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2010年04月25日

野毛山大道芸

念願の野毛大道芸を見てきました。大道芸を見ていて思うのですが彼らはほんとうのプロです。それは投げ銭(チップ)で生計を立てているからです。私たちは契約に基づいて給料やフィーを頂いています。だから「顧客満足の向上」などという努力目標の概念が出てきます。

チップは顧客満足そのものであり、面白くないと思われたらギャラリーからは一銭ももらうことができません。単に技能だけではなくギャラリーを楽しませ、感動させ、一体となる場つくりの能力が要求されます。彼らにCSの講師をさせたら現実味あふれる話を聞くことができるでしょう。

私は面白いというだけの芸にはチップを出しません。感動したときチップを払おうと思っています。今日、チップを払ったのは2つ。ひとつはアコーディオンパーフォーマンスの「アコる・デ・ノンノン」。もうひとつは中国雑技芸術団でした。
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アコる・デ・ノンノンさんはここの大道芸が終わるとヨーロッパの街角を転々として大道芸をしてまわるのだそうです。チップで生活をつなぐ流浪の旅。気ままにみえるけど結構シンドイはず。アコーディオンが奏でる「ドナウ河のさざなみ」は欧州ムード満点でした。

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そして名前は聞き逃しましたが燃焼系アミノ酸の回転女子で注目された雑技団の美女が究極のバランス芸を披露してくれました。彼女はフランスの大会で優勝した世界一の曲芸師とのこと。(私のタイプでもあります)小泉元首相ではありませんが

「いやー、感動した!」

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前衛的な金粉ショーもありました。
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2010年04月24日

ブレイクスルーポイント

「前方にいる亀をウサギは追いつくことも追い抜くこともできない。ウサギが亀の場所まで行く間に亀はわずかに進むし、さらにウサギがその場所まで行く間にも亀はまた少し進む。よって永久に追いつくことも追い抜くことも出来ない。」

このようなクイズまがいの話を一度は聞いたことがあるでしょう。これはゼノンのパラドックスのひとつで、明らかに現実と違っているのにその矛盾を旨く説明できないものです。これは追いつく地点までの距離を無限分割しているだけで、それを「追いつけない」「追いつけない」と言っているだけです。

実は私たちのなかにもこのようなバラドックスに陥っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。「出来ない」と思い込むことの無限連鎖。自分もたまにこの罠にはまることがあります。実際にはこの内向きの無限分割からブレイクスルーする気持ちの切り替えが大切です。外側を考えればよいのです。

診断士受験を志した当時は過去問を見てとても受かる気がしませんでした。何度も挫折しそうになりましたが積み重ねが出来ていくうちにブレイクスルーポイントに到達したように思います。「突き抜ける感覚」を覚えたのはこのときが生まれて初めてでした。

「ブレイクスルーポイントはある。ポイントの外側を見れば突き抜けることが出来る。」という意識を持てば初志貫徹できるのではないでしょうか。最近は走っていても同じようなことを感じます。

毎回走って、ほんの数秒タイムが短縮される。その積み重ねの先にブレイクスルーポイントがある。どんなポイントかはうまく説明できませんけれど。
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2010年04月23日

我利我利君はいらない


ガリガリ君ソーダ SAMURAI BLUE が4/20から期間限定で発売されています。30年にもわたるロングセラー商品。赤城しぐれの後継商品として庶民に親しまれています。今年は記録的な寒い春なのでキャンデーはまだ食べていませんが、そのうちお世話になることと思います。

さて、ガリガリ君は歓迎ですが我利我利君はいただけません。先週、中小企業診断士のスプリングフォーラムがあったこともあって新入会員の皆さん、これから研鑽に励まれることでしょう。

我利我利君というのは文字通り自分を利することだけを考える人のこと。協会に入ったら知識やスキルを求めるだけでなく他者に何を与えられるか、皆のためにどのような協力ができるかという視点を持っていただきたいと思います。「他利」は最終的に「自利」につながります。人との縁を大切に相互研鑽していただきたいと思います。
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2010年04月22日

真の成長を促すもの

毎朝、駅に向かう途中、小学校低学年の女の子と父親の親子連れを見かける。父親と女の子は一緒に並んでは歩かず、女の子のほうが数歩先を歩いている。その距離が長くなったり短くなったりしている。女の子がちょっと走ると父親もその後をちょっと走る。

実はこの親子はともに聴覚障害者である。女の子が一人で登校するのには危険が伴うのでいつも父親が付き添っているであろう。去年までは一緒に手をつないで歩いていたように思う。手を離して、少し離れて歩いても大丈夫なくらいまで成長したようだ。

最終的には父親なしでも道路を歩くようにしなければならない。あとどれくらいかかるだろう。ゆっくりと確実に慣れるまで付き添いは続くだろう。長い道のりのようにも思えるが父親の顔は生き生きとしている。希望の光を信じているからだと思う。すごく愛情を感じた。

かように人間を育てるということは時間がかかりたいへんな手間がかかるものであるが、愛情がそれを支えているからそれができる。企業で人を育てる場合も同じだと思う。愛情が必要だ。私は今までいろいろな上司に指導を受けてきたが愛情が感じられるとき一番成長したように思う。

いくらカネの稼ぎ方を伝授されたところで、それだけでは真の成長はないように思える。そんなことを考えさせられた朝の風景だった。


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2010年04月18日

ゼロベースで学ぶ姿勢

昨日は午前中が中小企業支援、午後がスプリングフォーラム、夜が懇親会&二次会というメニューでした。中小企業支援については自分には全く業界知識がないファッションデザイン業界。芸能プロと密接に関係があるいわゆる「ギョーカイ」の経営相談でした。気合を入れてやらないと名倒れしてしまうという気持ちから以下のようにtweetしました。

