメント化して標準化するという発想がない。セキュリティ意識も低い。とくにシステム監視のような事前防止の概念は全くないといってよい。

4)やっかいなCCC制度

平たく言うとサーバーでも何でもかんでも政府にお伺いを出して承認を受けないと商売が出来ない。出来たとしても関税がとても高い。現地サービスは現地法人を通さないと認められない。

5)空調にも要注意

コンピュータシステムには空調は重要な環境条件になるが入居する建物にこのへんのきまりをよく確認しておく必要がある。時間になると空調はピタっと止まる。延長料金は部屋代より高くなることもある。

いろいろたいへんな中国進出。入る郷のしきたりは従うのにとてもつらそうです。









posted by orataki at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

i-Phone包囲網

ひさしぶりのブログ更新です。先日、アイフォンを購入いたしました。(オレユニさんより僅差で先に購入!)まだまだ、アップルカルチャーに慣れずに四苦八苦していますが、それはそれで一歩ずつ前進する楽しみになります。

今、話題はi-Padに奪われていますが、i-Phoneも別に廃れたわけでも過去のものでもありません。全体から見ればまだまだケータイが幅をきかせています。

そのような中、わがコンサルチームにもi-Phoneの波が押し寄せ、ケータイ派が少数になりました。まさにi-Phone包囲網が敷かれた感じ。コミュニケーションツールというのは双方が同じような仕様だと親和性がよいので流れができると加速します。

今日、コンサルメンバーが「i-Phone使う上で困ることある?」という質問をしてきました。この質問は購入のステータスが進んだことを意味しています。通常の質問は「i-Phone使うと何がいいことあるの?」でしょう。

つまり、「できること」を聞くのではなく「できないこと」を聞いているのです。これは購入する意思がかなり固まってきて最後の詰めをしていることを示しています。

こう考えるとビジネスの話の進め方もやりやすくなります。コンサルティングという商品はなかなか理解されにくいもので、最初は「コンサルティングを受けると何がいいことあるの?」という質問を受けたりします。

これが「コンサルティングを受けても実現しないことは何なの?」という質問を受けるようになればしめたものです。あと、ひと押しの作戦を考えることになります。注意しなければいけないことは自分から実現しないことを言って釘をさしてはいけないということです。
posted by orataki at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサル技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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