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2009年02月12日

味の集合知

料理はひとつの個性だと思っています。誰一人として同じ味にはなりません。おふくろにはおふくろの味があるし、妻には妻の味があります。舌は正直で、だれが作ったものなのか、気合が入っているかどうかなど敏感に察知します。私は目隠ししていても妻の料理はわかると思います。

ところが最近、ちょっと味が違うのです。何やら他の家庭の匂いがするのです。味付けが少し変わったような、何というか外食しているような感じの味なんですね。妻に確認してみると、クックパッドのレシピで作っているとのこと。どうもクックパッドにハマって有料会員にもなっているみたいです。(月300円弱は高いのか安いのか)

クックパッドは月間利用者数100万人、登録レシピ数10万点の日本最大級の料理レシピサイトです。クックペディアと言っていいほど多くの人の叡智・経験知が詰まっています。道理で味が違うと思いました。ウィキペディアと同じく誰かが作ったものを土台にしながら肉づけし変化させていく。そこから新たな創造物ができる。そして新しい味に接する驚きを楽しむ。あるいはとっておきの秘伝の味を惜しげもなく公開し共有する。ある意味贅沢なことです。

ただ、集合知であるがゆえに玉石混交な部分もあるわけで無責任なレシピもまざっているといいます。まあ、そんなときは「たまには石を食べるのも悪くないな」と前向きに考えます。我が家の料理もヘレニズム文化のようにいろいろな文化と融合してゆくのでしょうか。少し楽しみです。
posted by orataki at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方・考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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