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2009年05月27日

断る力

中小企業診断士に登録してから先輩診断士の方々にいろいろな教えを受けましたが、その中に「来た仕事は断るな」という言葉がありました。執筆関係の仕事が多かったですが、極力引き受けるようにしていました。それが自己を向上させることであるし、自分をあてにしてくれた依頼者の期待に応えることになるからだと考えていました。

kotowaru.jpgしかし、逆説的に自分にぶれない軸があるとすれば「断ることもありかな」と最近考えるようになりました。そしてこの本でもっと肉付けされた考えを持つことができました。

勝間和代さんは今、旬の人のようですが今回始めて彼女の本を手に取りました。容姿端麗なのに怖い顔しているのでカミソリで指を切ってしまうような怖さもあり読書をためらっていたということもあります。(このような表情に徹するのはプロモーションなのかな)

しかし、読み薦めるうちにどんどんハマまって行きます。食わず嫌いというのはこういうことをいうのかもしれません。1日半で読みきってしまいました。昔、石原慎太郎の「NOと言える日本」という本がありましたが、日本人のメンタリティの中には、なかなかNOとい
えないところがあります。

断ることは太古の時代より和を尊ぶ国民には迂遠なものでしたし角が立たないように振舞ってきたと思います。現代で言えばKYにもつながるものです。お上や上司のお達しには深く考えないで「きまりだから」「ルールだから」ということで従う人が多数でしょう。

ただ、何でもかんでも気に食わなければ断ればよいというというわけではなく、自分の成長・組織の利益・社会への貢献に寄与しているということ、断れるに値する力量を普段から蓄積しているということ、さらには相手に納得してもらうだけの代替案を示せる、という前提が必要なんですね。

実力をつける→断る→実力をつけるための時間を確保する→実力をつける→断る

というサイクルを確立することが肝要と述べられていますがニワトリと卵の関係でもありますし、初期の断り方をうまくコントロールしないといけません。まず断るのか、まず実力をつけるのか、そのとっかかりが難しいです。断り上手への道はまだ先が長いです。
posted by orataki at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き方・考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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