「診断士試験は4割間違えても合格出来るけど実務では1割も間違えたらリピートされない。これからそんな気持ちで経営相談に応じる。」

相手は生活かかっているわけですからプラスアルファ(やってもやらなくてもどちらでもよい)のようなアドバイスはできません。ITの相談ならかなり適切なアドバイスができるのですが。。。結果2時間ほどポイントとなるアドバイスをさせていただきました。

さて、午後のスプリングフォーラムは1000名弱の参加をいただいて大盛況。熱気ムンムンでした。わが支会長もおっしゃっていましたが「研鑽とネットワーク」が大切であることは常に意識しておくべきでしょう。そのフィールドとなる研究会選びは大切な作業。選ぶほうも選ばれるほうもヘトヘトな一日でした。

さて、二次会は大先輩の診断士の方と一緒に呑んだのですが、ここで大きな気づきをいただきました。大先輩はアラカンよりもっと上の世代。しかし、ゴルフ・テニスと毎週のようにこなし元気ハツラツ。そして考え方もお若い。

大先輩くらいになると、今まで積み上げてきた経験・人脈・スキルを活かして、ある意味ラクをして仕事を回すようになる方も多いと思います。しかし先輩はゼロベースで学んでいくといいます。この「学びの姿勢」が若々しさを保つ秘訣なのかもしれません。

私も安易なコピペ提案や金太郎飴コンサルに流されないよう研鑽していきたいと思います。

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満員御礼の城南支会説明会。用意した資料が足りなくなりました。

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2010年04月12日

中小企業もIFRSと無関係でない

昨日はITC研修に参加してまいりました。お題は「IFRSの概要と中小企業ビジネスプロセス変革へのインパクト」です。

テーマとしてはタイムリーであり、中小企業も無縁ではないという視点に興味を持ちました。中小企業も対象になりうるということでビジネスの幅は広がります。

IFRSに関しては日本は独自の発言力を持たないままアメリカ追従型のスタンスを取っているようですが、これからはコンバージョンという仕組みの中で独自のスタイルが出てくるのではないでしょうか。

最終的には2015年に適用されますが準備期間を考慮するとここ2−3年が勝負どころ。私たちコンサルのフィールドは情報システムへのインパクトをどのように認識してもらい、どのように導入につなげるか。その企業にあった姿は何かを指し示すこと。

まだ手探り状態が続く中、非常に有意義な研修でした。
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2010年04月11日

その先の自分に会う

いつも30キロあたりになると「もうこれを最後にしよう」と引退を決意する。「こんなつらいことはきょうが最後なんだからゴールまでがんばろう」と思って歩を進める。であるのに引退は先延ばしになっている。心の中で引退宣言と撤回を繰り返している。体よりむしろ心が痛んでゴールしたにもかかわらず、帰宅することには「さあ、次はどのレースを走ろうか」などと考え始めている。 :4/9日経新聞より引用


あるとき知り合ったランナーに「マラソンって何がいいんですか?」と質問すると「42.195キロ走り終えたとき、その先で待っている自分がどんな自分なのか?その自分に会ってごらん」と返ってきた。鳥肌が立った。「42.195キロ先の自分?」まったく未知の世界であり、想像すらできない。無性にその自分に会ってみたくなってきた。 :ソーレ君の感動宅配便第27号より引用


自分はまだハーフ止まりだけれど、決して速くはないけれど、いずれもなんとなくわかるような気がする。それに近い感情も持っている。あえて人に勧めることはしないけれど、やってみないとわからない感情だと思う。
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2010年04月10日

コンサル仲間と鎌倉散策

今日は早朝10kmマラソンのあと鎌倉散策に出かけました。コンサル仲間と一緒です。天候にも恵まれ気持ちの良い一日を過ごすことができました。今回は写真中心でいきます。

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妙本寺。ピンクとグリーンが目に優しい。花見と新緑が楽しめる数少ない静謐な場所。

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倒壊した八幡宮の大銀杏を上から見たところ。新しい芽が出てきました。もちろんビジネスでも芽が出るよう祈願してきました。

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瑞泉寺手前の植栽。3色が美しい。

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ツイッターで花の名前を聞いたがノーレス。

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瑞泉寺のムラサキダイコン。群生するととても美しい。

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報国寺。別名竹寺。新緑というより深緑。抹茶をいただきました。

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旧華頂宮邸。年に2回内部が公開されるが、まさに本日がその日。ラッキー!

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苔寺の苔の石段を上から見たところ。悠久の時の流れを感じます。

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2010年04月04日

受動喫煙防止条例の吉凶は?

今日は湘南月例マラソンに参加してまいりました。前回、300位だった順位が240位にあがりました。わずかずつではありますが記録が向上していくことは大きな励みになります。適度な競争環境は必要ですね。

さて、今回は後輩のSEであるA君と走ったのですが、彼は東京から来ているので終了後、お茶でも飲んでいこうということになりました。近くにマクドナルドがあったので覗いてみると時間が早かったせいか中は空席が目立ちます。さっそくオーダーをしようとしたのですがやめる事になりました。この店は全面禁煙だったのです。

A君はヘビースモーカー。私のほうで気を遣って別の店を探すことにしました。(マックは時間分煙または区間分煙だと思ったのですが3/1から神奈川では全面禁煙店を増やす方針に切り替えたそうです)思えば神奈川県では4月より受動喫煙防止条例が施行されているのです。

神奈川県ではこれから多くの飲食店で喫煙が制限されることになるのです。東京から遊びに来るスモーカーの方は少しばかり心積もりしておいたほうがよさそうですね。ちなみに条例は以下のようになっています。

