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2011年03月03日

本を出します

会社のコンサル部門中心に出版企画が進行してきます。今日は口述執筆に協力してきました。個人で取り組むのとは違ってシコシコ記述する必要はありません。専門のライターが3人も来てヒアリング。勝手にしゃべったことをライティングして校正して仕上げてくれます。全部お任せ。

今までベソをかきながら執筆してきた本が3冊。いつも納期まであまり時間がなくタイトな執筆活動を経験してきたものにとってすごくラクに感じました。タイトルは「わが社の場合(仮称)」です。対象読者は経営者や経営幹部。コンセプトは東京から大阪まで出張する経営者が読み切れる分量と読みやすさ、そして共感できるタイムリーな経営課題を取り扱っています。

章立てはこんな感じです

第1章 継続して利益を上げる会社にする方法を知る
第2章 やれば必ず効果が出る!業務を徹底的に効率化する方法を知る
第3章 自社の製品・サービスの競争力を強化する
第4章 人的パワーで会社を増力化して、荒波に立ち向かう
第5章 備えあれば憂いなし。災害に備え、事業を継続する
第6章 戦略的IT投資を行い、成長する企業になる

私の担当は第4章。企業を取り巻く環境は変化しているのに中にいる社員は追随できていません。結果の出せる社員、出せない社員、どうやったら組織のケイパビリティを上げることができるのか。そこにITをどう活用するのかを論じています。発売が楽しみです。






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2011年02月20日

中小企業診断士のパーソナルブランディング

昨日は中小企業診断協会中央支会ビジネス創造部主催のセミナーに顔出ししてまいりました。テーマは「中小企業診断士のパーソナルブランディング」です。

中小企業診断士は昔から営業が下手といわれています。(もちろん上手な方も多々いらっしゃいますが)独立したら認知度を上げ、刺さるスキルを持ち合わせていなくてはなりません。ではどうやって?

ソーシャルメディアが普及してきた現在においては打つ手はいくつでもあるはず。今回はブログ・ツイッターなどソーシャルメディアを利用した認知度アップのコツや留意点をお話いただきました。

ブログやツイッターはキャラを立たせること、FaceBookはキャラを同化させることと言われます。

・アイコンを変えない
・イメージを統一化する

といった基本的なことはもとより露出を多くして刷り込み効果を狙うことが有効だと再認識しました。講師の方と名刺交換したとき似顔絵名刺を評価いただきました。また、いくつかの改善点もご指摘いただきました。名刺交換のときはフルネームで自己紹介する。これはあすからでも実行できそうな自己アピールですね。
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2011年02月17日

学びのチャンスがたくさん転がっている

今日は名古屋に出張してファシリテーション研修を実施してまいりました。研修受講生は取引先の営業や情報システム部門の方々。忙しいなか、わざわざお越しいただいているので満足して帰っていただかなくてはなりません。その分、緊張指数もあがっていました。今日のネタはその研修内容ではありません。

その研修に付き添われた事務局の女性についてです。オープニングのあと、彼女は筆記用具や演習用紙の配布など、いろいろお手伝いいただいたのですが、彼女はグループ演習中もホワイトボードに書かれたチャートや重要ポイントなどをメモしているのです。

「ファシリテーションに興味があるの?」と聞いてみると彼女いわく、ファシリテーションのみならず全ての研修に興味があるといいます。研修の事務局を兼任担当している関係で彼女はいろいろな研修の世話をしています。世の中の研修事務局の人というのは教室の後ろのほうで手持ち無沙汰でぼーっとしているか別の仕事をしているのが相場です。

しかし、研修に立ち会えるというのはすごくメリットのあることなのです。彼女はそのことがわかっている。少しでも自己の成長に役立てようとメモをとっている。いや、メモをとっているだけではありません。わからないことは私に聞いてきます。その貪欲さは受講生以上です。彼女を見て学びのチャンスを活かすというマインドを持ち続けなくては、と再認識させられました。私達の周りには学びのチャンスがたくさん転がっている。でも、皆、もったいないほどそれに気づかない。

「視点を変えよ」

今日、受講生に伝えた言葉はそのまま自分に返ってきたような気がしました。
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2011年01月27日

アイスブレイクしすぎた研修

今日は終日、ファシリテーション講師を務めさせていただきました。昨日から2日間コースです。今回、講師を務めるにあたり目標を立てることにしました。それは「研修中、居眠りさせないこと」。初日の午前中が座学でこれが結構あぶない。なにしろ、前夜がサッカーの日韓戦。みんな睡眠不足で臨んでいると思われます。

かなり、強烈な双方向コミュニケーションとアイスブレイクで乗り切りました。まず「うそつき自己紹介」続いて「ローソク問題」、「だまし絵」、「一筆書き問題」とちょっと過剰気味になってしまいました。とにかく興味を持ってやってもらう、楽しみながらやってもらう、出張してきてまで受講した価値があるように思わせるというコンセプトにしました。

自分が受講者になっているときは講師のこのような気づかいも、あまり感じることなく受講しているものですが「水面下の水かき」というのはものすごいエナルギーが必要なんだなと感じました。最後にちょっと張りのある「ありがとうございました」という挨拶をもらっただけでとても嬉しかったです。あとはアンケート結果が少し心配。どんなフリーコメントが入っているか。自己成長の糧に活用しようと思います。
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2011年01月21日

POP体には気をつけよう

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ご存じのとおりフォントにはゴシック体や明朝体のほか、いろいろなフォントがあります。この中でPOP体は要注意だと思っています。先日、社内の報告会の中でフォントをPOP体で作成して発表している営業の幹部の方がいらっしゃいました。POP体というのは感覚として「楽しい」「おどけた」「気楽な」といったイメージがあります。飲み会の案内や社内イベントの案内などに利用するのは問題ないと思いますが、ビジネス用には不向きです。ただ単にインパクトがあるからといって利用するのは危険だと思います。

