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2010年12月29日

今年のブログを振り返る

年も押し詰まり、大掃除をされた家庭も多かったのではないでしょうか。私は大掃除というより身の回りの「断捨離」をしていました。衣服・書籍・名刺・PC周辺機器・DISK内のファイル等々、捨てられずに残っていたものをバッサバッサと捨ててまいりました。

そのほかには1年の振り返りも。ブログを眺め返しているとマラソン関係のネタがなんと多いことか。今年の目標は1000km走破だったので無理からぬことだったのですが、やはりもう少しコンサルらしいネタを増やしたかったですね。来年はウェートを高めようと思います。

今年の自分のブログの中で一番のお気に入り記事は「25回目のアニバーサリー」でした。ブログはひとつのメモリアルなわけですから、このようなイベントを取り上げるにはちょうどいい。マラソンの基礎固めができた年でもあるし、あらゆる意味で今年はメモリアル。メモリアルを支えてくれた妻にはあらためて感謝です。武市半平太の別れの朝餉の心境です。
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2010年12月26日

ファシリテーション研修講師をやります

来年1月に社内向けの研修講師を引き受けることになりました。テーマは「ファシリテーション」。別に私がファシリテーションの特別なスキルを持っているわけではありません。「お題」を与えられたら、とにかくやる。これしかありません。独立してようと企業内にいようとこのコンサルマインドは変わりません。与えられた時間でなんとか形にする。しかも良い評価をもらうように頑張る。

ということでボチボチ、ファシリテーションに関する研修資料を作りつつあります。もともと資料のベースは社内にあるのですが自分なりにカスタマイズしようと思います。人の作ったコンテンツで説明すると論理矛盾を起こす可能性も出てきます。正月はフルマラソンのために飲み食いは控えようと思っています。その分、研修準備にあてる時間も捻出できるわけで一挙両得です。

さて、ファシリテーション研修といっても会社はファシリテーターを育成したいわけではありません。ファシリテーションというのは「促進させる」という意味ですが、単に会議を促進させるだけではダメでファシリテーション技法をベースとしつつセッションをリードする人を育成することが目的となります。ではセッション・リーダーとはどういう人なのでしょうか。

セッションとは、メンバーが、目的・目標達成に向けた効果的・効率的な討議を行い、創造的な解決策を生み出し、合意形成を行ない、実行計画の当事者意識を確立する場であり手法です。セッションが目指すことは「事実に即した論理的で創造的な問題解決」であり「組織の目的・目標と個人の目的・目標を一致させる」ことです。しかるにセッションリーダーとは企業やプロジェクトの状況に応じたセッションを計画し、その目的を達成すべくセッションを運営する人ということになります。

ファシリテーターはシナリオを持たなくてもよいですがセッションリーダーはシナリオを持たなくてはなりません。もう少し平たく言うと会議の論点をあらかじめ想定し落とし所を用意しておくことが必要だということ。仕事で言うならお客様とのセッションを通じて自社の売りたいソリューションに誘導すること、ということになります。こうなるとファシリテーターとしての中立性は無く、やり手の営業マンのようなふるまいに近くなります。

今回は演習問題を通じて会議のリードを体験してもらうわけですが指導するほうもかなりのシナリオを用意しておかなければなりません。研修のシナリオが不十分なのに「セッションリーダーはシナリオが必要です」とは言えないですから。
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2010年12月22日

今年の漢字(個人版)

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今年も残すところ1週間とちょっと。ほんとうに一年がたつのは早いものです。恒例の今年の漢字は「暑」に決まりましたが、個人的にはどうなのか。ツイッターアプリでtweetの中で一番多く使われている漢字を拾い出すソフトがあるのですが私の場合は「気」でした。

自分でも知らず知らずのうちに使っている漢字が本人の一年のあり様を示しているのではないでしょうか。私の場合、朝のtweetで「今日も元気にいきましょう」という常套句がポイントを稼いだと思われます。このほかにもマラソンネタで「元気」や「気合」や「気持ち」という言葉を多く使ったような気がします。あ、この「気がします」という言葉も常用化してきています。

ということで自分も納得の「気」でした。人間は「気」で生きているようなもの。老いても気は若く、気持ちが落ち込んでも気にやまず、業績が落ち込んでも気を取り直して、来年は気合の入った一年にしたいと思うのであります。
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2010年12月21日

プレゼンテーションZENデザイン

zen.jpgプレゼンテーションZENデザインを読了しました。最近、プレゼン資料が単なる説明資料になり、おまけに色遣いに嫌悪を感じデザインを見直そうとしていたところだったので興味深く読み進めることができました。ZENデザインはガーレイノルズの前作ZENの後続出版でデザインに重点をおいた構成になっています。

デザインの技法を教えるだけでなく、その心得を端的に表現してくれているところがミソです。いくつか気にいった心得をメモしておきましょう。
・表現力を増すために必要なのは引き算である
・そのスライドを削除することは可能か。削除できなければ間引く要素はみつけよう。
・ヒントはいたるところに転がっている。

またデザイナー思考の14カ条も非常に有益です。
1.制約を受け入れる
2.抑制を心がける
3.限度をわきまえる
4.初心者の心でとりくむ
5.エゴを抑える
6.デザインがもたらす体験を重視する
7.優れたストーリーテラーになる
8.デコレーションでなくコミュニケーションについて考える
9.ツールでなくアイデアにこだわる
10.意図を明確にする
11.身の回りにある教訓から学ぶ
12.できるだけシンプルに行く
13.余白を生かす
14.あらゆる法則を学び、いつ、なぜ、その法則を破るべきかを知る

この本を読めば、かなりのレベルのデザインを描くことができます。しかしプレゼンはデザインだけでは駄目だということは皆わかっているはずです。極限までそぎ落とされたスライドを補って余りあるトークができなければ何も伝わりません。私たちが次に学ぶべきは「プレゼンテーションTALK」なのかもしれません。






