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2009年08月16日

企業内診断士のニーズ

中小企業診断協会では新体制のもと、いくつかの本部委員会がスタートいたしました。そのひとつに企画・戦略委員会があります。ここでは新たな定款・機関、中長期ビジョン策定が行われることになりますが、この中で企業内診断士の声を反映させるというスタンスが取られたことは協会にとっても会員にとっても一歩前進だと考えております。やはり会員の半分以上は企業内診断士なのですからその意向を無視できないと思うのです。

今回、企業内診断士活性化懇話会を通じて企業内診断士のニーズについて意見募集がありましたので小生も思うところを述べてみました。以下コメントグループの意見を整理してみたいと思います。まず、一般的なニーズ、つまり資格の生かし方ですがおおむね以下のように分類できると思います。

1)早く独立したい
2)定年後、診断士として活躍したい
3)会社に所属しながら、兼業として診断士業務をやりたい
4)将来に備えて、診断実務の研鑽を積んでいきたい
5)経営管理部門への異動や経営者を目指したい
6)経営の知識を活かし昇進したい
7)転職に活かしたい
8)他の資格とのコラボレーションを考えていきたい

1)2)についてはプロコン塾や起業塾的なものがすでに存在しています。今後はその維持とレベルアップといったところが課題になるでしょう。欲を言えば国にかけあって教育訓練給付制度が適用できるようにするといいですね。

3)のニーズを阻むものは企業の兼業禁止規定でしょう。これは国や協会に働きかけるというより勤務先への働きかけということになりますから個人の交渉能力によるところが大きいと思います。診断士の資格維持のための診断を兼業としてケシカランとする企業は減少しているのではないかと思います。今後は有給休暇を使って行う場合は了解されるケースは増えてくるだろうと思います。この流れを加速させるものはなんと言っても認知度向上でしょう。

4)については日々陳腐化する知識・ノウハウについての補充支援ということになりましょう。協会が提供する研修はまだ十分ではないような気がします。企業内診断士はある分野では専門性が高い方が多いわけですから、これらの方々の活用をもっと検討されたらどうでしょう。

また、お金を払って実務従事することについて反対意見も結構多いのですが私は賛成派です。自分でクライアントを見つけられない、ノウハウを提供するよりも吸収するという状態の下ではお金を払うのは当然だと思うのです。また、人的ネットワークをつくり、然るべき業績を積上げておけば診断案件の獲得はさほど難しくはないと思います。

さらに、企業内診断士に限らないことですが年会費の低減と予約・入金のIT化促進についても要望を追加させていただきました。このほかにも企業内診断士としてこんなニーズがあるよ、と言う方がいらっしゃいましたらコメントお願いしたいです。

posted by orataki at 10:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 中小企業診断士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
企業内診断士はある意味では、業界の専門家ですから、企業内診断士による業界のセミナーをプロ診断士向けや業界の経営家者などターゲット実施するというような仕掛け(調査の場、広報など)つくる。
などはいかがでしょうか?
Posted by 神戸の at 2009年08月17日 07:10
** 神戸のさま
コメントありがとうございます。

>企業内診断士はある意味では、業界の専門家

おっしゃるとおりですね。ご提案の仕掛けや理論研修の講師などに幅広に門戸を開くよう提案してみます。貴重なご意見ありがとうございました。
Posted by orataki at 2009年08月17日 07:54
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