例えば上の画像のような提案書を受け取った場合の印象はどうでしょうか。「ふざけている」「軽く見ている」という印象を与えるのではないでしょうか。これは社内であろうと社外であろうと同じこと。ビジネスの場面ではふさわしくありません。本人にしてみれば力作なのかもしれませんが相手の目線でみるとどうかということを考えたほうがよいでしょう。書体ひとつで印象を悪くするのは損なことです。

同じように名刺の扱いにも注意が払ったほうがよいと思います。私は個人名刺として似顔絵名刺を持っていますが差し出す相手を間違えるととても印象を悪くしてしまいます。このことは熱血さんのブログでも書かれているのでご参照ください。私もシンプルな無地名刺を作成しました。TPOで使い分けようと思っています。

よく「相手の立場になって」と言いますが、ほんとうに視点を変えて見ている人はどれくらいいるのでしょうか。意識しないと自分中心になってしまうので気をつけたいと思います。Tweetの場合も気をつけたいです。クライアントがそのようなtweetをする人に仕事を依頼する気になるかという視点で。

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2011年01月03日

変化する紅白歌合戦

私がものごころついたときより我が家では大晦日の日には紅白歌合戦を見て年越しをしていました。これは今でも変わっていません。レジャーが多様化しようが価値観が多様化しようがしかるべき者が一緒に過ごすときは過ごすという方針でやってきました。多分、今後も変わらないと思います。さて、2010年の紅白歌合戦を見ながらツラツラ考えたことなどを書いていこうかと思います。

紅白歌合戦は昭和の頃は視聴率80%を超す国民的番組でありオバケ番組でした。平成に入って徐々に視聴率を落としていきますが大きな翳りが出たのは1984年です。前年比5ポイントも下がりました。これは民放の果敢な紅白崩しの作戦が奏功したわけですが、それがはずみとなって現在では40%前後に低迷している状況です。

数年前より苦悩するNHKの番組作りが感じられるようになりました。今回、印象に残ったこと(NHKの思惑)は以下の通りです。

1.演歌比率を下げてきている。

いつまでも顧客は同じではありません。演歌支持世代の縮小により当然の成り行きかと思います。美川憲一や吉幾三などが消えていくのも当然かと思います。また、嵐を司会に来ようするなど若手抜擢も視野に入れてきています。

2.メドレーが多い

今回メドレーは8人。過去最多だそうです。メドレーが多い背景には、一曲をじっくり最後まで聞いてもらえるほどのものが最近の曲が少ないということがあるのではないでしょうか。曲をつなぐことにより聞き手の満足度低下を防いでいるように見えました。

3.ステージのバックスクリーンを活用

バックスクリーンに何度か映像が映し出されていました。歌手の粒の小ささはビデオでカバーするという見方もできます。結構、歌手よりスクリーンのほうに注意が行っていたようにも見えました。

4.審査が双方向

これは今年に始まったことではないようですが、観客参加型のイベントを作ることは非常に大切なことです。ソーシャルメディアがさらに発展して、TVにtwitterの書き込み機能が使えるようになると素晴らしい。TVがニコ動になる日はそう遠くはないと思います。

古きものを捨て、新しきものを取り入れていこうとするNHKの「チェンジマインド」を感じた年末でした。
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2010年12月26日

ファシリテーション研修講師をやります

来年1月に社内向けの研修講師を引き受けることになりました。テーマは「ファシリテーション」。別に私がファシリテーションの特別なスキルを持っているわけではありません。「お題」を与えられたら、とにかくやる。これしかありません。独立してようと企業内にいようとこのコンサルマインドは変わりません。与えられた時間でなんとか形にする。しかも良い評価をもらうように頑張る。

ということでボチボチ、ファシリテーションに関する研修資料を作りつつあります。もともと資料のベースは社内にあるのですが自分なりにカスタマイズしようと思います。人の作ったコンテンツで説明すると論理矛盾を起こす可能性も出てきます。正月はフルマラソンのために飲み食いは控えようと思っています。その分、研修準備にあてる時間も捻出できるわけで一挙両得です。

さて、ファシリテーション研修といっても会社はファシリテーターを育成したいわけではありません。ファシリテーションというのは「促進させる」という意味ですが、単に会議を促進させるだけではダメでファシリテーション技法をベースとしつつセッションをリードする人を育成することが目的となります。ではセッション・リーダーとはどういう人なのでしょうか。

セッションとは、メンバーが、目的・目標達成に向けた効果的・効率的な討議を行い、創造的な解決策を生み出し、合意形成を行ない、実行計画の当事者意識を確立する場であり手法です。セッションが目指すことは「事実に即した論理的で創造的な問題解決」であり「組織の目的・目標と個人の目的・目標を一致させる」ことです。しかるにセッションリーダーとは企業やプロジェクトの状況に応じたセッションを計画し、その目的を達成すべくセッションを運営する人ということになります。

ファシリテーターはシナリオを持たなくてもよいですがセッションリーダーはシナリオを持たなくてはなりません。もう少し平たく言うと会議の論点をあらかじめ想定し落とし所を用意しておくことが必要だということ。仕事で言うならお客様とのセッションを通じて自社の売りたいソリューションに誘導すること、ということになります。こうなるとファシリテーターとしての中立性は無く、やり手の営業マンのようなふるまいに近くなります。

今回は演習問題を通じて会議のリードを体験してもらうわけですが指導するほうもかなりのシナリオを用意しておかなければなりません。研修のシナリオが不十分なのに「セッションリーダーはシナリオが必要です」とは言えないですから。
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2010年12月21日

プレゼンテーションZENデザイン

zen.jpgプレゼンテーションZENデザインを読了しました。最近、プレゼン資料が単なる説明資料になり、おまけに色遣いに嫌悪を感じデザインを見直そうとしていたところだったので興味深く読み進めることができました。ZENデザインはガーレイノルズの前作ZENの後続出版でデザインに重点をおいた構成になっています。