・第1種施設は禁煙

 学校、病院、薬局、映画館、集会場、神社、寺院、教会、運動施設、公衆浴場、百貨店、金融機関、公共交通機関、図書館、博物館、美術館、動物園、遊園地、老人ホーム、保育所、官公庁施設

・第2種施設は禁煙か分煙を選択

 飲食店、ホテル、旅館、ゲームセンター、カラオケボックス、場外馬券発売所、場外車券売り場、場外舟券発売場

・特例第2種施設は努力義務

 パチンコ店やマージャン店など風営法対象施設、調理場を除いた床面積100平方メートル以下の飲食店、床面積700平方メートル以下のホテルや旅館

以前、ワタミグループの渡邉美樹社長が経営者視点で条例は時期尚早とコメントしていましたが喫煙する顧客は県外に逃げてしまうのでしょうか。分煙に設備投資できない中小業者は淘汰されてしまうのでしょうか。少なくとも団体客の消費行動は変わってくると思います。禁煙環境を痛みを少なくしながらソフトランディングさせる、これは難しい問題ですね。
posted by orataki at 14:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

花見&地ビール&おでん

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今日は久しぶりのポカポカ陽気に誘われて嫁さんと小田原へ花見に出かけました。「美人薄命」同様に「桜花薄命」でもあります。来週の土日まで持つかどうかわからない。ならば今日明日しかあるまい。ということでかなりの人出でした。

満開の桜の下で弁当を広げ、ビールをグイグイ飲む。花をめでるという繊細な感覚を持つ日本人でよかったと感じるひとときです。さて、広場では「おでん」の全国名物展が催されていました。

北は北海道から南は沖縄まで各地のおでんが勢ぞろいです。ご当地自慢は一種のトレンドであり、なかなか良い企画だと思いました。ただ、いろいろ食べ比べてみたいのでセット売り(5個500円が相場)ではなくて単品で各地のおでんを堪能したかったです。

今日は静岡おでんを食しました。選抜優勝を祝って沖縄おでんも食べておきたかったのに満腹でたべられませんでした。ザンネン。来年は食べるぞ。

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2010年04月01日

コンサル名物「かわいがり」

以前、コンサル名物「かわいがり」の記事を書きましたが今日も「かわいがり」がありました。今回血祭りにあげられたのは私ではなく昨年配属された新人君。新人君といっても私とそう年齢差はないオッサンです。

「このチャートのメッセージは何なのか?」
「全体の課題と部分の課題がまざっている!」
「これじゃぁ、手段が目的になっている!」
「項目の粒が揃っていない!」
「ストーリーがグジャグジャだ」
「これで顧客は価値を感じてくれるのか??」
「これでバイされるのか??」
etc

いやあ、かわいそうなくらいサンドバック状態。そう言いつつ、私もかなりツッコんでいたなぁ。提案書の表紙からツッコミが入るとは彼も思っていなかったようです。デフォルトで挿入されているCOPYRIGHT表記に対し「お客様にコピー禁止を迫るつもりか?」といった議論も沸き起こりました。

彼は今にも泣き出しそうなくらい紅潮していました。そして2時間ほどでやっと開放されました。このような儀式を通してスキルとへこたれない精神力が鍛えられていくのでしょう。「次は自分かもしれない」という恐怖じみた緊張感がスキル向上に役立つのだと思います。
posted by orataki at 22:04| Comment(5) | TrackBack(0) | スキルアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

ブルーオーシャンが成熟するまでに

昨日、本日と連続して中小企業支援活動をしてまいりました。昨日のほうはブルーオーシャン戦略のフレームワークに基づいた新ドメインの設定について。戦略キャンバスの描き方を共有し、戦略の見本市となるべきキャンバスの持ち寄りを取り決めました。

Wiiやウォークマンのような新天地を切り開くことができるのかどうか、ひとつのチャレンジです。多分、ウォークマンやWiiなどブルーオーシャンの成功事例も戦略を意図して利用したわけではないはず。まさに新大陸発見と同様、結果オーライ的な要素があったとしてもおかしくありません。

本日のほうは経営相談。ファッション業界の経営改善について。こちらのほうは特殊な部分がありベーシックなマーケティング手法や競争戦略の手法が使いづらい状況です。こちらも最終的にはブルーオーシャンに行き着くような気がします。

ブルーオーシャンの手法を実際の経営指導に使っている事例をあまり聞かないのですが、実感としては中小企業への適用もこれから多くなるのではないかと思います。その意味からも普及するまでに自分の得意技のひとつにしておきたいと考えています。
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2010年03月23日

日経新聞電子版開始!



今日3/23の日経新聞で新聞の電子版開始の広告が大々的にされていました。社運をかけた電子版。果たして浸透するでしょうか。私の予想ではかなりいけるんではないかと思います。

時期的にもi-phoneに追随してXperiaが登場し、スマートフォンの世界が広がるタイミングですし、日経ならビジネスユーザーが大半ですから能動的に記事にアクセスする読者が多いと思います。

実は私もスマートフォンを検討していまして、スタイリッシュなXperiaにもほのかな思いを寄せているところです。自分の衝動買いを抑えている唯一の防波堤は現在のケータイの2年縛りだけです。今年いっぱい縛られている状態です。

Twitterへの本格参入という第一波でこの防波堤は大きく揺らぎました。しかしTwitterに蝕まれる時間というものを冷静に考えることで思いとどまりました。

今回の日経新聞電子化は第二波という感じです。電子化によるメリットはかなり大きいと思います。必要なカテゴリ・記事への迅速なアクセス、マーキングやスクラップの手間削減、隙間時間の活用、etc とても魅力的です。

