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2010年05月14日

日本経済大学に学ぶ

私の近隣の職場に後発の事業分野があります。後発ですから当たり前のことをやっていては勝てません。かなり苦戦しているようです。そのような事業を担当している方にとって参考になるような事例を見つけました。

渋谷に日本経済大学という大学があります。渋谷駅から徒歩5分。好立地とはいえ少子化で大学全入時代となった現在、有名大学がひしめく東京に大学を設立するというのは大きなチャレンジであります。

 実は、日本経済大学渋谷キャンパスは、約9割が中国からの留学生で占められています。日本人がたった12人。日本経済大学を運営するのは、福岡市に本拠を置き幼稚園から専門学校、大学までを全国で運営する都築学園グループ。

「全入時代」のあおりで大学へのハードルが低くなり専門学校の経営環境は大学以上に厳しくなっています。そこで都心の設備を活かして中国からの留学生をメインターゲットにしたわけです。今後の「中国の市場化」ということを考えれば、そこでのマネージャ育成という戦略に行き着きます。

学生を顧客にたとえるなら、今までは到底顧客にならないようなグループを真の顧客と定義し、違ったサービス(教科でなくて実務)を提供することでビジネスを成立させています。

ですから我々はサービスそのものより、サービスを受けた顧客がどのようになればよいのかを考えた上でサービスを組み立てなおすことが必要なのではないでしょうか。顧客定義はいかに重要な作業であることがわかると思います。
posted by orataki at 23:18| Comment(2) | TrackBack(0) | コンサル技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大学で学んだことを仕事で生かせている人は少ないと思いますが、こういう大学が増えることで、大学というものの意義が変わっていけばいいですね。


まさに、それまでの常識にとらわれない発想。綿密なマーケティングの結果でしょうか。勉強になりました。
Posted by katsud20 at 2010年05月17日 08:34
** katsud20 さん

コメントありがとうございます。大学の立ち位置を変えてきているところはだんだんと増えてきています。レジャーランドといわれた時代はもう過去のものになるかもしれませんね。
Posted by orataki at 2010年05月17日 21:53
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