昨日はフルマラソンで帰宅後、すぐ寝落ちしたのでブログを書くことができませんでした。今日はその顛末を書き記そうと思います。(長い備忘録となりますがご容赦を)
結論から言うと5時間30分かかってなんとか完走することができました。
朝、5時起床。餅を焼いて食べ、身支度を整え家を出たのが5時30分。最寄りの駅には日曜の早朝だというのにランナーと思しき人が多数。東海道線に乗り換えるとほぼ満員鮨詰め状態。さすがに参加者全国第3位のビッグ大会です。(1位は東京マラソン、2位はNAHAマラソン)
二宮駅に着いたのが6時40分。ここから大磯ロングビーチまで歩きます。約30分かかりますがウォーミングアップにはちょうどよいかもしれません。ロングビーチについたのが7時15分。20年ぶりに
旧友と再会し、しばし思い出話を。8時になって、マラソン同好会のメンバーと合流しようとしたのですがここで誤算がありました。携帯電話がつながらずうまく会えないのです。
みんなが携帯を使えば回線はパンクしたりつながりにくくなります。おまけにこちらはソフバン。人目のないような場所を待ち合わせにしなければならないことを反省。やっとのことで合流してスタートラインへ。ところが誘導が遅れたせいでダッシュでスタート地点へ。そのまま休む間もなくスタートとなったので実質は43kmくらい走った計算になります。
最初の10kmは息が上がり少し苦し目でしたが平塚を過ぎるといつもの練習風景が目に飛び込んできました。「俺の庭だ!」。知っている場所を走るのは心強いものです。距離感覚がつかめます。平塚から茅ケ崎にかけて沿道の応援は盛り上がってきます。おちびちゃん達とハイタッチするのは楽しかった。そしてなぜか元気になる。不思議なものです。人間の「気」というのはあるのだと思います。
スタートからハーフまで担当するorataki1号は順調に江ノ島まで歩を進めてくれました。江ノ島近辺は観光客もいることから一番盛り上がるポイントです。歩くわけにはいきません。闘魂鉢巻をしていた私は「がんばれ闘魂!」「いいぞ日本!」などの温かい応援を受けました。また、手作りの小さな塩むすびを作って配ってくれたおばちゃん、自腹で購入したと思われるチョコレートを惜しげもなく配ってくれたお姉さま、感謝感謝です。なんでこうまで親切にしていただけるのか。目に見えない絆を感じました。
さて、20kmから30kmを担当するorataki2号は案の定、大苦戦。27kmくらいから足が上がらなくなりエイドステーションではいつも軽いストレッチ。ゲータレードはガブ飲み状態。行けども行けども、残りの距離は縮まらない。湘南大橋付近でorataki3号にスイッチ。湘南大橋から見る湘南の海はキラキラ輝いていて「まだ、あきらめるのは早い」とささやいているようでした。周囲は歩行者が続出。みんな苦しい。自分だけが苦しいわけじゃない。また、少し走れるようになりました。
西湘バイパスの入口を上るころになると再び足が重くなりましたが、カーブを曲がって大磯プリンスホテルが見えてきたときにはまた小走りに。歩き・小走りを繰り返しながらホテルの正面を通過し最終折り返し点まで来ました。ここからorataki3号はよく頑張りました。あと3kmというところからいつものペースに復帰。ゴールが見えてきたので俄然やる気が出てきたようです。ほんとうにラストスパートをかけゴールインすることができました。
今回も多くのコスプレランナーを楽しむことができました。中でも秀逸だったのが「新郎新婦コスプレ」。仲良く並んで走り、仲良く手をつないでゴールイン。このカップル、ほんとうに結婚するそうです。なんと洒落たコスプレではありませんか。みんなから祝福のメッセージをもらっていました。私も追い抜くときに「おめでとうございます!」の声をかけました。お互いに励ましあい、助け合い、讃え合う、マラソンは素晴らしい。フルマラソンを完走できるような身体に産んでくれた母、支えになってくれた妻、沿道で温かい声援を送ってくれた皆さま、ベストコンディションの天気を恵んでくれた神に感謝します。
posted by orataki at 22:55|
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