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2010年11月30日

Amazonの動きが興味深い

M&Aの記事を追っているとその企業の戦略が見えてくるものです。今年の初めにはJR東による 紀ノ國屋のM&Aがありました。これは少子高齢化をにらんで輸送事業以外の収益比率を高める狙いがあります。エキナカを核とする食品分野を強化したいということでしょう。つい最近ではAmazon.comによるQuidsiのM&Aが報じられていました。

Quidsi(ニュージャージー州)はベビー用品のEコマース会社です。なんと$5.4億で買収したということです。Quidsiは,次の2つのEコマース・サイトを運営しています。

・Diapers.com:オムツ,オモチャ,ベビーベッドなどのベビー用品販売
・Soap.com:家庭用品や衛生用品などの販売

商品からすると忙しくて買い物がしづらい若い女性を狙っているようです。これから、有力なネットコマース企業を買収し膨張していくことでしょう。また、M&AではありませんがAmazonはインターネット上にAmazon Studiosを開設し,映画ビジネスに参入しようとしています。

このインターネット上の映画スタジオでは著者が脚本をアップロードすると,世界中から読むこと・フィードバックをすることができます。また,この脚本をもとにプロデューサ/監督がテスト映画を作りアップロードができます。

Amazon Studiosは,毎月最優秀映画には$10万を,2本の最優秀脚本には$2万を賞金として与えます。そして,年間で最優秀映画には$100万,最優秀脚本には$10万を与えることになっています。そして,Amazon Studiosが価値があるものと認めた映画プロジェクトにはWarner Brothersとの優先的な交渉権が与えられます。

Amazonは書籍だけでなく、映画の世界までビジネスモデルを変えようとしています。Amazonがどの業界のどのような企業をM&Aするか、今後のビジネスを占ううえでも非常に興味があるところです。
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2010年11月29日

もっとランナー目線で


昨日は小江戸マラソンに参戦。ブログを書こうとしましたが疲れ果ててダウン。ということで今晩書いています。上の表は投票による小江戸マラソンの評価です。現時点の評点は67.5点。この評点が高いか低いかはマラソンに興味のない方はわかりづらいかもしれませんが、かなり低いです。診断士試験なら6割以上で合格ですがマラソンの60点台だと及第とは言い難い。

しかも、好天に恵まれたうえ、ロケーションの良さ、初回のご祝儀ということも考え合わせると厳しい結果となったようです。でもって下の表が私の評価です。合計67点と皆さんの平均点とほぼ同期しています。自己べストが出てもこの点数。要約していうなら机上で練られた現場無視の上から目線プランということになるでしょうか。

トイレをはじめ、いろいろな場所で行列ができているのは需要と供給のバランスがまったく解っていないから。企画メンバーに経験豊富なランナーが何人かいたならこのようなことにはならないと思います。ほかの大会をモニターしていれば当然できることができていません。初回ということがひとつのイクスキューズになっているのかもしれません。あと、事故について一切の責任は自分にある旨、署名させられました。こんなことは初めてです。すごくお役人的な臭いを感じました。一方、沿道の応援には温かい庶民的な匂いを感じました。

来年はもっとランナー目線で企画を検討していただくことを切に願います。





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2010年11月27日

JQA研修に参加して

本日はJQA研修に参加してまいりました。毎年、この研修に参加しますが、ここの講師陣の講義は非常にうまいです。講義の内容よりもしゃべりかたに注目してしまいます。特徴的なのは豊富な企業事例を挿入していることです。思い出しただけでも、日産・松下・東京DL・株式会社いろどり・AMAZON・アサヒビール・スーパーホテル・万協製薬などがあります。事例企業の引き出しが非常に多いのです。自分でも常に事例企業が念頭に浮かぶよう訓練せねばと思います。

さて、研修内容的には毎年同じようなもので、組織プロフィールの不十分な点を指摘し、どのような問いかけが気づきに結び付くかということをグループディスカッションします。ここでも着目点はベストな回答を作ることではなくてメンバーの意見をどうやって集約するかです。どれがより重要であるか。なぜそう考えるか。ということをメンバーに問いかけていかなければなりません。ここではセッションリーダーを進んで引き受けることにしました。