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2010年12月20日

「**なう」は今を生きている証

私は去年、社内SNSで読書マラソンにチャレンジしていました。SNSでコメントいただいた、ある女性から頼まれてツイッターの登録やつぶやき方、画像UPの仕方をお教えしました。1回コッキリの指導だったので、いつまで続くことやらと思いつつしばらく見守っていました。

ところが予想に反して結構、つぶやき続けています。「ほう、やるねぇ」少し彼女を見直しました。たいがい、この手の頼み事は三日坊主で終わってしまうことが多いものです。「申し訳ない、最近ちょっと忙しくなってきてねぇ」というような言い訳を添えてやめてしまう。

だから、それほど期待していませんでした。(このブログ読まれていたらごめんなさい)彼女は妊婦でした。そして昨日、陣痛が始まったこと、今日無事男子を出産したことをtweetしてきました。これには驚きました。妊娠の経験はないので(当たり前か)どれくらいたいへんかはわかりませんが、なかなかできることではありません。

驚きのtweetでは「プロポーズ」「マラソン走行中」などがありましたが「出産」も驚きです。今後は育児で格闘することになると思いますが同じ境遇の人たちとtweetしあうことによって育児ノイローゼなどから開放されるのではないでしょうか。ぜひ、プラスの利用法で生活をエンジョイして欲しいものです。

プロポーズなう!マラソン折り返しなう!出産なう! 何か生きている喜びすら感じられる心の呟きです。皆さんは、どんな「なう」しているでしょうか?
PS:昨日はtwitter上で「口述試験なう」をつぶやく猛者がいないかで盛り上がっていましたね。
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2010年12月19日

口述試験に思うこと

今日は中小企業診断士口述試験の日でした。まずは、受験生の皆様お疲れ様でした。ツイッター上では悲喜こもごものメッセージが踊っています。99%合格するといわれているけれど自分が残り1%にはいるのではないだろうかという不安はつねにつきまとうのでしょう。(私は経験がないので慮るだけですが・・)でも、そう思っている方、多分合格しています。自分が分かっているから。

診断士になりたてのころ大先輩にアドバイスいただいたことがあります。「いままでは、どうやって知識をつけるか、どうやって試験官に受けの良い回答ができるかを目標にやってきた。これからはどうやって経営者に受け入れられるかということを目標にやっていかなければいけない。信用力・人間力をつけなさい。」と。

いくらすばらしいアドバイスをしても受け入れられなければ戯言でしかありません。だから人間力をつけなさいということです。まあ、自分でも人間力というとそんなにあるほうではないので、もっともっと精進しなくてはいけないのですが、日々の研鑽が大事ということになりますね。

口述試験を通過したら次は3次実習です。「自分が経営者だったらコイツに仕事を頼むか?」というような逆視点を持って実習すれば実り多きものになるのではないでしょうか。私もこの視点を持ちながら日々精進していきたいと思います。
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2010年12月18日

箱根登山ランで見えたもの

昨日はコンサル部門の泊りがけ忘年会に参加してまいりました。場所は箱根の強羅。午後は今後のビジネスの検討会、夜は忘年会&温泉というスペシャルな企画です。

ここで考えたのは強羅までジョギングで行けないものかということ。湯本からだと約9km、標高差445m、平均勾配50%という状況。距離こそたいしたことはありませんが、勾配を考えると、かなりハードなコース。箱根駅伝で選手が走るコースでもあります。

来月に迫っている湘南国際マラソンのためにも苦しさはより多く体験しておきたいところ。また箱根駅伝の柏原選手はどのくらいの坂を登っているのだろうか実感したくなりました。

結果、80分ほどで到着。(大平台のヘアピンでは歩いてしまいました)足腰が鍛えられたという感覚より、見えないものが見えた感覚が新鮮でした。通常ですとこの道路はクルマで駆け上がるところ。カーブが多く前方に注意が集中し道路脇には注意が向きません。ところがジョギングしていると、立ち止まることもできるし風景をゆっくり観察することができます。

私たちは、あまりに駆け抜けることに注意が行きすぎ周囲の景色を見ることを忘れているのではないかという思いにとらわれました。名も知れぬ数多くの小さな滝、まだ部分的に残っている鮮やかな紅葉、路傍にひっそりと佇む旧跡などは私たちに表層的な部分だけ見るのではなく、もっと全体を見てほしいと語りかけているようでもありました。

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蛙の滝。まずこの看板は目間に入らない。滝も死角にはいって見えにくい。

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道銭徴収所跡。昔はここで通行料金を徴収していた。その額、徒歩通行で1.5銭。宮ノ下にたどりつくのに高いのか安いのか。

2010年12月12日

グランズウェルに身を置く

granzwell.jpg昨年の元旦、年間100冊の本を読破するという目標を立てました。そして年末に100冊読破を達成しました。今年の元旦、年間1000km走破するという目標を立てました。そして昨日、これも1000km走破することができました。いずれも無理目な目標でした。目標というのは言葉自体が現状より高いことを表していますから、低い目標というのはありません。

ただ、漠然と腰の引けた目標を立てると工夫せずに流されることになります。なので「無理目」がいいと思っています。目標達成のために工夫したことのひとつにソーシャルメディアを使ったことがあげられます。100冊読破のときは社内SNSに宣言して書評を毎回投稿すると決めました。1000km走破のときはTwitterを利用しました。毎回の走行キロ数と累計をつぶやいてきました。

単に記録ノート的に使用しているだけだったら達成できなかったかもしれません。エントリーやつぶやきを見て応援してくれる人、励ましてくれる人がいたからモチベーションが維持できたのだと思います。ひとつのコミュニティなわけですがこのコミュニティの持つ力というのは馬鹿にできません。

