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2011年02月06日

旧友とIFRSを語る

昨日はIFRS関連のセミナーに出席してまいりました。今回はシステムがらみのお話。対応に着手している企業であればそろそろシステムへのインパクトの全体像がおぼろげながら見えてくる時期ではないでしょうか。構成は大学教授の前振りミニ講演とITベンダー2社によるシステム対応の考え方の講演でした。ベンダーは各30分ほどしか持ち時間がなかったので駆け足になってしまったのが残念でした。システムのからみは事前学習をよくしておかないと消化不良になってしまいます。

大学教授の話が一番興味深かったように思いました。売り上げ規模別に見たコストのかけ方ですがシステムにかける優先順位が大規模企業が2位、小規模企業が4位なのに対して中規模企業は8位となっています。中規模企業はなるべくシステムにお金をかけたくないと考えています。大規模企業は差別化要因として前向きにとらえているようです。小規模企業は親企業のお付き合いということで割合が高くなっていると思います。

対応の方針を既存システムの改修かパッケージ導入かという調査では予想に反して改修派が圧倒的に多いようです。改修部分では「連結」「財務会計」「固定資産」「開示」の順になっています。ベンダーとしてはパッケージをゴリゴリ売っていけばよいというものではないことがわかります。IFRSはムービング・ターゲットゆえに日常のウォッチングが大切です。適用項目がどう確定していくかを見極めながらシステム提案していくことが必要になるでしょう。

さて、セミナー終了後に高校時代の友人と飲むことになっていました。かれこれ20年ぶりくらいでしょうか。彼は大手企業の子会社で経理部門を担当していました。やはりIFRSの売り込みは多いそうです。しかし、システム屋ときちんと会話するのは会計方針が決まった後と割り切っているようで、私達の考えとは少し異なっていました。彼とIFRSの話で盛り上がるとは思っても見ませんでした。

見解は違っても会話は楽しいものです。ビジネスの話をしていてもビジネス臭がしません。それがいいのかもしれません。久しぶりにホッコリした気持ちになりました。
posted by orataki at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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