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2011年03月22日

八日目の蝉(第15冊目)

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蝉は何年も土の中にいて地上に出てわずか七日間で死ぬという。でも、もし、七日間で死ぬとわかっている蝉が死ななかったら・・・・もし八日目まで生きていたせみがいたとしたら、果たしてその蝉はシアワセだろうか。

このような問いが本のタイトルとなっている。そして社会的な背景も色濃く物語りに影を落としている。不倫・中絶・誘拐・失踪・カルト、そして輪廻。

愛人の子供を誘拐して女性だけのカルト集団に入会する。(当時、オウムなどこのような集団は社会的な話題に上っていた。)やがて、集団からも逃避し、小豆島へ。さらにそこからも逃れようとしたところを逮捕される。

親元に帰された子が大学生になったところから物語りは再開されるのだが、やはりその子も同じような道に迷い込む。人間の因果を感じる。

ひさしぶりに小説らしい小説を読んだがストーリー展開とは別なところで瀬戸内海ののどかな風景が脳裏に焼きついて妙にそそられた。

4/29には映画も封切られる。瀬戸内海のきれいな映像が見れないものかと少し心がキュンとする。

posted by orataki at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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