デザインの技法を教えるだけでなく、その心得を端的に表現してくれているところがミソです。いくつか気にいった心得をメモしておきましょう。
・表現力を増すために必要なのは引き算である
・そのスライドを削除することは可能か。削除できなければ間引く要素はみつけよう。
・ヒントはいたるところに転がっている。

またデザイナー思考の14カ条も非常に有益です。
1.制約を受け入れる
2.抑制を心がける
3.限度をわきまえる
4.初心者の心でとりくむ
5.エゴを抑える
6.デザインがもたらす体験を重視する
7.優れたストーリーテラーになる
8.デコレーションでなくコミュニケーションについて考える
9.ツールでなくアイデアにこだわる
10.意図を明確にする
11.身の回りにある教訓から学ぶ
12.できるだけシンプルに行く
13.余白を生かす
14.あらゆる法則を学び、いつ、なぜ、その法則を破るべきかを知る

この本を読めば、かなりのレベルのデザインを描くことができます。しかしプレゼンはデザインだけでは駄目だということは皆わかっているはずです。極限までそぎ落とされたスライドを補って余りあるトークができなければ何も伝わりません。私たちが次に学ぶべきは「プレゼンテーションTALK」なのかもしれません。






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2010年11月27日

JQA研修に参加して

本日はJQA研修に参加してまいりました。毎年、この研修に参加しますが、ここの講師陣の講義は非常にうまいです。講義の内容よりもしゃべりかたに注目してしまいます。特徴的なのは豊富な企業事例を挿入していることです。思い出しただけでも、日産・松下・東京DL・株式会社いろどり・AMAZON・アサヒビール・スーパーホテル・万協製薬などがあります。事例企業の引き出しが非常に多いのです。自分でも常に事例企業が念頭に浮かぶよう訓練せねばと思います。

さて、研修内容的には毎年同じようなもので、組織プロフィールの不十分な点を指摘し、どのような問いかけが気づきに結び付くかということをグループディスカッションします。ここでも着目点はベストな回答を作ることではなくてメンバーの意見をどうやって集約するかです。どれがより重要であるか。なぜそう考えるか。ということをメンバーに問いかけていかなければなりません。ここではセッションリーダーを進んで引き受けることにしました。

今回の気づきは以下の2つです。

(1)経営革新は経営者革新にほかならない。

経営者がリーダーシップをもって革新に臨まなければ下も共感しないし、ついてきません。もし、革新意識がないようだったらアセッサが気づきを与える質問をすることが必要になります。会議は「決める」というコンセプトではなく「変える」というコンセプトで進行させるくらいのほうがよいのでしょう。

(2)ブームは緩やかに去っている

2000年あたりからJQAはブームになってきたように思います。今日のメンバーの中にはかつての受賞企業の方もいらっしゃいました。話を聞くと、どうもムードが停滞しているようです。これは不況になり時間的余裕がなくなったこともあるでしょうが、輸入品であるJQAが日本的経営になじんでいないということも言えるのではないでしょうか。
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2010年06月21日

二日目はライティング教室

昨日に引き続き2日目は”ライティング”研修。1日目にインタビューした内容を書き起こす作業をしました。原稿用紙約3枚を2時間で仕上げます。これがまたけっこうシンドイ作業です。

レコーダーなしにひたすらインタビューしたので情報は断片的。(というか断片的になるような聞き方をしたのがまずかったんですけどね)当然、誌面の制約はあるわけなのでその範囲に収まるようボリューム調整しなければなりません。

起承転結をどのように展開させるか。どの部分をそぎ落とすせばいいのか悩みます。インタビュー原稿の書き方のコツは起承転結の型を踏むことは大切ですがもっと大切なことがあります。

・平易な文章で書くこと(わかっていても直らない)
・話のツボを明確にする(要するに何が一番言いたいの?)
・具体的なエピソードを生かす(目に浮かぶように)
・3度書き直す気持ちで(一晩寝かせると気づきがある)

ということ。

文章が書きあがった時点で講師に赤ペンを入れてもらいます。そのあと皆に発表。これがなかなか恥ずかしい。いつもブログを書いているわりにはリアルな場ではなぜか恥ずかしいのです。きっとどこか自信がないのだと思います。

「人に読まれることを意識しなければ文章はうまくならない」といいます。そういう意味ではブログはとてもいい表現の場であると思います。思っていても発信しなければ伝わらないし、それを意識しながら文字に託さなければ文章力は上がりません。

最近ツイッターに傾斜しているので少しブログに戻さなければいけないと自戒しています。(このままでは2行以上のしっかりした文章が書けなくなる恐れもあります)

2日目のまとめです。

1.美しい文章よりも誤解のない文章を書くことを心がける
2.ひたすらツボを探す。見つけたら深く掘る
3.ツボ以外このとはスッパリ捨てる覚悟を
4.人に読まれることを常に意識する

最後にオススメの辞典を紹介します。
・角川書店「角川必携国語辞典」関連語句の違いがよくわかります。
 「記述」「記載」「記録」の違いをはっきり言えますか?
 
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2010年06月20日

初心にかえって文章教室に参加しました

プロコンともなればベースの知識のほかに”聞く”、”書く”、”話す”というスキルが必要になってきます。これが3拍子揃ったコンサルタントというのは多くありません。自分ではできていると思っても第三者から見ると平均点に届いていないということも多いのではないかと思います。

まず、自分のスキルを客観的にアセスしてみよう、そして平均点以上になるよう行動を変えてみようと思い、昨日今日の2日間、文章教室に参加いたしました。講師はフリライターの馬場千枝さん。やはりその道のプロに教えていただいたほうが身につきます。1日目は”聞く”つまりインタビューのやり方を学びました。2日目はインタビューの内容を踏まえ”書き起こし”を行いました。

インタビューというものを軽く考えていましたが演習するうちにその難しさが分かってきました。難しさとは質問を深掘りする場所がどこかかぎ分ける嗅覚のようなものを鍛えなければいけないということです。”つかみ”はどこなのか。”本筋”はどこなのか。”鉱脈”はどこに眠っているのか。ということを質問しながら嗅ぎ分けなければなりません。インタビューする人が聞きたいこととインタビューされる人が語りたいことは同じとは限りません。

