今日は中小企業診断士二次試験合格発表日でした。まずは合格された受験生の方、おめでとうございます。ツイッター上では悲喜こもごものtweetが飛び交いました。惜敗をものともせずあらたな挑戦を誓う人、まさかの合格に感涙する人、また、受験生を応援する講師陣や先輩診断士たち。それぞれが、それぞれの立場で喜び合い、讃え合い、慰め合い、誓い合う、という大きなウネリを感じました。
今はネットで合格発表され、ツイッターでそれを即配信するので、あっという間に誰が落ちて誰が合格したかが知れ渡ります。私たちの合格発表のころから隔世の感があります。ドキドキしながら銀座の銀松ビルに足を運んだものです。合格したらカツ丼を食べようと思って、帰りはションボリ立ち食いソバという光景が何度かありました。
慰めてくれるのも元気づけてくれるのも妻だけ。ネットの向こう側にはフォローする人もされる人もいない時代でした。ネットでの合格発表は便利ですが、何か感動が半減するような気がします。実際に発表場所に足を運ぶことによって切ないまでの気持ちの高ぶりが出てくるのであってパソコンに向かっているだけではこうは行きません。
感動は大事です。今日の感動を10年後、20年後にどうつなぐか。これが合格された方々のこれからの課題となるのではないでしょうか。今、自分の中で13年前の感動は半減し新たな感動に飢えています。マラソンにハマっているのも、このせいなのかもしれません。