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2011年03月09日

キュレーションの時代(第13冊目)

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グーグルという存在が今ほど大きくなかった時代に佐々木氏のグーグル本を読んでその先見性、本質を見通すチカラに感銘を受けました。今回も同様です。単なるSNSを論じているだけではありません。人間の関係性に踏み込んだ洞察は素晴らしいものがあります。

コンテンツとコンテキストの関係性から話は始まります。キュレーションという言葉も難しいのに、のっけから大変だなぁと思いつつ読んでいくと難しいはずなのにグイグイと引っ張り込まれます。きっと自分でもブログ・ツイッター、フェイスブックをやっているからなのでしょう。親和性の高い本でした。

コンテンツとコンテキストをわかりやすい例で言うと才能のあるアーティストと、そのアーティストを世に認知させる人の関係といえるでしょう。才能だけあっても名声を博することはできません。そこにはコンテキスト的な何かが存在しなければなりません。今、このコンテキストが求められています。

そしてもうひとつの新しい概念、ビオトーブ。小さな群落。インターネットがその粒度をさらに狭めます。ビオトープへ情報を届けるためのパスは従来の大量一括型の流通路ではダメになってきています。ツイッターやフェイスブックにはその伝達を確実なものにする視座を提供してくれる人たちがいます。

あらたなパラダイムが見えてきました。私達は新たな「関係性」に踏み出す時代の入り口にきているのだと感じました。

posted by orataki at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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