さて、興味深かったのは記事のキャッチコピーです。

・始まります「電子版」生活
・いつでもどこでもモバイル機能フル活用
・MY日経があなたの秘書に
・情報整理の達人に

結構ビジンネスマンに訴求できる内容だと思います。経営者は秘書に頼らなくてもできることが増えそうですね。4月いっぱいは無料購読できるとのこと。i-phoneとXperiaの比較検討を含めて4月は悩ましい期間になりそうです。
posted by orataki at 20:27| Comment(4) | TrackBack(0) | IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

三人寄れば文殊の知恵

先週末にマーケッティング研究会に顔出しいたしました。最近は業界研究という視点でなるべく多くの研究会に参加しようと心がけています。コンサルスキルや手法は独学することができますが、「業界」というものはなかなか理解するのに手間取ります。今回は研究報告ということではなく経営者を直接お招きし、話を伺いながらアドバイスするという形式でした。

今回の業界は大きなくくりで言うと研修・カウンセリングとなります。経営者は女性で2年前に独立。全国にカウンセリングのパートナーを持っています。独立前の顧客を引き継ぎ当時はそこそこの需要があったようですが最近は研修需要が細っているようです。「どのような販路開拓をしたらよいか」が今回のテーマでした。

「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが診断士によるアドバイスもまさに当てはまるものだと思います。自分の思いつかない視点がまだまだ多くあります。その分野の達人でない限り30%くらいは隠れた視点が眠っているように感じます。

当社にはホームページがありますが、よくある誤解をしていらっしゃいます。ホームページを立てると受注が舞い込んでくるというもの。構築維持にかなりの費用を投入されているようですが検索アクセスした受注は限りなくゼロに近いといいます。講演でHPを紹介して申し込み窓口としての機能しか発揮されていません。

勿論、アクセス向上対策を行わなければなりませんがそのほかメニューや値付けにも改善が必要であることがわかりました。基本的なことですがどのような人をターゲットとしているのかメニューからは伝わりにくくなっています。

・どんな人に利用してもらいたいのか
・どんな効果があるのか
・イチオシは何か(ブランディング)

という問いかけに対する回答をうまく伝えればもう少し反応が良くなるのではないでしょうか。

・メリハリのある価格設定
・無料視聴、サンプル体験コースの設定

という大きな切り口が経営者の気づきであったと思います。当社のカウンセリング研修はどちらかというと医療関係従事者のカウンセリングスキル向上に役立つもので介護士・看護士・栄養士・薬剤師といった職業の方々の課題を理解するのに役立ちました。

経営者を交えてのリアルな検討会はどの研究会でも毎回設定することは難しいでしょう。しかし、バーチャルだけでもわかったような気になるだけ。交互にできるような研究会運営が望ましいと思います。
posted by orataki at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 中小企業診断士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

しんどい400メートル

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今日3/13にJR横須賀線武蔵小杉駅が開業しました。丁度研究会の日に重なっていたので酔狂心がムクムクと頭をもたげフラリと途中下車してしまいました。初日とあって物見高い利用客とテっちゃんで混雑していました。

ニュースでは東京駅への所要時間が南武線川崎駅を経由するこれまでのルートに比べ、13分短縮されるほか、湘南新宿ラインと成田エクスプレスがすべて停車するため、新宿や成田空港方面への利便性が増すとありましたが個人的には南武線沿線にも東横線沿線にもほとんど用事がないのでメリットはあまり感じられません。

また連絡通路の長さにはちょっと閉口しました。その距離約400メートル。成田へ向かい客はスーツケースなど荷物は重いでしょうからこの乗り換えはかなりしんどいのではないでしょうか。おまけに細くクネクネしていて工事現場の脇をスリ抜けるようなレイアウトではウキウキ感もいまひとつ。

まぁ、これからいろいろ装飾されていくのでしょう。これから武蔵小杉が都市開発で変貌をとげ途中下車したくなるような街になることを期待しましょう。
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2010年03月09日

スライド手帳は渋谷東急ハンズで買える!



Kaitsさんのスライド手帳を利用して2週間ほど経ちました。ここで一度モニター報告しておきます。

私の利用しているスライド手帳はB5のものです。ほんとうはこれ一冊に集約できればいいのでしょうが、現在はポケットに入る手帳との併用になっています。急に予定をメモる時はポケットタイプのものを使わざるを得ません。スライド手帳は朝の仕事開始時や午後一番などおちついて定期的なチェックを行うとき利用しています。

PDAが廃れた現在においてはスライドノート+i-phoneという組み合わせはリアルバッチ処理ということで一番パーフォーマンスが良いかもしれません。

さて、中身ですが一週間以上先の計画が見開きで管理できるようになりますから先々まで計画する人にとっては有効でしょう。逆に突発的な割り込み仕事が多く計画がたびたび変更になる人にとってはわずらわしく感じられるかもしれません。自分の仕事の計画依存度というのもをよく見極める必要があると思います。

独立開業した方で仕事が軌道に乗ってきた場合は月間計画や年間計画を作る必要があるでしょう。そのような場合にすごく力を発揮すると思います。記入項目に「食事」や「睡眠時間」が入っているところがユニークです。仕事が出来る人は健康管理もしっかり出来る人。ダイエットやっている人にも良いかもしれません。

時間の目盛りは1時間毎でかなり細かく線引きすることができます。ToDoは各自付箋を貼ったりして管理することにもなりますが「ToDoエリア」を設けたほうが個人的には好みです。

近日中に渋谷の東急ハンズに並ぶそうですので興味のある方は是非一度ご覧になってください。「売り切れ御免」になるかもしれません。診断士の中ではブームになるかもしれません。要ウォッチの一品です。







posted by orataki at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 中小企業診断士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

ブルーオーシャンは見つけるものではなく創るもの

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「日本のブルー・オーシャン戦略―10年続く優位性を築く」を読了いたしました。経営関係の本でこれほどスイスイ読めて、これほどビシバシ頭の中に入ってくる本はありません。その理由は理論がわかりやすく体系化されていることと体系を理解するための事例が豊富なことだと思います。