演習ではインタビューされる人が1分間自己紹介を行い、残りの人が質問をしていきます。インタビューされる人はどの質問に一番答えたいかを選び回答します。”良い質問”というのは一番答えたい質問です。短い自己紹介時間の中から、その人の思いを汲み取る訓練をしました。自分としては結構あたっていたように思います。

本筋を見つけたら、次はどう深く掘っていくかです。相手の回答のなかで自分が「なぜだろう?」「どうしてそんなことをするのか?」といった疑問が沸いてきたらドンドン質問して広げていきます。この疑問に思うマインドがないとインタビューは面白みがなく深みのないものになってしまいます。

人は”失敗談”と”成功談”のどちらを聞きたがるでしょうか。失敗談8割、成功談2割と思っていればよいでしょう。失敗談のほうが面白いし聞きやすいのです。こんなことも念頭にいれながらヒアリングを進めれば品質が上がってくると思います。

1日目のまとめは「インタビューは一期一会である」ということ。もう会えないかもしれないという思いで真剣に細大漏らさず聞き取ることです。

2日目のライティングのポイントについては後日エントリーしようと思います。
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2010年04月12日

中小企業もIFRSと無関係でない

昨日はITC研修に参加してまいりました。お題は「IFRSの概要と中小企業ビジネスプロセス変革へのインパクト」です。

テーマとしてはタイムリーであり、中小企業も無縁ではないという視点に興味を持ちました。中小企業も対象になりうるということでビジネスの幅は広がります。

IFRSに関しては日本は独自の発言力を持たないままアメリカ追従型のスタンスを取っているようですが、これからはコンバージョンという仕組みの中で独自のスタイルが出てくるのではないでしょうか。

最終的には2015年に適用されますが準備期間を考慮するとここ2−3年が勝負どころ。私たちコンサルのフィールドは情報システムへのインパクトをどのように認識してもらい、どのように導入につなげるか。その企業にあった姿は何かを指し示すこと。

まだ手探り状態が続く中、非常に有意義な研修でした。
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2010年04月01日

コンサル名物「かわいがり」

以前、コンサル名物「かわいがり」の記事を書きましたが今日も「かわいがり」がありました。今回血祭りにあげられたのは私ではなく昨年配属された新人君。新人君といっても私とそう年齢差はないオッサンです。

「このチャートのメッセージは何なのか?」
「全体の課題と部分の課題がまざっている!」
「これじゃぁ、手段が目的になっている!」
「項目の粒が揃っていない!」
「ストーリーがグジャグジャだ」
「これで顧客は価値を感じてくれるのか??」
「これでバイされるのか??」
etc

いやあ、かわいそうなくらいサンドバック状態。そう言いつつ、私もかなりツッコんでいたなぁ。提案書の表紙からツッコミが入るとは彼も思っていなかったようです。デフォルトで挿入されているCOPYRIGHT表記に対し「お客様にコピー禁止を迫るつもりか?」といった議論も沸き起こりました。

彼は今にも泣き出しそうなくらい紅潮していました。そして2時間ほどでやっと開放されました。このような儀式を通してスキルとへこたれない精神力が鍛えられていくのでしょう。「次は自分かもしれない」という恐怖じみた緊張感がスキル向上に役立つのだと思います。
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2010年03月08日

ブルーオーシャンは見つけるものではなく創るもの

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「日本のブルー・オーシャン戦略―10年続く優位性を築く」を読了いたしました。経営関係の本でこれほどスイスイ読めて、これほどビシバシ頭の中に入ってくる本はありません。その理由は理論がわかりやすく体系化されていることと体系を理解するための事例が豊富なことだと思います。

原典のブルーオーシャン戦略は事例としての日本企業が少なく戦略の概要をつかむのには役立ったのですがどのようにすれば、その理論が実践・導入できるかというところまでは言及されていなかったように思います。

本書では事例企業として、任天堂/SONY/アップル/カーブス/QBハウス/明光義塾/NTTdocomo/ネスレ/ユニクロ/NOVA/セコム/シマノ/バンドゥーシュ/フォード/HIS/日本ハムファイターズなど数多くの企業を取り上げています。

今、ブルーオーシャンで潤っている企業も結果としてブルーオーシャンを見つけた企業が多く、理論的に再現できる、つまり二匹目のドジョウを理論的に見つけられる企業は少ないといいます。これから理論がブラッシュアップされていくにつれ意図してブルーオーシャンをつくり出していく企業が増えてくるでしょう。

そんな未来を彷彿とさせる好著です。★★★★★
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2010年02月24日

BOSS2の眼力

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"apple to apple"という言葉があります。私はこの言葉に出会ったのはコンサル部門に来てからのこと。意味的には前提や条件や範囲が同じで比較できる状態のことをいいます。これとは逆に前提や条件や範囲が異なっていて比較できないことを"apple to orange"といいます。

なぜ、bananaやgrapeでなくてappleやorangeなのでしょうか。その謂れは知る由もありませんが、想像をたくましく考えるなら、議論の場にフルーツの盛り合わせが置いてあり、「前提が違うから比較できない」と主張する人がわかりやすく説明するため近くあったオレンジ色のリンゴと赤いオレンジを手に取ったのでしょう。似て非なるものであると。

実は提案書を作成するとき、この"apple to orange"で展開してしまうというミスをしてしまいました。(詳しくは省略します)しかしながら、かなり複雑な展開をしていたので数ヶ月の間、お客様はもとより多くのレビュアは全く気がつきませんでした。(私も含めて)

ところがあるときBOSS2にその資料を見せた瞬間、「これは"apple to apple"ではないね」と見抜かれてしまいました。「これは何かおかしい」と気づくことは大切なこと。診断士であれば、財務諸表をサラリと見て何か額面どおりに受け取れないものを敏感に感じ取るようなこと。

