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2011年01月02日

一日一生


今年の目標に年間百冊読破してBlogUPすると決めたのでまず第一冊目をエントリーいたします。Lamb_laboさんから年末年始に読む本として紹介された本「一日一生」をさっそく読破。とても読みやすくて一晩で読むことができました。2,3ページで読みきりの法話形式になっているので細切れ時間に読むことができます。そういう意味では平素の仕事の合間でも十分読める本です。

行に入ると毎朝毎朝、草鞋をはいて出ていく。一日中、山を歩き回って帰ってくると草鞋はボロボロになる。翌日はまた新しい草鞋を履いていかないといけない。これを毎日繰り返していくうちに草履が自分のように見えてくる。今日の草鞋は今日でおしまい。明日は新しい草鞋で行に出る。つまり今日は今日のことしかない。

実社会では明日のため、将来のために今日を過ごすということはあるわけだけれど、これだと今日一日を生き切ることはできないかもしれない。今日しかできないことを見つめる。今日で一つの命が終わる。という思いで過ごせたら濃密な毎日が過ごせることと思う。Lamb_laboさんがマラソンにも通じるものがあるのではとおっしゃっていたけれど、何かわかるような気がする。

毎日トットコ、トットコ、コツコツと走る。自分にとってはひとつの修行。窓をあけ、空を見上げ、走ろうと思ったら走ればいい。トットコ、トットコ。日々走れる有難さ。健康な証拠。困難に挑む意欲がまだまだある証拠。トットコ、トットコ。

この本の中で一番気に入った部分は著者の酒井さんが師匠に禅的な宿題を出されたくだり。自分なりの答えを出しては師匠に合っているかどうか聞くのだけれど、師匠は答えをいつまでたっても教えてくれない。最後にひとこと。「もういいよ、そんなことはどうでもいいんだ。答えを出したらお前、それでおしまいにしちゃうだろう。永久に考えろ。」

答えを得ることではなく、考え続けることに意味がある、という部分にとても共感しました。

さて、自分なりに今日はトットコやってきました。湘南月例マラソンへの参加です。ハーフを走りました。近くが箱根駅伝のコースになっています。直接、応援はできなかったけれど、炬燵でミカン食べながら観戦しているだけではわからない「走るということ」を体感してきました。

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樽酒が振る舞われました。今日は400回記念だそうです。走った後のビールは美味しいですが、日本酒もなかなかイケます。酒は達成感を増幅させる働きがあるんでしょうね。
posted by orataki at 18:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

「一日一生」・・・簡単に読み進めることができますが
深い言葉がたくさん盛り込まれていると思います。
酒井さんは、「普通の日常の、同じようなことの繰り返しが
できることの幸せ」について説かれているのかもしれません。

湘南マラソン、寒そうですけれども気持ちよさそうですね。
Posted by lamb_labo at 2011年01月03日 22:57
** Lamb_laboさん
コメントありがとうございます。実は親戚に僧侶もおりまして、このような話には興味があるのです。今年も正月を一緒に祝いました。冗談をいうにしても何か含蓄があるなと感じ入っています。マラソンは最強の罰ゲームのように寒いと思いますががんばります。
Posted by orataki at 2011年01月04日 08:39
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「一日一生」
Excerpt: 「一日一生」天台宗大阿闍梨 酒井雄哉 朝日新聞出版新書【出版社のHPより】「一日
Weblog: ラムラボ別館  annex lamb_labo
Tracked: 2011-01-03 22:53
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