原典のブルーオーシャン戦略は事例としての日本企業が少なく戦略の概要をつかむのには役立ったのですがどのようにすれば、その理論が実践・導入できるかというところまでは言及されていなかったように思います。

本書では事例企業として、任天堂/SONY/アップル/カーブス/QBハウス/明光義塾/NTTdocomo/ネスレ/ユニクロ/NOVA/セコム/シマノ/バンドゥーシュ/フォード/HIS/日本ハムファイターズなど数多くの企業を取り上げています。

今、ブルーオーシャンで潤っている企業も結果としてブルーオーシャンを見つけた企業が多く、理論的に再現できる、つまり二匹目のドジョウを理論的に見つけられる企業は少ないといいます。これから理論がブラッシュアップされていくにつれ意図してブルーオーシャンをつくり出していく企業が増えてくるでしょう。

そんな未来を彷彿とさせる好著です。★★★★★
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2010年03月07日

三浦国際市民マラソンに参加して

北原白秋が「雨はふるふる、城ヶ島の磯に、利休鼠の雨がふる」と詠んだように城ヶ島には雨が似合う。(JASRAC大丈夫ですよね?)

しかしながらゆったりと風景を咀嚼する余裕がある人にとってはそうであるかもしれないが三浦国際市民マラソンのランナーにとってはあってほしくない光景である。2010年の三浦国際市民マラソンはまたしても雨に祟られた。

私は初めて参加して完走こそしたものの規定時間外ということで記録が残らないという屈辱を味わうこととなった。そのようなこともあって負け犬の遠吠え的な記録にはなるが時系列的に今回のマラソンを振り返ってみようと思う。

朝8時、久里浜駅で横須賀線から京浜急行に乗り換えたが電車内は立錐の余地もないほどの混雑振り。平素の通勤電車でもこんなにはならないというくらい混んでいた。三浦海岸駅で下車すると雨は本降りに。天はまことに容赦がない。

着替えをしようと最寄の小学校に行ったのだがこれが結構遠い。駅から10分ほど歩かされる。しかもスタート地点からは逆方向である。体育館が臨時に更衣室になっているのだがこれがまた狭い。

体育館とはいってもまったく割り込む余地がない。おまけに今日の悪天候である。着替え終わっても入れ替わろうとしない人が非常に多い。「自分さえ良ければ・・・」という雰囲気を感じて少し嫌な気分になった。

短パンに履き替える予定だったがあきらめてそのままのスポーツウェアで走ることにした。少し時間があるので寒さしのぎにマクドナルドに入ってみた。誰もが考えることは同じで長蛇の列。ま、立ち飲みでもいいやと思い10数分すごす。とにかくここはハンバーガーを食べるところではなく、珈琲を飲むところでもなく冷たい風を避けるところになっているのだ。

同行してくれた妻にデイバッグを預けスタートラインに並ぶ。とにかく寒い。先週の東京マラソンで出走を待つ選手たちを気の毒に思っていた自分が今日はマックの客から逆に気の毒な視線を送られている。なんてこった!Oh My God!

早く体を温めるためにも早くスタートの号砲は欲しかった。9時37分に号砲が鳴り響きハーフランナーたちは飛び出す。予想通り3キロ地点までは快調な走り。しかし、苦手の上り坂でどんどんタイムを落としていく。

この遅れは下りで取り戻さなければならないがここで私は「エンジンブレーキ走法」を利用してみた。路面が若干滑るのでブレーキをかけつつ滑りながら距離を稼ごうというという作戦だ。城ヶ島大橋が見えてきたころはかなりペースを挽回できてきた。このままで行けば時間内にゴールできる!頭の中では瞬間的に比例計算をしていた。

しかし、伏兵が突如襲い掛かってきた。「突風」である。一番の敵は雨でも寒さでもなく突風に入れ替わっていた。キャップが飛ばされそうになり、体が左右に揺り動かされる。こんな条件でのマラソンは初めてだ。

15キロ過ぎには足が上がらなくなってきた。周囲のランナーも状況は同じだ。いかにこの状況を打破するか。皆模索している。twitterでつぶやくほどの余裕はまったくないが口ではつぶやき続けている。「ファイトー」「絶対負けへんでぇー」「ホノルル行くんやぁー」(何故か大阪弁)

ゴールが遠くに見えてきたとき残された時間は数分。はたして間に合うのか。ネバーエンディングストーリーのバスチアン少年が石像の間をかいくぐろうと走り出した心境で最後のダッシュをかけた。(ネタ古っ)

結果は惜しくも2分の遅れで勝利の扉は閉ざされてしまった。(制限時間ぎりぎりで勝利はないだろうというツッコミは無視!) かくして「私の中の三浦」は終わった。

人は第一印象で決まるというがマラソンの大会も同じようなものだと思う。申し訳ないけれど悪天候を差し引いても今回の三浦は印象が良くなかった。クルマでの来場禁止というのはわかるが、その規模からすると応援者の収容施設があまりにも少ない。東京マラソンのような都市型のマラソンであれば待機するような場所に事欠かない。また、地下鉄を駆使すれば応援者は次々と先回りして応援することができる。

一方、地方市町村型のマラソンであれば自治体のアリーナなど文化施設を利用することができる。物産展などを併設すればより充実した催しになる。この意味では、三浦は中途半端な感じである。規模だけが大きい。海岸線を利用するということに主眼があって他の不便を我慢させているように思える。

そうはいっても三浦はガチな玄人好みの大会なんだからヤワなことを言ってはいけないのかもしれないが長い目で見るとユーザビリティというのは非常に大事なのではないかと思う。