今日、読み終えた本「グランズウェル・ソーシャルテクノロジーによる企業戦略」にも書かれていましたが、私が影響を受けたのがまさにグランズウェル(大きなうねり)なのです。グランズウェルの正体はBlog、ディスカッショングループ、SNS、Youtube、Wiki、Twitter、PodCastなどに代表されるオンライン的なつながりです。

本書の中ではグランズウェルへの参加度合を「創造者」「批評者」「収集者」「加入者」「観察者」「不参加者」に分類していますが、ブログを書き、Twitterでつぶやき、ユーチューブに動画投稿すれば、もう立派な創造者です。無意識のうちに創造者として企業に利用されているのかもしれませんが、収集者や参加者を巻き込んで逆に企業をリードする立場にもなれるわけです。現実的には試供品をいただいてレビュアになったりしているわけですし。

ということでグランズウェルをどう向き合うかをグランズウェルの内部から見つめていきたいと思います。
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2010年12月10日

今日の感動をつなぐもの



今日は中小企業診断士二次試験合格発表日でした。まずは合格された受験生の方、おめでとうございます。ツイッター上では悲喜こもごものtweetが飛び交いました。惜敗をものともせずあらたな挑戦を誓う人、まさかの合格に感涙する人、また、受験生を応援する講師陣や先輩診断士たち。それぞれが、それぞれの立場で喜び合い、讃え合い、慰め合い、誓い合う、という大きなウネリを感じました。

今はネットで合格発表され、ツイッターでそれを即配信するので、あっという間に誰が落ちて誰が合格したかが知れ渡ります。私たちの合格発表のころから隔世の感があります。ドキドキしながら銀座の銀松ビルに足を運んだものです。合格したらカツ丼を食べようと思って、帰りはションボリ立ち食いソバという光景が何度かありました。

慰めてくれるのも元気づけてくれるのも妻だけ。ネットの向こう側にはフォローする人もされる人もいない時代でした。ネットでの合格発表は便利ですが、何か感動が半減するような気がします。実際に発表場所に足を運ぶことによって切ないまでの気持ちの高ぶりが出てくるのであってパソコンに向かっているだけではこうは行きません。

感動は大事です。今日の感動を10年後、20年後にどうつなぐか。これが合格された方々のこれからの課題となるのではないでしょうか。今、自分の中で13年前の感動は半減し新たな感動に飢えています。マラソンにハマっているのも、このせいなのかもしれません。
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2010年12月09日

自治体は待っている

ITコーディネータの更新ポイント獲得の手段として自主勉強会があります。今日はITC資格を持つコンサルタント仲間と自主勉強会を実施しました。講師は持ち回りの輪番制です。今日のテーマはITC協会の研修に参加したメンバーが講師になって「自治体ビジネス研修」について語ってもらいました。

自治体を相手にビジネスするとき民間企業と同じ作法でやってはいけないということがよ〜くわかりました。今回のキーメッセージは3つです。

1.自治体は待っている
2.コンタクトポイントは主査・主幹クラス
3.ITを検討する「お手伝い」について「意見交換」させてください

まず、1.についてです。基本的に自治体にITの専門家はいません。定期的に異動があるのでITは外部からというのが通常です。ただ、なんでもかんでも外部調達すればよいというわけではありません。中立性を担保しなければならないからです。その意味からいうとITCはアドバンテージがあるわけです。

ところが誰にどうやってアプローチすればよいのか門外漢にはわからないのです。このポイントを詳しく説明いただきました。結論は2.のとおりなのですがいきなり行ってはだめなようです。ネタばれになるのでこれくらいにしておきます。

3.も非常に重要なポイントです。金の匂いをさせてはいけないので仕事がほしい場合はボランティアチックに「お手伝いさせてください」と言うのがよいのだそうです。また、「打ち合わせ」という言葉も回避したほうがよさそうです。これも金の匂いがします。「意見交換」というのがベスト。

このほか、お役人の意識や有利な立ち回りについて詳しく紹介してもらいました。このようなノウハウを伝授されるとなんだか簡単に仕事がとれそうな気がしてきます。ビジネス相手として自治体は回収の心配のない超優良企業といえます。「自治体を待たせるなんてもったいない」こんな気持ちでぶつかれば意外と道は開けるかもしれません。

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2010年12月08日

YouTubeにUPしてみました



以前、エントリーしたエプソン「デジカメde!!ムービーシアター3」の作品をUPしてみました。簡易モードで作ると2-3分で作成できます。今回は文字入れしていませんが、入れても数分でできあがり。お手軽です。今まで旅行の写真などがサーバーに印刷されることもなく、たくさん眠っているので時間をかけてDVD化してみようかなと思っています。

注意点は保存形式。最初、AVI形式にしたらやたらと重くなりました。MPEG形式がオススメです。
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2010年12月05日

リレー将棋

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昨日は恒例の将棋部OB会の泊りがけ忘年会に参加してまいりました。忘年会の御誘いは数あれど、この御誘いだけは最優先にするイベントになっています。たかが将棋、されど将棋です。将棋は自分の人生の縮図であるとさえ思っています。

チェックアウトまでの数時間を使ってやるリレー将棋も恒例になっています。リレー将棋というのは紅白にメンバーが分かれて、メンバーがそれぞれ5手ずつ指して引き継ぐチーム対抗の将棋です。普通の将棋が個人プレーなのに対しリレー将棋はチームプレーです。

いくら自分が妙手や起死回生の一手を発見しても引き継ぐ人がその思想を理解しなければ悪手になることさえあります。次の人は自分の指すこの手の意味を理解してくれているだろうか、と考えながらチームとしての最善手を指しつがなければならないのが醍醐味です。

また、「人の将棋はよく見える」と言われます。自分が対局者になっている場合は意外と視野狭窄になっているものです。自分の手に惚れたり、自分勝手な読みをするからです。観戦者の場合、一歩引いて俯瞰的に局面を見ることができるので「よく見える」のです。