今回の気づきは以下の2つです。

(1)経営革新は経営者革新にほかならない。

経営者がリーダーシップをもって革新に臨まなければ下も共感しないし、ついてきません。もし、革新意識がないようだったらアセッサが気づきを与える質問をすることが必要になります。会議は「決める」というコンセプトではなく「変える」というコンセプトで進行させるくらいのほうがよいのでしょう。

(2)ブームは緩やかに去っている

2000年あたりからJQAはブームになってきたように思います。今日のメンバーの中にはかつての受賞企業の方もいらっしゃいました。話を聞くと、どうもムードが停滞しているようです。これは不況になり時間的余裕がなくなったこともあるでしょうが、輸入品であるJQAが日本的経営になじんでいないということも言えるのではないでしょうか。
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2010年11月23日

メモリアルをどのように残すか

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http://ai2you.com/imaging/products/dcmt3/index.html

エプソン「デジカメde!!ムービーシアター3」のモニターに参加しているので使用感などをサックリ書いてみようかと思います。

「デジカメde!!ムービーシアター3」という商品はいわゆるフォトムービーソフトでデジタルカメラで撮影したお気に入りの写真に好みの演出・BGMをつけてムービーを作成するソフトです。

利用シーンとしては旅行・結婚式・子供の成長・ペットとの暮らしなどいろいろ使えそうです。今までもフォトムービーのサービスはYahooなどのポータルサービスやWindowsの基本サービスとしてありましたが、テンプレートの豊富さ、操作の簡便性という面からするとシアター3(略語)のほうが優れているといえるでしょう。(有償ソフトだからあたりまえといえばあたりまえですが)

取り込める画像形式は
JPEG/BMP/TIFF/PNG/PCX/FLASHPIC/GIF/SGI/MACPAINT/TARGA/QuickTimeImage
可能な出力形式は
MPEG1/MPEG2/WMV/MPEG4/AVI/
とほぼどのような形式にも対応しています。

簡単編集とこだわり編集があり、初級者から上級者まで幅広く対応できているところが嬉しいです。私は簡単編集で十分。音楽も自分の所有しているものを使えるので一般公開しなければ個人的に楽しむことができます。自分としては家族・夫婦のメモリアル的なものに使うことが多くなりそうです。DVDにして気の置けない仲間に配布するということもできそうですね。
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2010年11月22日

”しろばんば”にこころのゆとりを感じる



飛び石連休を利用して伊豆湯ヶ島へ”いのちの洗濯”をしてまいりました。渓流のせせらぎ、あでやかな紅葉、こんこんと湧き出る温泉、文豪が愛した素朴な和室に身を置いてリフレッシュしようという算段です。

癒しの音楽を聴くとアルファ波が発生するといわれますが、この温泉行でアルファ波は出まくりでした。旧天城トンネルでは伊豆の踊り子まつりが催され、踊り子のモデルさんとツーショットを楽しみ、湯道という散策路を紅葉を楽しみながらウォークするなどして、まったり過ごしました。

今回の旅行は時間軸をはずし、無計画に思い立ったところを回るというもの。結局、湯ヶ島が輩出した文筆家である井上靖について探索をすることとなりました。宿泊先の白壁荘さんは井上靖が常宿としていたところ。ロビーや部屋には同人誌や文壇の書籍がたくさん置かれています。

いろいろな観光スポットを回るのではなく、一か所に腰を落ち着けて読書にふけるのも悪くありません。井上靖文学館(沼津)にも立ち寄りましたが、めずらしくDVD視聴などして長居してしまいました。精神が豊かになるのはこういうことではないのだろうかとしみじみ思いました。本屋に行けば時間活用術的な書籍があふれ、時間の浪費は悪というイメージがつきまといますが生産性を時間軸だけでとらえるのはいかがなものかと感じます。

湯道を散策中に”しろばんば”という虫を見かけました。宿の人に聞くと”雪虫”とも呼ばれ冬の訪れを知らせる虫だそうです。体長5ミリほどの白っぽいフワフワ舞う虫。何かの種か綿帽子のようなものが泳いでいます。気にしなければ気づかないであろうその存在を認められたことに心の豊かさを感じました。はずかしながら今まで井上靖の名作”しろばんば”が虫の名前からきているものだとは知りませんでした。
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2010年11月20日