5月には長野県でまたハーフに挑戦するつもりだが、ここの大会は非常に温かい。(昨年参加したときは雨だったが、それでも温かかった)村人全員が応援者になっているかと思えるほど声援を受けたが三浦ではパラパラとしか応援者はいなかった。こんなところにも都会的な部分と田舎的な部分の中途半端さが感じられるのだ。

最後に2時間半もの間、必死に数少ない喫茶店を捜し求めて待機していてくれた妻に感謝したい。

2010年03月06日

艱難辛苦汝玉にす

いよいよ明日は三浦市民マラソンです。予報では曇り時々雨。気温はかなり下がりそうです。「艱難辛苦汝玉にす」と覚悟を決めて出走しようと思います。雨や気温の対策は必要ですがもうひとつの大きな対策がコース対策です。長距離を走るときは特にコースに対する走り方がポイントになります。無手勝流で走っていては多分自滅することになるでしょう。

さて、コースの高低差ですが昨年の伊那なかがわの場合と今回の三浦の場合を見比べてみたいと思います。
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図1:なかがわハーフ
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図2:三浦ハーフ

なかがわの場合はいきなり130mの高低差を駆け上り、その後は比較的なだらかな下りが続きます。最初はまだ気力体力ともに充実していますから、わりと対応しやすかったです。ただし、下りでスピード出しすぎて後半バテバテになったのが反省点。

一方、三浦の場合は3km付近から急勾配が出現します。自分としては息が整うのが約5kmくらいからですので3km付近の勾配は体にこたえます。そのまま撃沈という可能性もあります。また、10km付近と16km付近にも上り坂があります。ここをなるべく均一に走ることが肝要かと思っています。

今回は前回の記録より14分ほど縮めないと失格になってしまうので正攻法では難しいと感じています。ならば義経の一の谷の戦いや屋島の戦いよろしく奇襲に打って出るか。マラソンは自分との格闘ですから自分に奇襲をかけるということを考えるとよいかもしれません。想像だにしなかった方法、先入観にとらわれ「それは絶対無理」と思っていたことを実行してみると思わぬ実績が残せるかもしれません。

義経は一の谷を駆け下りるとき「鹿が通れるなら馬が通れぬわけがない」と言って奇襲に出たそうです。マラソンだけではなくビジネスをブレイクスルーするときもこのような発想は常に持ち合わせていたいものです。

2010年03月04日

デザイナー不足

itleaders.gif数ヶ月前から定期購読し始めた「IT Leaders」。これなかなか良いです。無料の割には内容が濃い。当然、サーバーやらストレージやらの広告は多いのですが、それを割り引いてもお得感があります。このほかにも定期購読している雑誌には日経ストラテジーがありますが、これらに共通した読み方は「コラム」から読んでいくことです。

いきなり難しい理論や製品の紹介を読んでいると頭のウォーミングアップが追い付かないので柔らか目の記事から読んでいくわけです。今月号の特集は「レガシーマイグレーション」でちょっと興味はあったのですが後回しにしてコラムから行きました。

この中でも「進まぬ電子行政は国家の恥」はなかなか秀逸だと思いました。e-Japan、u-Japan、i-Japanと名前は変わってもあまり前進しているような実感がありません。著者はこの進まぬ電子行政の原因はデザイナー不足であるとして韓国と対比しています。しくみを考える人がいないということですね。

実は自分の周りの仕事についても同様にデザイナー不足を感じます。デザインするにはITの知識も必要ですし、仕組み自体を考えるしなやかさも持ち合わせていないといけない。そのような人は多くはないのです。

マルチな環境をハードウェアの視点からもソフトウェアの視点からもユーザーの視点からも俯瞰できる人はいないものか。コンサルで出したアウトプットを拾い上げてデザインしてくれる人はいないものか。いつものどが渇いたような状態です。
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2010年03月02日

分離と融合



今年に入って日本の大手SIerは次々とIFRS対応プログラムを発表してきている。I社も、F社も、H社も。去年の夏頃から騒がれ出されたIFRSであるが、ここにきてようやく大手SIerは会計の専門家たちとアライアンスを組み自社のサービスメニュー化が終了したということなのだろう。そして何よりもメニュー化すべきほどの鉱脈が眠っているとの読みがあるのだろう。

ITのコンサルティングは単にそのコンサルティングビジネスにとどまることはない。後ろには大きなシステム開発というビジネスがくっついてくる。IFRSの影響によるシステム開発は会計領域にとどまるという見方もできるが、決して小さくはないビジネスである。これを機にERPパッケージを入れ、全面的な刷新を図るという可能性もある。このご時勢においては何であれ取りこぼしは許されない。

本来、会計領域は「戦略」とは疎遠な関係にある。会計は結果を表す分野だからだ。しかし、これを機に「財務戦略」「経営管理戦略」のような言葉が出てくるかもしれない。会計ポリシーをつくり、会計業務改革を通じた戦略を売り物にすることもコンサルタントには求められるように思う。コンサルティングはITの川上になくてはならないものになっているのだ。

さて、そのような折、4/1付でIBCSが日本IBMと統合されるニュースを耳にした。IBCS(日本IBMコンサルティングサービス)はもともと日本IBMの1部門でプライスウィーターハウスクーパーを買収して設立された会社である。今回の統合で行ったり来たりの感はあるが「スピード競争に負けない」ための方策のようだ。

顧客から見ればひとつにまとまっていたほうが話がしやすい。専門分野に特化するために分離したものがスピードとカスタマーインティマシのために再び融合するのは感慨深いものがある。ビジネスの世界では集中と分散のごとく分離と融合が繰りかえされるということを教えられた。
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2010年03月01日

