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2010年12月03日

没後120年の証



何かに触発されて、別に今すぐにやらなきゃいけないわけではないんだけど、なぜか無性にやりたくなる。そういうことってありませんか? 先日、Lamb_laboさんのブログに触発されて、無性にゴッホ展を見てみたくなりました。別に絵が趣味とか、美術館めぐりが好きというわけではないのですが、なぜかゴッホの人間性に触れてみたくなりました。(巧妙な宣伝効果もあったかもしれません)

ゴッホは27歳から絵を描き始めたこと、わずか10年後の37歳で死亡したこと、生涯で売れた絵はたった1枚で名声は死後のものであることなどゴッホの人生の一片を垣間見ることができました。それまでは「ひまわり」の作者であることぐらいの知識しかありませんでした。

音声ガイドは必須です。絵を見ただけでその背景に潜むものや作者の心情を忖度することはできないからです。ゴッホも初期は基本となる素描を徹底的に行ったそうです。そして、いろいろな画家の影響を受け作風を進化させてきています。われわれコンサルタントも見習わなければと思う部分です。

さて、私が今回見た絵の中で印象に残ったのは以下の3つ
1.灰色のフェルト帽の自画像
2.アイリス
3.サン=レミの療養院の庭

自画像はスーラの影響を受けているかのような細かい線の集合体でうまく主張されています。トップページに掲載されているだけあって、私もこれが一番のお気に入りです。

最後に購入したのがこれ。心豊かにコーヒーでもすすりましょうか。
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posted by orataki at 20:45| Comment(2) | TrackBack(1) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!

ゴッホ展、見に行かれたのですね!

「療養院の庭」は私も印象に残っています。
部屋の窓から外の庭を見て、一体何を思っていたのだろう??と。

絵そのものではありませんが、弟テオへの手紙にも感じるものが多かったです。
Posted by lamb_labo at 2010年12月05日 20:55
** lamb_laboさん
コメントありがとうございます。そして私の琴線をふるわせていただきありがとうございます。テオは偉いですね。兄を信じ支援し続けた。いまどき、なかなかできんことです。
Posted by orataki at 2010年12月05日 21:19
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「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」
Excerpt: 「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」 学園祭後の休講日に、話題
Weblog: ラムラボ別館  annex lamb_labo
Tracked: 2010-12-05 20:47