コンテンツをつつみこむ



昨日はマーケティング研究会に顔出ししてまいりました。今回のテーマは「お客様を呼ぶ施設づくり」。講師はアトリエ春間の金子社長です。春間は「しゅんかん」と読むのだそうです。会社のコンセプトである「自然な動きをカタチにする会社」らしく”わざとらしい”創作はしていません。また、春間さんでは一度も営業をしたことがないそうです。これはデザイン力があるというだけでなく縁を大事にする、そして表面的な大きさにとらわれないという社長の方針からくるものなのでしょう。

金子社長は鎌倉文学館の展示空間のデザインも手掛けられ従来の3倍もの入館者を創出した実績があります。私も地元なので鎌倉文学館にはよくおじゃましますが、このようなデザイナーがバックで活躍しているとは知りませんでした。ちなみに12/17〜4/24までは「華やかな世界をつむぐ」
と題してシナリオ作家・劇作家の展示が開始されます。われわれはコンテンツを見るためにそこを訪れますが、コンテンツの見せ方にどのような工夫がされているかという視点で見ると新しい楽しみ方
が見えてきます。

金子社長はお客様を考えるとき時間・環境・状況の3つの軸で考えるといいます。開業医の内装を例えに話されていましたが30歳の医師と60歳の医師の依頼するデザインのコンセプトは違うのです。若い医師は照明など雰囲気を重視し照明器具は通常の2割増し、初老の医師のほうは後継者に引き継ぐことを意識するので長持ちする作りになり総費用が2割増しになるのだそうです。

コンサルテーションを行う上には以上のようなことは非常に参考になります。われわれは問題解決のスキルを磨きますが、その見せ方も重要でリピーターを作っていくにはこちらのスキルも磨く必要がありそうです。また、お客様の立場を時間軸で見るというのは欠かせない視点であると再認識しました。
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2010年11月07日

成田POPラン参戦記

narita.jpg今日は成田POPランで走ってまいりました。千葉県のマラソンは初めてです。エントリーしたのはハーフマラソン。もはや10kmでは物足りない。目標とするならハーフだろうということで最近はハーフ中心に走っています。

朝5時起きして早めの会場到着。成田駅近くのプレイテックスタジアムに集合です。スタジアムは緑の芝生に覆われすがすがしい感じ。気候も暑くなく寒くなくちょうどマラソン日和でした。トラックスタートなのがまた本物っぽくてよかったです。

コースは5キロほど住宅地を走り、広大な水田地帯を回って帰ってくるようになっています。住宅地ではお住まいの方々から熱い声援をいただきました。しかし、なかがわマラソンほどのアットホームさはなかったように思います。

ハーフの参加者は2400人ほどで、イモ洗いというほどではなく涼風とともにのびのびと走れました。圧巻は広大な水田です。水田を取り囲むようにみんなが走っていて”壮大な野辺の送り”とも”巨大な豊穣祭”ともとれるような光景でした。

今回はキチンとした走りをすることを意識して練習を積み重ねました。食事管理やエレルギー補給、はたまたテープやサポータ、ヘッドホンにいたるまでこまごまと不安点を解消していきました。その甲斐あって自己ベストの記録を更新することができました。

いまやスポーツも根性や気合だけで乗り切れるものではなくなりました。自分に合った戦略ときめ細かな戦術を駆使しないと良い結果がでてきません。謙虚に自分の欠点・不足点を見つめること、客観的なアドバイスに耳を傾けることが大切かなと感じています。

しかし、最後の3キロはきつかった。ほんとうの勝負はこのなかに凝縮されているのだと思います。次回は川越の小江戸マラソンに参戦します。最後の3キロを最後の1キロに圧縮しそのなかでまた勝負をかけていきたいと思います。

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2010年11月06日

立ってしゃべるということ



今日はJISTAのオープンフォーラムに参加させていただきました。私、ITストラテジストではないのですがoreyuniさんに誘われるままに雰囲気を確かめに行ってきました。基調講演2本とパネルディスカッション1本という構成。セコム会長のお話やIPA理事の方のお話も興味深かったのですが、一番おもしろかったのはパネルディスカッションでした。テーマは「失敗事例から学ぶITストラジストの役割」です。