徹底のリーダーシップ

tettei.png「徹底のリーダーシップ」を読了した。これは柳井氏の著書ではない。グローバル企業の経営アドバイザーであるラム・チャラン氏の著書である。リーダーシップについて書かれた書籍は数多くあるが、リーマンショックという危機的状況下におけるリーダーシップを描いているという点において今日的であり実用的である。

危機への対応は経営者のみの話ではない。企業の各レベルの社員があたかも経営者のごとく経営者マインドを持って事に当たらないとこの難局は乗切れない。本書では各レベルのキーマンを「マーケッチング責任者のすべきこと」「CEOのすべきこと」「CFOのすべきこと」「現場リーダーのすべきこと」「スタッフ責任者のすべきこと」「取締役会のすべきこと」とコンパクトにまとめている。

書いてあることはごく当たり前のことなのだが、これを徹底的にやるれるかどうかが勝敗の分かれ目となる。難局におけるリーダーに必要な6つの資質の中で一番印象深いのは「楽観的な現実主義者であること」である。
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2010年02月28日

東京がひとつになる日

DSCF2545.jpg

今日は銀座にショッピング&東京マラソン応援に行ってまいりました。ショッピングのほうは置いておいて、マラソンですが、銀座で見ていても圧巻でした。35000人の人の波は途方もなく大きくコスプレランナーが多いのも特徴でした。

マラソンの経済効果は推定がなかなか難しいですが地方都市の場合、10億円前後、ホノルルで約100億円、東京の場合300億円以上といわれますからその大きさがわかるでしょう。かく言う私も経済効果の一部として幾ばくかのお金を東京に落としてきたわけですから。

銀座というスポットは浅草に向かう人と浅草から戻ってくる人が平行して見られる場所です。車線の反対側を走る人とは10数キロの差がありますが心意気の差はさほどに開いているわけではありません。35000人のランナーがこのマラソンに何がしかの思いを寄せているはず。

ダイエットのためというシンプルなものから相棒の縁談祈願や家族の健康祈願、そして完走の暁のプロポーズなど。皆さん、人生の縮図を背負って走っているかと思うと胸が熱くなります。

DSCF2546.jpg偶然にもお笑いコンビ・髭男爵のひぐち君を撮影することができましたが彼も完走できなければコンビ解消というハードルに向かって必死に走っていました。結果6時間52分06秒で完走したそうです。制限時間が緩いとはいえ94.5%の完走率はすばらしい。まさに東京がひとつになったと言えるのではないでしょうか。来週の三浦マラソンに向けて大きな刺激を受けることができました。
posted by orataki at 21:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 生き方・考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

アバターでアイスブレイク

desktop.jpg


私のパソコンにはアバターの壁紙が貼り付けてあります。壁紙には「ナヴィ」の顔画像と「パンドラ」の画像がありますが、ラピュタファンの私としてはパンドラのほうの画像を使用しています。

会議ではコンサルが仕切ることが多いので、私のパソコンをプロジェクターにつないで見せることになるのですが、「oratakiさんもアバター見られたのですか?3Dで?あれいいですよねぇ。」といったような話がよく出ます。これが結構アイスブレイクとして役立っています。

先日も初対面の方が多い会議の冒頭でアバター談義となり場が和みました。というか私がうまく溶け込めたような気がします。あまり会議に相応しくない壁紙は問題ですが、この程度なら許容範囲でしょう。
posted by orataki at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサル技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月24日

BOSS2の眼力

apple.jpg


"apple to apple"という言葉があります。私はこの言葉に出会ったのはコンサル部門に来てからのこと。意味的には前提や条件や範囲が同じで比較できる状態のことをいいます。これとは逆に前提や条件や範囲が異なっていて比較できないことを"apple to orange"といいます。

なぜ、bananaやgrapeでなくてappleやorangeなのでしょうか。その謂れは知る由もありませんが、想像をたくましく考えるなら、議論の場にフルーツの盛り合わせが置いてあり、「前提が違うから比較できない」と主張する人がわかりやすく説明するため近くあったオレンジ色のリンゴと赤いオレンジを手に取ったのでしょう。似て非なるものであると。

実は提案書を作成するとき、この"apple to orange"で展開してしまうというミスをしてしまいました。(詳しくは省略します)しかしながら、かなり複雑な展開をしていたので数ヶ月の間、お客様はもとより多くのレビュアは全く気がつきませんでした。(私も含めて)

ところがあるときBOSS2にその資料を見せた瞬間、「これは"apple to apple"ではないね」と見抜かれてしまいました。「これは何かおかしい」と気づくことは大切なこと。診断士であれば、財務諸表をサラリと見て何か額面どおりに受け取れないものを敏感に感じ取るようなこと。

さすがBOSS2の眼力はスゴイ。まだまだ修行が足りません。せめてBOSS2の足元くらいには及ぶように頑張りたいと思います。
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2010年02月22日

業界知識を深める

ITコンサルティングをやっていると多種多様な業種業態にぶちあたります。コンサルタントも全ての業種を知っているわけではありません。というか、ひとつかふたつ詳しい業種以外は未知なる世界のはず。本物のコンサルタントはお客様との知識差を猛烈なスピードで埋めていくといわれますが、私などはそこまではなかなか到達できそうにありません。

少しでもそのギャップを埋めるとするなら、その業界で働く人のナマの声を聞くのが一番だと思います。そのようなこともあって最近は知識の引き出しを増やすために業界を語る研究会に顔出しするようにしています。

先日は生保業界と歯科医業界について学びました。真剣に聞いていると脳が刺激されその業界に興味がわいてきます。その業界で課題を抱えている企業をコンサルティングしたくなってきます。