さすがBOSS2の眼力はスゴイ。まだまだ修行が足りません。せめてBOSS2の足元くらいには及ぶように頑張りたいと思います。
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2010年02月22日

業界知識を深める

ITコンサルティングをやっていると多種多様な業種業態にぶちあたります。コンサルタントも全ての業種を知っているわけではありません。というか、ひとつかふたつ詳しい業種以外は未知なる世界のはず。本物のコンサルタントはお客様との知識差を猛烈なスピードで埋めていくといわれますが、私などはそこまではなかなか到達できそうにありません。

少しでもそのギャップを埋めるとするなら、その業界で働く人のナマの声を聞くのが一番だと思います。そのようなこともあって最近は知識の引き出しを増やすために業界を語る研究会に顔出しするようにしています。

先日は生保業界と歯科医業界について学びました。真剣に聞いていると脳が刺激されその業界に興味がわいてきます。その業界で課題を抱えている企業をコンサルティングしたくなってきます。

外部環境分析をすると必ず出てくるキーワードが「少子高齢化」です。この外部要因はいろいろな業界に「脅威」として影響を与えています。生保業界でいうならば少子化で契約件数全体が縮小してきています。さらに追い討ちをかけているのが「晩婚化」、もとい「非婚化」です。なんと男性の10人にひとりは生涯結婚しないという状況だそうです。

生命保険は大部分が配偶者のリスク低減に寄与しているわけですから非婚化は業界にとってゆゆしきことです。ビール業界同様に世界に目を向けていかないと明日はない状況なのです。新しいターゲットは人口が期待できるインドを中心とする東南アジアですが、彼らには生命保険という概念がない。前途は多難なようです。

このほかにも保険の種類やしくみを教えていただきましたが、われわれが知りえない裏側の状況を知っておくことは表面に現れている問題を解決するキーにもなります。ファシリテーションや問題解決技法、フレームワークの習得も必要ですが「業界知識を深める」というサイドワークをおろそかにしないように心がけたいものです。
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2010年02月13日

2月度のIT.経営研究会

今日はIT.経営研究会に顔出ししてきました。受験生を加え20名弱の参加があり、にぎやかな会合になりました。

恒例のアンケートは1敗2分け。では参ります。

1)IRM

Information Rights Managementの略で、Microsoft Office 2003から搭載された機能のこと。ドキュメントに有効期限を設定して表示をコントロールしたり、ファイルの転送や印刷、メールでの送信などを禁止するなど、ビジネス上で機密や財務などの重要情報を取り扱う上でのセキュリティをサポートする機能になっている。対応するOffice製品を持たないユーザーがIRMによって保護されている情報を受信し、閲覧するためには、無償で提供されている「IRM Viewer」を利用する必要がある。(ビジネス用語辞典:wisdomより引用)

2)資金決済法

現在は銀行にのみ認められている送金などの為替取引を、少額なものに限って銀行以外の事業者にも認めるという法律。資金移動事業者として登録すればPayPalのようなサービスを日本でも展開できるようになります。なお、取引額の上限は今後政令で規定され、概ね50〜100万円程度になる見込み。2009/6/17参議院本会議で可決された。

3)Gumbler

「Webサイト改ざん」と「Web感染型ウイルス(Webサイトを閲覧するだけで感染するウイルス)」を組み合わせて、多数のパソコンをウイルスに感染させようとする攻撃手法(手口)のことである。同攻撃に関連するマルウェアを指す意味でも多用されるが、どの範囲のマルウェアを指すのかはメディアによって様々である。Gumblarによって、国内外でWebサイトの改ざん被害が相次いでいる。(Wikipadiaより引用)

次は気になるIT記事です。

1)UCC上島珈琲が招いたトラブルと対応

(ツイッターのビジネス利用も一歩間違うと大変なことに。ソーシャルメディアリテラシーのある人材の確保と迅速な謝罪表明がキーポイント)

2)位置ゲーのコロプラ、「コロカ」の提携先が38店舗に拡大

(携帯の位置情報ゲームが販売促進に有効に作用しているというお話。朴葉みそが適用になっているとは。利用したいものです。)

3)データ基盤の革新「NoSQL」のDBが続々登場

(グーグルやアマゾンやマイクロソフトなどがクラウドの基盤技術としているキーバリュー型データストアが従来のRDBと一線を画すものだということを知りました。)

4)企業価値検索サービス「Ullet経審」本格運用開始

(非上場企業の財務もひと目でわかる。帝国データバンク危うし?とりあえず建設業界だけのようですが)

5)電子書籍の流通支配に出版社はいかに立ち向かうべきか

(出版社の中抜きに対して「編集がないと品質が落ちる」というところで思考停止状態になるということに妙に納得。編集が必要という考えはそのうち古臭いものになるかもしれない)

6)端末携帯向けマルチメディア放送で委託放送業務の参入希望事業者による連絡会設立

(勉強不足でこの連絡会設立の意義がイマイチ理解できていません)

7)すべてのファイルが「イカ」に!破壊型ウイルスの相談相次ぐ

(おおこわっ!)

8)アダルトゲームのsetup.exeを装い個人情報をさらすトロイの木馬

(個人情報晒しよりもアダルトコンテンツをDLしたという事実のほうが恥ずかしい)

9)最も多く使われるパスワードは「123456」

(こんなレベルなんですね。少し痛い目にあったほうが勉強になるかも)

10)裸が見える空港スキャナーは児童ポルノ違反?

(そこまで拡大解釈しなくてもよいのではと考えるのは軽率?)