リレー将棋の場合、対局者であり観戦者でもあるわけですから読みの幅が格段に増えます。また、自分の責任で負けたくないという思いもからんで面白い勝負になります。皆が関与しているので感想戦も充実してきます。

今回の将棋での気づきは「勝負の分岐点となる一手というのは、その時はわからないものだ」ということ。そのあとの総括でその分岐の一手が見えてきます。つまり、「今自分が指したその一手が勝負の明暗を分けているかもしれないので、一手一手を大事にした生活を送らなければいけない」ということです。
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2010年12月04日

仮説思考の実践書

kasetsushikou.jpg以前、このブログで仮説思考をエントリーしました。そのときは"So What?”という考え方をしようとか、”なぜなぜ”を繰り返そうとか考えていました。そのころから比べると確かに仮説思考的な考え方をするようになってはきましたが、なにかしっくりこないものがありました。それは思考の方向性を意識したにすぎず、思考のプロセスを会得したわけではなかったからでしょう。今まで、いろいろな思考に関する書籍を読んできましたが”思考のプロセス”や”思考展開のケーススタディ”的な書物に遭遇することはありませんでした。

思考自体が抽象的なものですから、それを分解して並べて取捨選択するというようなプロセスとしてとらえるのは結構難儀なことです。この本はその点を構造化して解りやすく説明してくれています。「仮説、仮説っていうけれどどうやって立案すればいいのだろう」と考える人は少なからずいらっしゃるでしょう。

「データをばらす→比較する→読みとる」という基本を明示されれば思考のベクトルがピンポイントで突き刺さります。ひとつひとつの要素はシンプルです。凡人でも仮説思考はできます。毎日がケーススタディ。頭がリフレッシュされる一冊です。
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2010年12月03日

没後120年の証



何かに触発されて、別に今すぐにやらなきゃいけないわけではないんだけど、なぜか無性にやりたくなる。そういうことってありませんか? 先日、Lamb_laboさんのブログに触発されて、無性にゴッホ展を見てみたくなりました。別に絵が趣味とか、美術館めぐりが好きというわけではないのですが、なぜかゴッホの人間性に触れてみたくなりました。(巧妙な宣伝効果もあったかもしれません)

ゴッホは27歳から絵を描き始めたこと、わずか10年後の37歳で死亡したこと、生涯で売れた絵はたった1枚で名声は死後のものであることなどゴッホの人生の一片を垣間見ることができました。それまでは「ひまわり」の作者であることぐらいの知識しかありませんでした。

音声ガイドは必須です。絵を見ただけでその背景に潜むものや作者の心情を忖度することはできないからです。ゴッホも初期は基本となる素描を徹底的に行ったそうです。そして、いろいろな画家の影響を受け作風を進化させてきています。われわれコンサルタントも見習わなければと思う部分です。

さて、私が今回見た絵の中で印象に残ったのは以下の3つ
1.灰色のフェルト帽の自画像
2.アイリス
3.サン=レミの療養院の庭

自画像はスーラの影響を受けているかのような細かい線の集合体でうまく主張されています。トップページに掲載されているだけあって、私もこれが一番のお気に入りです。

最後に購入したのがこれ。心豊かにコーヒーでもすすりましょうか。
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2010年11月30日

Amazonの動きが興味深い

M&Aの記事を追っているとその企業の戦略が見えてくるものです。今年の初めにはJR東による 紀ノ國屋のM&Aがありました。これは少子高齢化をにらんで輸送事業以外の収益比率を高める狙いがあります。エキナカを核とする食品分野を強化したいということでしょう。つい最近ではAmazon.comによるQuidsiのM&Aが報じられていました。

Quidsi(ニュージャージー州)はベビー用品のEコマース会社です。なんと$5.4億で買収したということです。Quidsiは,次の2つのEコマース・サイトを運営しています。

・Diapers.com:オムツ,オモチャ,ベビーベッドなどのベビー用品販売
・Soap.com:家庭用品や衛生用品などの販売

商品からすると忙しくて買い物がしづらい若い女性を狙っているようです。これから、有力なネットコマース企業を買収し膨張していくことでしょう。また、M&AではありませんがAmazonはインターネット上にAmazon Studiosを開設し,映画ビジネスに参入しようとしています。

このインターネット上の映画スタジオでは著者が脚本をアップロードすると,世界中から読むこと・フィードバックをすることができます。また,この脚本をもとにプロデューサ/監督がテスト映画を作りアップロードができます。

Amazon Studiosは,毎月最優秀映画には$10万を,2本の最優秀脚本には$2万を賞金として与えます。そして,年間で最優秀映画には$100万,最優秀脚本には$10万を与えることになっています。そして,Amazon Studiosが価値があるものと認めた映画プロジェクトにはWarner Brothersとの優先的な交渉権が与えられます。

Amazonは書籍だけでなく、映画の世界までビジネスモデルを変えようとしています。Amazonがどの業界のどのような企業をM&Aするか、今後のビジネスを占ううえでも非常に興味があるところです。
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2010年11月29日

もっとランナー目線で


昨日は小江戸マラソンに参戦。ブログを書こうとしましたが疲れ果ててダウン。ということで今晩書いています。上の表は投票による小江戸マラソンの評価です。現時点の評点は67.5点。この評点が高いか低いかはマラソンに興味のない方はわかりづらいかもしれませんが、かなり低いです。診断士試験なら6割以上で合格ですがマラソンの60点台だと及第とは言い難い。

しかも、好天に恵まれたうえ、ロケーションの良さ、初回のご祝儀ということも考え合わせると厳しい結果となったようです。でもって下の表が私の評価です。合計67点と皆さんの平均点とほぼ同期しています。自己べストが出てもこの点数。要約していうなら机上で練られた現場無視の上から目線プランということになるでしょうか。