失敗事例もユーザーの立場、コンサルの立場、ITベンダーの立場と多角的な視点で語られていたのでよく理解できました。というかIT業界で働いていればいやでも経験できることばかり。苦労している部分はみんな同じなんだなと頷きまくりでした。

(失敗事例1)ユーザー部門の百花繚乱のリクエスト
よくある話です。ユーザーにやるたいことを聞いてボトムアップ的に構築しようとしたら膨らむだけ膨らんで収拾がつかなくなります。トップダウンのプロジェクト体制をしいて目的を明確にすることから始めなければなりませんね。

(失敗事例2)スパゲティ状態から解放
旧システムを使い続けている、自社に開発部門があるところは、ほとんどといっていいくらいシステムがスパゲティ化しています。まず営業的視点で投資予算を確認しておく必要があります。要件定義は予算と連動させて造りこまなければなりません。

(失敗事例3)情報システムは部門マネージャの考えによって変わる
これは公的機関に多いようです。人事異動があれば前任者とのネゴは水泡に帰します。

(失敗事例4)複雑すぎるシステムは運用されない
顧客の要求に振り回されずシンプルイズベストの精神で作りこまなければならない。

ITストラテジストは上記のような失敗の轍を踏まないようユーザーとベンダーの溝を埋めるための役割が期待されています。最後に本日の気づきを書き記しておきます。

ユーザー代表・コンサル代表・SE代表がパネリストでしたが、コンサル代表の方だけが立って説明されていました。顧客に語りかけるような仕草、プレゼンテーション。さすがだなと思いました。

「コンサルタントは立って話しかけるようにプレゼンする」

明日から心がけようと思います。






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2010年11月04日

10年後でもよくわかる構想書

先月いっぱいをもってシステム再構築の構想フェーズは終了。構想書をコンサルチームで作り上げました。構想書枚数は総量で350枚。4ヶ月の成果物としては妥当なところかなと思っています。問題はボリュームよりも内容です。今回のコンサルチームのアウトプットポリシーは「10年後だれが見てもわかる構想書」でした。私たちはともすると独善的な表現をしてしまいがちです。

・ここは何で赤色になっているのか
・このプロセスの主体はだれなのか
・何でこの課題とその課題が関連があるのか
・似た用語があるが同じものなのか

などなど、自分なりの前提で記述するいうミスを犯しがちです。プロジェクトのメンバーはプロジェクトが終了すれば、またもとの部署にもどっていきます。そのときはよくわかっていた事情でも年月がたつとどうしてそのような結論に達したのかわからなくなるでしょう。

だれにでもわかりやすくページごとの流れがはっきりとわかるような記述をしなければならないと思います。将来、何か大きな変更があったとき、会社の方針が変わったときなどは、この構想書に立ち戻ることが必要です。そのとき首をひねるような成果物ではいけません。

不朽の名作とまではいかずとも将来に引き継げるようなものを作っていかなければならいと改めて感じる今日この頃です。
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2010年11月03日

ぼくらの就活戦記

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私たちが営業活動をしていて成約に至らなかった場合、失注の分析をやります。提案が的を得ていなかったから、金額が高かったから、企業に信用力がなかったから、等々理由はいくつかあると思います。その理由をつぶしていかないと次へ繋がりません。

就職活動においても内定をいくつもとれる人とまったくとれない人に分かれます。これも奥深いヒアリングを実施することにより成功の共通項を見つけることができます。本書では40人もの内定獲得者にヒアリングを行い、内定獲得の要因を分析しようと試みています。ここまで突っ込んだ本は今までになかったと思います。

就活は所詮、第一印象で決まるとも言われています。たしかに、そのような要素があることは否定できませんが、それがすべてであったら身も蓋もありません。第一印象を良くする人間的魅力とはどのようなものかはなかなか表にでてきません。その意味では共通のコンピテンシーがうまく抽出され参考にできるようになっています。

共通項をあげてみますと
1.第一志望に縛られないこと
2.OB訪問を戦略的に
3.面接では受け身にならないこと
4.自己分析をぬかりなく
5.理想の人生から理想の仕事を考える

ひとことでいうなら、準備良く、しなやかにというところでしょうか。ヒアリングの対象が多い割にどれも大企業ばかりの事例で鼻白んでしまいましたが、興味深く読むことができました。
posted by orataki at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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