以上、今回も充実した研究会でした。


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2010年02月09日

気づきの多い一日

今日は一日会議の日でした。そこで多くの気づきを得ることが出来ました。まず、コンサルメンバーとの会議。コンサルタントはよく「プロセスにおける属人性を排除しましょう」などとアドバイスしますが、そういう本人のコンサルティングスタイル自体もお客様から見れば属人性の塊であったりするわけです。

組織でコンサルする場合は誰がやっても一定の品質を提供できることが大切で、その意味から組織としてのコンサルティングメソドロジーを確立しておくことが必要なのです。会議はそのメソドロジーを開発する会議だったのですが、その中で「FACT(事実)」と「OPINION(意見)」を明確に区分するようなプロセスが必要であることがわかりました。

これを意識しているコンサルと意識しないコンサルがいます。何か問題のある業務プロセスを見つけるには、単純にFACTを集めるようにします。しっかりした素のプロセス図が書きあがった上で自分なりのインサイト(洞察)を加え、しかるのちにヒアリングを行いOPINIONを聞く。

これをいきなりヒアリングするとFACTとOPINIONが混ざってしまいます。つまるところインサイトは発揮されずコンサルタントの価値が低下してしまいます。この順番をしっかり守ることが重要なのです。

もうひとつの気づきは営業関係の会議でした.百戦錬磨の営業マンであっても、それぞれに改善点はあるものです。ビジネスオポチュニティが低く、足が遠のいているお客様は放置しがちになるものですが「とにかく電話を一本いれること」がマネージャから指示されました。

電話を一本入れるだけで認知度は高まり疎遠になることを防止するといいます。これも意識していないとどんどん疎遠になっていくような気がします。「とにかく電話を一本入れる」というのは営業に限らずいろいろな場面で役立つのではないでしょうか。
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2010年01月21日

JQA研修を受けて

昨日は経営品質セルフアセッサー認定更新研修を受けてまいりました。この更新研修は3月ともなると臨時で追加開催され大盛況になるそうです。それは期間内に更新しなければならないから。知識や技能向上を願ってのことではなさそうです。

資格の更新研修というのは似たり寄ったりでギリギリのところで駆け込み受講が増えているといいます。私はこの経営品質セルフアセッサーの研修は中小企業診断士やITコーディネータの更新研修に比べて質が高いと感じています。

なによりも受講者の立場に立った研修の進め方に感心しました。JQAは重要成功要因の抽出と基準に基づくアセスメントがキモですが、常時使用していない人にとっては、すぐに対応することができないでしょう。研修に出てきたメンバーにはまず振り返りが必要になります。

この底に沈んだ澱を徐々に浮かび上がらせるような攪拌の技術が講師には求められます。いきなり事例演習を突きつけても時間を空費するだけです。このような受講者目線を企画サイドは特に意識するようになってきています。

この不況下、受講者も自分の利益になるかどうかの見極めを厳しくしています。それが提供できない組織は見放されてしまいます。研修提供者も研修受講者も真剣になってきた、これはこれでとてもよいことだと思います。

他の資格の研修も目が輝くような内容にブラッシュアップされていくことを期待しています。
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2009年12月18日

ひとことにまとめよ

BOSS2はよく変化球を投げてきます。思いもかけない方向から飛んでくることもあるし、途中でストンと落ちるような魔球のときもあります。今日もファウルにするのが精一杯のような球を投げてきました。実は直球なのに私が勝手に変化球と思っているだけなのかもしれません。

「で、社長が要求していることをひとことでいうとどういうことなの?」

クライアントの社長から求められていることは箇条書きにして7−8項目あります。内容はバラバラ(というように見える)。これをひとことで表すといっても。。。。。結局、何度か言い直してひとことになりましたが「ひとことにまとめる」大切さを再認識しました。

多くの事項をひとことにまとめるにはそれぞれの骨子というか本質を理解しなければできません。漫然と受身でいるとまとめられません。一生懸命理解しようとすると相手の真意が見えてきます。このまとめをバックボーンにして発想することが相手に満足感を与えるのだと思います。

あなたのブログはひとことでいうとどんなブログ?このような身近なものからひとことでいうクセ(できれば3秒以内でまとめたいです)をつけていきたいと思います。
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2009年12月13日

港の見える研修会場

昨日は診断士の理論政策更新研修に参加してまいりました。今回は地元神奈川支部主催の研修です。今までは東京支部主催の研修ばかり出ていましたがたまには視点を変えてみるのも良いでしょう。情報収集した範囲で感じたことは東京周辺の神奈川や千葉の研修はそれなりに特色を出しているなということです。

今回の会場は山下公園に程近い港の見える建物。更新研修というのはある意味、義務化された研修ですが景色が良いとか食べ物が美味しいとか、買い物ができるとかそのような「楽しみ」を勝手に付加価値にしてしまうと前向きになれます。

例年、駅から遠いというアンケート結果が散見されるようですが私は研修会場としては良いところだと評価しています。関内から山下公園にかけてゆっくりと散策し、中華街で美味しい料理に舌鼓を打つ。昨日のように小春日和であれば最高です。

さて、研修内容ですが地財活用企業の経営者、石油類販売の経営者からのお話2点と、中小企業金融支援の実際を金融の専門家から説明いただきました。東京支部では経営者を招聘して講演するというメニューがなかったのでこれは新鮮でした。

また、経済産業省の御役人の施策の話も参考になりますが、現場の話を聞くほうが面白いです。銀行はどのような基準で融資判断をしているか、融資される事業計画のポイントは何か、銀行の本音と建前はどうなっているのか。やはり本音トークは人をひきつけるものがあります。

おかげで居眠りせずに研修を終えることができました。この会場の机は教室型の配置ではなく、扇形の配置になっていました。扇形だと受講者双方の顔が良くわかりますし、対話をしようという雰囲気になります。居眠りや内職の防止にもなります。小さな支部であればこそ出来ることなのかもしれませんが、このような気配りも大変参考になりました。
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2009年11月12日

事業仕分けと機能仕分け

民主党による事業仕分けが始まりました。仕分け内容がネットで公開されているので、その仕分けっぷりを垣間見ることができます。多くの事業が廃止・縮小・民間委託などに振り分けられていきます。何をもって振り分けるかといえば「目的」と「効果」ということになります。目的があいまいなものはダメ。目的がはっきりしていても効果が出ないものはダメ。官僚たちもタジタジのご様子。