トイレをはじめ、いろいろな場所で行列ができているのは需要と供給のバランスがまったく解っていないから。企画メンバーに経験豊富なランナーが何人かいたならこのようなことにはならないと思います。ほかの大会をモニターしていれば当然できることができていません。初回ということがひとつのイクスキューズになっているのかもしれません。あと、事故について一切の責任は自分にある旨、署名させられました。こんなことは初めてです。すごくお役人的な臭いを感じました。一方、沿道の応援には温かい庶民的な匂いを感じました。

来年はもっとランナー目線で企画を検討していただくことを切に願います。





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2010年11月27日

JQA研修に参加して

本日はJQA研修に参加してまいりました。毎年、この研修に参加しますが、ここの講師陣の講義は非常にうまいです。講義の内容よりもしゃべりかたに注目してしまいます。特徴的なのは豊富な企業事例を挿入していることです。思い出しただけでも、日産・松下・東京DL・株式会社いろどり・AMAZON・アサヒビール・スーパーホテル・万協製薬などがあります。事例企業の引き出しが非常に多いのです。自分でも常に事例企業が念頭に浮かぶよう訓練せねばと思います。

さて、研修内容的には毎年同じようなもので、組織プロフィールの不十分な点を指摘し、どのような問いかけが気づきに結び付くかということをグループディスカッションします。ここでも着目点はベストな回答を作ることではなくてメンバーの意見をどうやって集約するかです。どれがより重要であるか。なぜそう考えるか。ということをメンバーに問いかけていかなければなりません。ここではセッションリーダーを進んで引き受けることにしました。

今回の気づきは以下の2つです。

(1)経営革新は経営者革新にほかならない。

経営者がリーダーシップをもって革新に臨まなければ下も共感しないし、ついてきません。もし、革新意識がないようだったらアセッサが気づきを与える質問をすることが必要になります。会議は「決める」というコンセプトではなく「変える」というコンセプトで進行させるくらいのほうがよいのでしょう。

(2)ブームは緩やかに去っている

2000年あたりからJQAはブームになってきたように思います。今日のメンバーの中にはかつての受賞企業の方もいらっしゃいました。話を聞くと、どうもムードが停滞しているようです。これは不況になり時間的余裕がなくなったこともあるでしょうが、輸入品であるJQAが日本的経営になじんでいないということも言えるのではないでしょうか。
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2010年11月23日

メモリアルをどのように残すか

chapio.jpg
http://ai2you.com/imaging/products/dcmt3/index.html

エプソン「デジカメde!!ムービーシアター3」のモニターに参加しているので使用感などをサックリ書いてみようかと思います。

「デジカメde!!ムービーシアター3」という商品はいわゆるフォトムービーソフトでデジタルカメラで撮影したお気に入りの写真に好みの演出・BGMをつけてムービーを作成するソフトです。

利用シーンとしては旅行・結婚式・子供の成長・ペットとの暮らしなどいろいろ使えそうです。今までもフォトムービーのサービスはYahooなどのポータルサービスやWindowsの基本サービスとしてありましたが、テンプレートの豊富さ、操作の簡便性という面からするとシアター3(略語)のほうが優れているといえるでしょう。(有償ソフトだからあたりまえといえばあたりまえですが)

取り込める画像形式は
JPEG/BMP/TIFF/PNG/PCX/FLASHPIC/GIF/SGI/MACPAINT/TARGA/QuickTimeImage
可能な出力形式は
MPEG1/MPEG2/WMV/MPEG4/AVI/
とほぼどのような形式にも対応しています。

簡単編集とこだわり編集があり、初級者から上級者まで幅広く対応できているところが嬉しいです。私は簡単編集で十分。音楽も自分の所有しているものを使えるので一般公開しなければ個人的に楽しむことができます。自分としては家族・夫婦のメモリアル的なものに使うことが多くなりそうです。DVDにして気の置けない仲間に配布するということもできそうですね。
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2010年11月22日

”しろばんば”にこころのゆとりを感じる



飛び石連休を利用して伊豆湯ヶ島へ”いのちの洗濯”をしてまいりました。渓流のせせらぎ、あでやかな紅葉、こんこんと湧き出る温泉、文豪が愛した素朴な和室に身を置いてリフレッシュしようという算段です。

癒しの音楽を聴くとアルファ波が発生するといわれますが、この温泉行でアルファ波は出まくりでした。旧天城トンネルでは伊豆の踊り子まつりが催され、踊り子のモデルさんとツーショットを楽しみ、湯道という散策路を紅葉を楽しみながらウォークするなどして、まったり過ごしました。

今回の旅行は時間軸をはずし、無計画に思い立ったところを回るというもの。結局、湯ヶ島が輩出した文筆家である井上靖について探索をすることとなりました。宿泊先の白壁荘さんは井上靖が常宿としていたところ。ロビーや部屋には同人誌や文壇の書籍がたくさん置かれています。

いろいろな観光スポットを回るのではなく、一か所に腰を落ち着けて読書にふけるのも悪くありません。井上靖文学館(沼津)にも立ち寄りましたが、めずらしくDVD視聴などして長居してしまいました。精神が豊かになるのはこういうことではないのだろうかとしみじみ思いました。本屋に行けば時間活用術的な書籍があふれ、時間の浪費は悪というイメージがつきまといますが生産性を時間軸だけでとらえるのはいかがなものかと感じます。

湯道を散策中に”しろばんば”という虫を見かけました。宿の人に聞くと”雪虫”とも呼ばれ冬の訪れを知らせる虫だそうです。体長5ミリほどの白っぽいフワフワ舞う虫。何かの種か綿帽子のようなものが泳いでいます。気にしなければ気づかないであろうその存在を認められたことに心の豊かさを感じました。はずかしながら今まで井上靖の名作”しろばんば”が虫の名前からきているものだとは知りませんでした。
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2010年11月20日

コンテンツをつつみこむ



昨日はマーケティング研究会に顔出ししてまいりました。今回のテーマは「お客様を呼ぶ施設づくり」。講師はアトリエ春間の金子社長です。春間は「しゅんかん」と読むのだそうです。会社のコンセプトである「自然な動きをカタチにする会社」らしく”わざとらしい”創作はしていません。また、春間さんでは一度も営業をしたことがないそうです。これはデザイン力があるというだけでなく縁を大事にする、そして表面的な大きさにとらわれないという社長の方針からくるものなのでしょう。

金子社長は鎌倉文学館の展示空間のデザインも手掛けられ従来の3倍もの入館者を創出した実績があります。私も地元なので鎌倉文学館にはよくおじゃましますが、このようなデザイナーがバックで活躍しているとは知りませんでした。ちなみに12/17〜4/24までは「華やかな世界をつむぐ」
と題してシナリオ作家・劇作家の展示が開始されます。われわれはコンテンツを見るためにそこを訪れますが、コンテンツの見せ方にどのような工夫がされているかという視点で見ると新しい楽しみ方
が見えてきます。

金子社長はお客様を考えるとき時間・環境・状況の3つの軸で考えるといいます。開業医の内装を例えに話されていましたが30歳の医師と60歳の医師の依頼するデザインのコンセプトは違うのです。若い医師は照明など雰囲気を重視し照明器具は通常の2割増し、初老の医師のほうは後継者に引き継ぐことを意識するので長持ちする作りになり総費用が2割増しになるのだそうです。

コンサルテーションを行う上には以上のようなことは非常に参考になります。われわれは問題解決のスキルを磨きますが、その見せ方も重要でリピーターを作っていくにはこちらのスキルも磨く必要がありそうです。また、お客様の立場を時間軸で見るというのは欠かせない視点であると再認識しました。
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2010年11月07日

成田POPラン参戦記

narita.jpg今日は成田POPランで走ってまいりました。千葉県のマラソンは初めてです。エントリーしたのはハーフマラソン。もはや10kmでは物足りない。目標とするならハーフだろうということで最近はハーフ中心に走っています。

朝5時起きして早めの会場到着。成田駅近くのプレイテックスタジアムに集合です。スタジアムは緑の芝生に覆われすがすがしい感じ。気候も暑くなく寒くなくちょうどマラソン日和でした。トラックスタートなのがまた本物っぽくてよかったです。

コースは5キロほど住宅地を走り、広大な水田地帯を回って帰ってくるようになっています。住宅地ではお住まいの方々から熱い声援をいただきました。しかし、なかがわマラソンほどのアットホームさはなかったように思います。

ハーフの参加者は2400人ほどで、イモ洗いというほどではなく涼風とともにのびのびと走れました。圧巻は広大な水田です。水田を取り囲むようにみんなが走っていて”壮大な野辺の送り”とも”巨大な豊穣祭”ともとれるような光景でした。

今回はキチンとした走りをすることを意識して練習を積み重ねました。食事管理やエレルギー補給、はたまたテープやサポータ、ヘッドホンにいたるまでこまごまと不安点を解消していきました。その甲斐あって自己ベストの記録を更新することができました。

いまやスポーツも根性や気合だけで乗り切れるものではなくなりました。自分に合った戦略ときめ細かな戦術を駆使しないと良い結果がでてきません。謙虚に自分の欠点・不足点を見つめること、客観的なアドバイスに耳を傾けることが大切かなと感じています。

しかし、最後の3キロはきつかった。ほんとうの勝負はこのなかに凝縮されているのだと思います。次回は川越の小江戸マラソンに参戦します。最後の3キロを最後の1キロに圧縮しそのなかでまた勝負をかけていきたいと思います。

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2010年11月06日

立ってしゃべるということ



今日はJISTAのオープンフォーラムに参加させていただきました。私、ITストラテジストではないのですがoreyuniさんに誘われるままに雰囲気を確かめに行ってきました。基調講演2本とパネルディスカッション1本という構成。セコム会長のお話やIPA理事の方のお話も興味深かったのですが、一番おもしろかったのはパネルディスカッションでした。テーマは「失敗事例から学ぶITストラジストの役割」です。

失敗事例もユーザーの立場、コンサルの立場、ITベンダーの立場と多角的な視点で語られていたのでよく理解できました。というかIT業界で働いていればいやでも経験できることばかり。苦労している部分はみんな同じなんだなと頷きまくりでした。

(失敗事例1)ユーザー部門の百花繚乱のリクエスト
よくある話です。ユーザーにやるたいことを聞いてボトムアップ的に構築しようとしたら膨らむだけ膨らんで収拾がつかなくなります。トップダウンのプロジェクト体制をしいて目的を明確にすることから始めなければなりませんね。

(失敗事例2)スパゲティ状態から解放
旧システムを使い続けている、自社に開発部門があるところは、ほとんどといっていいくらいシステムがスパゲティ化しています。まず営業的視点で投資予算を確認しておく必要があります。要件定義は予算と連動させて造りこまなければなりません。

(失敗事例3)情報システムは部門マネージャの考えによって変わる
これは公的機関に多いようです。人事異動があれば前任者とのネゴは水泡に帰します。

(失敗事例4)複雑すぎるシステムは運用されない
顧客の要求に振り回されずシンプルイズベストの精神で作りこまなければならない。

ITストラテジストは上記のような失敗の轍を踏まないようユーザーとベンダーの溝を埋めるための役割が期待されています。最後に本日の気づきを書き記しておきます。

ユーザー代表・コンサル代表・SE代表がパネリストでしたが、コンサル代表の方だけが立って説明されていました。顧客に語りかけるような仕草、プレゼンテーション。さすがだなと思いました。