私も時を同じくして仕分け議員と同じような仕事をしているところです。仕分けするのは事業ではなくて機能。プロジェクトでは要件定義が終わり再見積もり段階に入っていますが、予想以上に見積もりが膨らんでしまいました。これはユーザーに求められるままに機能を定義してしまったからです。企業にもITの予算枠がありますから削減しなければなりません。

いかに不要不急な機能を削っていくかが私の役目となってきました。まさに目的と費用体効果の再点検です。目的は経営戦略に沿ったものであるか。効果は定量化できるか、あるいは目的に合致した定性効果があるかといった議論をしていきます。国の事業仕分けと違って大変なところは削減することにより業務がまわらなくなるかどうかを見極め、切り捨てる場合は代替案を用意しなければならないところです。

今週は仕分けセッション第一ラウンドでしたが来週はもっと激しくやりあわないと機能はスリムになりません。まるで私の体型のようです。スリムになるには並大抵のことではないことが実感できます。




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2009年08月30日

ITCカンファレンス2009

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今年もITCカンファレンスに参加してきました。年々、カンファレンスもブラッシュアップされてきて今回はAトラック:独立系ITC、Bトラック:企業内ITCと分けて、それぞれに応じた講演が繰り広げられました。私はBトラックに参加しました。

Bトラックのメインテーマは「企業内ITCの活躍の場をどう創出するか」です。中小企業診断士同様、企業内の資格保有者の資格活用はどこに行ってもテーマ性が高いと言えます。個人的には資格活用の観点からいうと診断士よりもITCのほうが難しいように思えます。

某企業の発表ではITCを数十人単位で組織化し、上流工程のビジネスを開拓しようとしましたが、うまく軌道に乗っていないとのこと。私としてはこのカンファレンスで成功事例を聞きたかったのですが、内容的には失敗事例とあるべき論に留まっていました。

大企業相手ではITCスキームを実践するにはパワー不足の感がありますし中小企業ですと、そもそもコンサルというか上流の必要性を理解していただけない場合が多いのです。コンサルティング単独での事業化は難しく、営業の販売支援的役割にならざるを得ないというのが実情です。そう割り切ることが必要なのかもしれません。

さて、今回のカンファレンスでの気づきは「効果対費用」という考えです。

「費用対効果」ではありません。順序が逆です。言われてみれば、費用に見合った効果を期待するのではなく、目的とする効果に見合う費用を適切に導くことが求めらますね。
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2009年07月25日

緊急ご連絡



先日、ご紹介した企業内診断士フォーラムが申し込み殺到につき、繰り上げ締め切りになりそうです。協会のフォームからは申し込みができなくなると思いますので、検討されているかたはお早めにお申し込みください。週末起業フォーラムの集客力は流石です。

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2009年06月30日

睡魔対策

今日は情報セキュリティ関連のセミナーに参加しました。内容的には目新しいものもなくおさらいといった感じでした。午後の講義はさすがに眠かったのですが、百戦錬磨の講師はすかさず3分間アイスブレークを入れてきました。

午後の睡魔対策としては「演習形式にする」「質問を多くし双方向化する」「背伸び運動をさせる」などいろいろありますが、3分間休憩というのは初めてでした。

わずかな時間でも間をとることによってリフレッシュされます。おかげで以降は眠くならずにすみました。でも一番の睡魔対策は、グイグイひきつけるコンテンツを作ることなんですよね。

この講師のトークで気になったのがパワポ対応レーザーポインタ。PCのENTERキーを押す必要がないのでPCに張り付くことなく自然な形で講義やプレゼンができます。これ、ほしい!

明後日は某お客様の社長へのプレゼンが控えています。この秘密兵器使ってみたいですね。プレゼンは相手の目を見て行います。自分の目が泳いでいたら負けです。目を見るためにもPCから距離を置くことは重要かと思います。
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2009年05月06日

35歳を救え

NHKスペシャル「明日の日本」を見ました。20年後の日本をシミュレーションしていましたが、ワーストシナリオにはなってほしくないものです。消費税は大きく上がり、老老介護の風景が日常化し、経済的理由から子供を生めない社会が出現するといいます。

今、支援すべきは35歳前後の子育て世代。支援すべき柱はふたつ。「安心して仕事に就け打ち込めること」「安心して子育てができること」

このうち前者は我々中小企業診断士がビジネスとして関与できる余地が大きいと感じました。相対的に企業が人材育成するパワーを失い国がその機能を代替すると予想されるからです。機能を具体的に言うなら職業訓練や創業支援などです。ここへのニーズがより高まると思います。

中小企業診断士というのは文字通り中小企業を診断し支援しますが、それだけで食べているわけでもありません。受験生の指導や大企業の研修だって引き受けます。本を書いたり通信教育の添削も行います。

大括りするならば「人を育てる仕事」をしているといってもよいのではないでしょうか。ですから未来的な仕事としては中小企業診断士にはブルーオーシャンが広がっているようにも見えます。これからも社会のニーズを的確に捉えていこうと思います。
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2009年05月02日

30年前の棋譜を語る

今日は午前中受験勉強をサクっと終わらせて午後は将棋部OB会に顔出ししました。汚らしい部室で放課後将棋をさしていた青年時代から30年以上が経ちました。意外と皆さん風貌が変わっていません。

目隠し将棋ができると一般の人に言うと驚かれることがありますが、われわれは30年前の、あの日あの時指した手を覚えています。「あの、84歩が絶妙だったよなぁ。」「いやいや、あそこで52の銀が逃げたから最終的にM高校に負けたんだよ。」などなど、思い出話に花が咲きます。

OBの中でも私は記憶が悪いほうですが、それでも思い出の一局というのは数局覚えています。この30年経っても消えない記憶術というのは英単語を覚えるような能力とはちょっと違って頭に盤面をフラッシュで焼き付ける感覚です。

この感覚を受験に応用できればたくさんの資格をゲットできるのでしょうが、うまく活かしきれていません。焼き付ける前に、そのもの自体を好きになることが大前提なのです。
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2009年04月13日

多能工が必要な時代

昨今のような不況下では人に仕事がつくというより人が仕事に擦り寄らないとうまくいきません。ビジネスがどこにあるかを嗅ぎ分け、そこに資源を集中するというような施策が求められます。ところが嗅ぎ分けたはいいが集中すべき資源がない、あるいは調達できていないということもよくあること。

このような事態にあって求められるは「多能工化」というキーワード。「私はスペシャリストです。この仕事では誰にも負けません。」といってみたところで、そこにビジネスが転がっていなければお話になりません。今まで自分の得意としていた分野の向こう三軒両隣あたりまでは手を伸ばしておくことも必要かもしれません。

作業現場であれば「組立工程」だけでなく「切削」もやれば「溶接」もやる、場合によっては図面も引くことが出来るようになりたいものです。ITコンサルであれば人事や金融のコンサルとまではいかないまでも上流の戦略レベルからインプリメントの戦術レベルあたりまでカバレッジしておきたいところ。

または、横軸の広がりを持たせて生産から販売・会計システムあたりまでの専門家になるほどの力量は持ちたいもの。短期間でどのような多能工になればよいか自問自答してみることも大切だと思います。中小企業診断士は他の「士」に比べて「多能工的」ではあると思います。そんなメリットを活かしつつ明日も頑張ろうと思います。
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2009年03月25日

パワポ依存症候群

今日は支会イベントの準備委員会に顔出ししてきました。そこでの気づき。そのイベントでは当初プロジェクターによる説明を予定していましたが急遽取りやめになりました。理由は簡単。そうまでしないと説明できないようなことではないということ。

私たちはパワポ+プロジェクタという組み合わせでプレゼン技術は向上しました。しかし、真のプレゼン能力が向上したわけではありません。むしろ絵で誤魔化すことによって能力は低下したかもしれない。うまい話術がなくてもソコソコに言いたいことを伝えることができるようになりました。

だからいきなり後ろのスクリーンに映し出すものが何もないと満足な講話ができないという状況になることもあるのではないでしょうか。自分でも知らず知らずのうちに「パワポ依存症候群」になってしまうのではないかと心配になることがあります。

クルマにより足腰が弱体化し電卓によって計算知能が劣化しネットによって読解力が減退し、パワポによって話術が磨耗する、このような「知らない間の劣化」が忍び寄っていることを意識しないといけませんね。週末の発表は絵で語るのではなく言葉で語ろうと思います。
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2009年03月23日

縛りを入れる

今日は久しぶりにマーケティング研究会に顔出ししてきました。今回はお勉強ではなく総会。今年度の報告と来年度の計画などの承認についてでした。来期よりこの研究会は年会費制になります。

都度会費制は参加者にとっては興味のあるテーマだけ参加するというメリットがあります。しかし、これから研究会が発展する段階において具体的な企業支援などを視野に入れた場合には年会費制にしてメンバーを半固定にしたほうが良い結果が出そうです。

これからは単に自分を利するだけの参加形態ではなく、属する組織の成長のための参加形態に移行すべきであるし、それを支える資金の安定性からしても年会費制は賛成です。研究会の中には真剣度を試す踏み絵のような高額な年会費にするところもありますが、この研究会ではリーズナブル志向で行こうとのこと。(このご時世ですからそれなりにありがたいです)

さて、美人会長から「oratakiさんもそろそろ何か発表を」という催促を受けました。マーケティングは専門外ですが何か皆さんの役に立つようなことをしなければと思います。それは自分のためでもあるわけです。現在の仕事の周辺をマーケティングの視点で洗い出しカタチにしようと思います。

「期待された依頼は断らない」

初心に帰り、年会費制のように縛りを入れ、貪欲にチャレンジしていきたいと思います。
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2009年02月25日

本を書く理由

090224_2257~01.jpg昨日はペパチェさんと情報交換会をさせていただきました。私の健康を気遣っていただき、お店は和風の隠れ家で。マスターのお任せコースはどれをとっても味わいがあり道場六三郎を彷彿とさせるものでした。とくにデザートのきな粉アイスは絶品でしたね。

いろいろと情報交換させていただきましたが気になる話題は「本を書く」ということ。最近、この種の話題が私の周囲ではざわめいています。

昨日、会社を辞めて独立された方が執筆した本を職場で配っていましたし、研究会では会長が本を出版されるし、執筆の構想話は持ち込まれるし、という状態です。気がつけば多くの知り合いの診断士の方が企業診断に連載を出していたりしています。

何か、私も書いてみたくなりましたが、はて、何を書こうか迷ってしまいます。迷ったら原点である目的を確認することが大事ですね。そもそも何で本を書くんでしょう。

収益を上げるため?有名になりたいから?箔をつけるため?起業するときの宣伝?自分の知識の整理をするため?将来、作家になるため?オリジナルなモニュメントを残すため?

診断士に登録してよく行われる活動がこの「執筆活動」なのですが、これは上記の理由が少しずつ含まれているような気がします。自分も何冊か共著ですが執筆しました。

収益というより自己PRが主因だったと思います。そして、新しい何かに挑戦する対象だったのかもしれません。執筆というのはけっこう大変だけれど、達成感はそれなりにあるものです。マンネリになったら本を書いてみるというのもアリかもしれません。

もうひとつ。今日、わけあって所属支会にキャリア経歴書を出したのですが、経歴書に「著書」の欄があるのです。私は実績があるので空白を作らずに済みました。診断士の経歴書では「何も書いてないの?」と問われるのです。

本を書く人が能力があるとか人格があるとはいえませんが、自分のことを知らない人にとっては著作履歴というのはそれなりの信用を測るモノサシになるわけです。そう考えると長い目で見たライフワークにしようかなとも思うのです。
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