「コンサルタントは立って話しかけるようにプレゼンする」

明日から心がけようと思います。






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2010年11月04日

10年後でもよくわかる構想書

先月いっぱいをもってシステム再構築の構想フェーズは終了。構想書をコンサルチームで作り上げました。構想書枚数は総量で350枚。4ヶ月の成果物としては妥当なところかなと思っています。問題はボリュームよりも内容です。今回のコンサルチームのアウトプットポリシーは「10年後だれが見てもわかる構想書」でした。私たちはともすると独善的な表現をしてしまいがちです。

・ここは何で赤色になっているのか
・このプロセスの主体はだれなのか
・何でこの課題とその課題が関連があるのか
・似た用語があるが同じものなのか

などなど、自分なりの前提で記述するいうミスを犯しがちです。プロジェクトのメンバーはプロジェクトが終了すれば、またもとの部署にもどっていきます。そのときはよくわかっていた事情でも年月がたつとどうしてそのような結論に達したのかわからなくなるでしょう。

だれにでもわかりやすくページごとの流れがはっきりとわかるような記述をしなければならないと思います。将来、何か大きな変更があったとき、会社の方針が変わったときなどは、この構想書に立ち戻ることが必要です。そのとき首をひねるような成果物ではいけません。

不朽の名作とまではいかずとも将来に引き継げるようなものを作っていかなければならいと改めて感じる今日この頃です。
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2010年11月03日

ぼくらの就活戦記

shukatsu.jpg

私たちが営業活動をしていて成約に至らなかった場合、失注の分析をやります。提案が的を得ていなかったから、金額が高かったから、企業に信用力がなかったから、等々理由はいくつかあると思います。その理由をつぶしていかないと次へ繋がりません。

就職活動においても内定をいくつもとれる人とまったくとれない人に分かれます。これも奥深いヒアリングを実施することにより成功の共通項を見つけることができます。本書では40人もの内定獲得者にヒアリングを行い、内定獲得の要因を分析しようと試みています。ここまで突っ込んだ本は今までになかったと思います。

就活は所詮、第一印象で決まるとも言われています。たしかに、そのような要素があることは否定できませんが、それがすべてであったら身も蓋もありません。第一印象を良くする人間的魅力とはどのようなものかはなかなか表にでてきません。その意味では共通のコンピテンシーがうまく抽出され参考にできるようになっています。

共通項をあげてみますと
1.第一志望に縛られないこと
2.OB訪問を戦略的に
3.面接では受け身にならないこと
4.自己分析をぬかりなく
5.理想の人生から理想の仕事を考える

ひとことでいうなら、準備良く、しなやかにというところでしょうか。ヒアリングの対象が多い割にどれも大企業ばかりの事例で鼻白んでしまいましたが、興味深く読むことができました。
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2010年10月31日

ガラパゴスでいいじゃない

診断士仲間とi-phone談義をしていたところ、乗り換え計画の話が出てきました。いわく「次はアンドロイド」だからi-phoneの更新はしない。。。。。

なぜ、アンドロイドか。それはi-phoneは制約が多いから。。。。

オサイフケータイやら、バッテリー交換やら二次元バーコードやら、そのほか諸々、アンドロイドのほうが優れているといいます。なるほど。アンドロイド・・いいかも。なんとなく雰囲気で変えてみようかなという気になってきます。

だが待てよ。ケータイについては、ガラパゴス、ガラパゴスって言われているのでは?みんな便利さを求めすぎるから世界標準からはずれていくのでは?もっとシンプルに行こうよ。という気持ちも一方にあったりします。

でも、それが日本人のメンタリティであるなら、開き直って「ガラパゴスで何が悪いのか。世界が遅れているだけだよ。そのうち日本が標準になる。」こう思えばいいのかもしれませんね。

なにしろ日本は”究極”を追求する”匠の国”でもあるわけですから。このへん、モヤっとしてる人、この本を読んでみてください。

garapagosu.jpg
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2010年10月30日

中小企業の事業承継

今日は中小企業診断士の理論更新研修に出席してまいりました。渡しは東京支部の会員ですが神奈川支部の研修に集積することはOKです。なぜ、他支部の研修に出るかという理由は3つあります。

1)神奈川に住んでいますし自宅から短時間で行ける。
2)会場が広く余裕があり、机に2人掛できる。
3)経営者の生の声が聞ける。
あと、おまけに中華街に近く、おいしいランチがいただけることもありますね。

今日の講演ネタは

1)中小企業の事業承継
2)中小企業の経営革新
3)中小企業の生き残り戦略

この中で自分にとって未知の分野で興味深かったのは1)の事業承継でした。
まず事業承継の現実。事業承継の準備は進んでいないようです。中小企業の経営者は年々高齢化し、今や平均年齢は60歳。承継したくてもできないから高齢化の一途。かといってさしたる準備もしていない。

そして円滑に承継を進めるための施策が活用されていない。経営承継円滑化法なるものがあって@事業承継税制、A民法特例、B金融支援の3本柱から成っています。特に中小企業診断士は@に関与すべき。今まで支援施策に疎くなっていたので新鮮に見えました。

また老舗企業が生き残るためのキーワードもとても参考になりました。
・信頼の維持
・進取の気性
・品質の向上
・地域密着
・伝統継承
・技術継承
・顧客継承
・物的資産

企業の支援局面は「創業」→「IPO」→「再編」→「再生」と変化しますが、それぞれの局面で事業承継の視点を持って臨むことが重要であると再認識しました。
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2010年10月29日

熱海活性化の切り札はこれだ

今日は仕事がひと区切りついたことで、お休みをいただき妻と一緒にシッポリと温泉につかってまいりました。(なんちゅう表現!)「お疲れさんコース」のキーワードは温泉+地魚です。明日はまた研修がはいっていることもあって、近場の温泉を探し、結局、熱海ということで落ち着きました。熱海にお金を落としたのは何年振りでしょうか。それほど、縁遠い場所でした。

訪れてみて、その閑散さに驚きました。どの店も客がまったく入っていません。まるで平日の営業をあきらめているかのようなさびれ方です。シャッターを下ろしている店も少なくありません。足湯など街の復活が報じられていた時期もありましたが、それも過ぎた日の蜃気楼。私たちは日帰り温泉族でしたが、いわゆる都会のようなSPA的な施設が少なく、温泉+食事をリーズナブルな価格で提供しきれていないように思いました。

部屋の稼動を上げるために温泉+部屋2時間という設定は温泉ラブホ路線を象徴しています。これが熱海の生きる道なのかなと考えさせられてしまいます。温泉自体は満足のいくものでした。どうやったら客を呼べるのか自分がこの街から地域活性化のコンサルティングを依頼されたらどうするか。帰りの車中で考えて見ました。

やはり地域活性化の切り札、マラソンでしょう。熱海は平地が少ないので急坂コースをウリにして、温泉+地魚+マラソンで活性化したらどうでしょうかね。
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2010年10月26日

軸思考術

jiku.jpgお客様とセッションをしているとリスペクトされることがあります。鋭い視点を持っているとかいうことではなくて、パワーポイントの操作が俊敏で図表の処理を即興であざやかに見せると感服されます。メンバーの発言を瞬時にソーティングし、階層化し、軸にそってマトリクス化するという技は、なかなか一般の人にはできないでしょう。私はまだまだ修行が足りませんが、コンサル仲間には早送りの映像を見ているかのごとくチャート化していく人が何人かいます。

もちろん、いくらパワポを早く操作できたとしても、コンテンツが価値をもった形で表現されないとお客様の得心度合いが高くなりません。マトリクスの軸をどうとるかというのは、コンサルタントの生命線であると言ってもよいと思います。ところがこの軸を持つということは言っているほどに簡単ではありません。

「コンサルタントの思考術」ではこの軸をどうもてばよいのか、ぶれない軸とはどのような軸のことなのか、ということを教えてくれます。この本での気づきは「軸によって仮説が立てやすくなる」ということ。今まで、仮説を立てるのは容易ではないと考えていましたが、これは「ぶれない軸」を自分がまだ持ち切れていないということなのかもしれません。

「枠で考えずに軸で考える」

これ、とても大切なことだと思います。
posted by orataki at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月24日

カジュアルサロンでツイッターを語る

昨日は城南カジュアルサロンに参加してきました。テーマは「ネットからの情報発信」。スピーカーは2人で、相方が”Blog”中心のスピーチをされたので、私は”Twitter”について毒含みでひとくさり。

「診断士には2種類の人間がいます!」こんな感じで”つかみ”を取りに行きました。

「それはツイッターをやっている診断士とやっていない診断士です!」

コンサルタントは物事の切り分けをするために”軸”を決めますがツイッターをやるかどうかという軸は、まぁ、”無謀”です。しかし、これくらいのインパクトにしないと今回参加されている方々には届かないのではと考え、そういう路線でお話しました。

ツイッターというのは代表例であり、本質はWEBコミュニケーションです。WEB上でコミュニケーションできるかどうかということ。いわゆる”中の人”かどうかということ。このコミュニケーションの輪にいきなり入るのはなかなか難しいと思っています。時間が解決するのかもしれません。

その昔、メールでやりとりするのは面倒なので速達郵便で資料を送ってきた診断士の方もいらっしゃいました。メーリングリストで案件募集するのは差別でありケシカランと激怒する診断士の先生もいらっしゃいました。そして、会報として紙で情報を受け取ることにこだわる方々もいらっしゃいました。今はどうでしょう。

時代は常に変化します。私が診断士登録した当時はまだ”徒弟制度”的な雰囲気が残っていましたが、現在は指導する、されるの関係は基本的に同じですが、もっとフラットな関係になってきたように思います。ということでツイッターくらいやらないと仲間も増えないし、小売業のマーケティング指導もできないよと半分脅かしてツイッターを始めることを勧めました。

実際、ツイッターを通じて、カジュアルサロンに2名の参加をいただきましたので、その効果の片鱗が紹介できたかと思います。「カジュアルサロンの集客も思うに任せないのに、中小企業の集客など指導できるはずもない。」というのが正直な気持ちです。

何名かの方々がツイッターの威力を感じ取り開始宣言されたことは嬉しかったです。これからもツイッターの輪を広げていければと思っています。
posted by orataki at 09:30| Comment(0) | TrackBack(1) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

アナログも捨てたものじゃない

先日、メガネを新調しにいきました。最近、度が進むのが早くて困ったものです。いつもなら、alookのような安売り店で調達するのですが、今回はちょっと品質の良いものをということで地元密着のメガネ店で買うことにしました。

以前購入したことがあると告げると、店主は引き出しの中から顧客カードを選び出し、私の名前を確認すると度数のあったサンプルレンズを用意してきました。私が告げたのは電話番号のみです。つまり店主は、電話番号をキーにして私のカードを選び出してきたわけです。

私はちょっと驚きました。今の世ならばパソコンで検索するのが普通ではないのかと。店主はわりと若い方で店の奥にはパソコンがあるのがわかります。別にパソコンが使えないわけではなさそうです。しかし、そう時間もかからず選び出したのですから、きれいにソーティングされているのでしょう。

この店主の姿を見て何か暖かいものを感じました。これぞ地元密着の店だなと思わせるような何かがあるのです。もっと大量の顧客を扱うならばパソコンは必要となってくるでしょうが、そこまでは多くないという頃合感がまたいいのです。

私の高校の同級生で今は教師をしている女性がいますが、彼女の言った言葉が蘇ってきます。「私、生徒の成績をパソコンで管理するの嫌なの。なんか人間を数字で序列化しているみたいで。」そういわれれば自分の属性情報がパソコンのデータとして存在するのというのは何となく味気ないものです。人間の手で選んで欲しいというアナログな感覚ってあるのです。皆さんはありませんか?
posted by orataki at 23:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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