外部環境分析をすると必ず出てくるキーワードが「少子高齢化」です。この外部要因はいろいろな業界に「脅威」として影響を与えています。生保業界でいうならば少子化で契約件数全体が縮小してきています。さらに追い討ちをかけているのが「晩婚化」、もとい「非婚化」です。なんと男性の10人にひとりは生涯結婚しないという状況だそうです。

生命保険は大部分が配偶者のリスク低減に寄与しているわけですから非婚化は業界にとってゆゆしきことです。ビール業界同様に世界に目を向けていかないと明日はない状況なのです。新しいターゲットは人口が期待できるインドを中心とする東南アジアですが、彼らには生命保険という概念がない。前途は多難なようです。

このほかにも保険の種類やしくみを教えていただきましたが、われわれが知りえない裏側の状況を知っておくことは表面に現れている問題を解決するキーにもなります。ファシリテーションや問題解決技法、フレームワークの習得も必要ですが「業界知識を深める」というサイドワークをおろそかにしないように心がけたいものです。
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2010年02月21日

ブルー・オーシャンを求めて



昨日は中小企業支援の日でした。もともとホームページ構築支援として取り組みをを始めたのですがホームページのコンテンツを検討していくうちに商品戦略の策定に支援内容がシフトしていきました。

多くの企業がそうであるように当該企業の市場もシュリンクしていく傾向にあり、新たな商品・新たな市場を模索している状況にあります。このようなとき発想の発露として「ブルーオーシャン戦略」があります。

ブルーオーシャン戦略を考えるとき利用するフレームワークに戦略キャンバスとアクション・マトリクスがありますが、今回、戦略キャンバスを描いてみることにしました。

実践の仕事の中では3CやSWOTや戦略マップなどはよく利用しますが戦略キャンバスを実践例に当てはめるのは初めての試みです。戦略キャンバスには競争要因をプロットする必要がありますがこの要因を洗い出すのに十分な3C分析・SWOT分析が必要となります。

そして分析するにあたり、業界のさまざまなデータを入手することが必要となります。仮説を立てるためにもこのデータ収集は大切なのですが容易なことではありません。ネットで入手できるものは限られています。業界新聞や業界紙、業界統計などを幅広く取り込む力をつけなければと実感しています。
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2010年02月17日

ホノルルに行けるかも


三浦市民マラソンの参加証が送られてきました。今回は伊那以来、10ヶ月ぶりのハーフマラソンです。実際のところ練習ではハーフは走ったことがないのでぶっつけ本番ということになります。

ただ、15キロくらいを経験すれば、あとは大会の雰囲気で乗り切れると踏んでいます。タイムリミットは140分。結構厳しいですが厳しい景況を乗切る心構えを養いたいと思います。

完走すれば抽選で2名がホノルルマラソンへ招待されます。これが楽しみです。走り終わったら特産のマグロが待っています。これもお楽しみ。コースは三浦海岸を出発して城ヶ島までを往復。大根畑を縫って走る苦楽しいマラソンになりそうです。

2010年02月13日

2月度のIT.経営研究会

今日はIT.経営研究会に顔出ししてきました。受験生を加え20名弱の参加があり、にぎやかな会合になりました。

恒例のアンケートは1敗2分け。では参ります。

1)IRM

Information Rights Managementの略で、Microsoft Office 2003から搭載された機能のこと。ドキュメントに有効期限を設定して表示をコントロールしたり、ファイルの転送や印刷、メールでの送信などを禁止するなど、ビジネス上で機密や財務などの重要情報を取り扱う上でのセキュリティをサポートする機能になっている。対応するOffice製品を持たないユーザーがIRMによって保護されている情報を受信し、閲覧するためには、無償で提供されている「IRM Viewer」を利用する必要がある。(ビジネス用語辞典:wisdomより引用)

2)資金決済法

現在は銀行にのみ認められている送金などの為替取引を、少額なものに限って銀行以外の事業者にも認めるという法律。資金移動事業者として登録すればPayPalのようなサービスを日本でも展開できるようになります。なお、取引額の上限は今後政令で規定され、概ね50〜100万円程度になる見込み。2009/6/17参議院本会議で可決された。

3)Gumbler

「Webサイト改ざん」と「Web感染型ウイルス(Webサイトを閲覧するだけで感染するウイルス)」を組み合わせて、多数のパソコンをウイルスに感染させようとする攻撃手法(手口)のことである。同攻撃に関連するマルウェアを指す意味でも多用されるが、どの範囲のマルウェアを指すのかはメディアによって様々である。Gumblarによって、国内外でWebサイトの改ざん被害が相次いでいる。(Wikipadiaより引用)

次は気になるIT記事です。

1)UCC上島珈琲が招いたトラブルと対応

(ツイッターのビジネス利用も一歩間違うと大変なことに。ソーシャルメディアリテラシーのある人材の確保と迅速な謝罪表明がキーポイント)

2)位置ゲーのコロプラ、「コロカ」の提携先が38店舗に拡大

(携帯の位置情報ゲームが販売促進に有効に作用しているというお話。朴葉みそが適用になっているとは。利用したいものです。)

3)データ基盤の革新「NoSQL」のDBが続々登場

(グーグルやアマゾンやマイクロソフトなどがクラウドの基盤技術としているキーバリュー型データストアが従来のRDBと一線を画すものだということを知りました。)

4)企業価値検索サービス「Ullet経審」本格運用開始

(非上場企業の財務もひと目でわかる。帝国データバンク危うし?とりあえず建設業界だけのようですが)

5)電子書籍の流通支配に出版社はいかに立ち向かうべきか

(出版社の中抜きに対して「編集がないと品質が落ちる」というところで思考停止状態になるということに妙に納得。編集が必要という考えはそのうち古臭いものになるかもしれない)

6)端末携帯向けマルチメディア放送で委託放送業務の参入希望事業者による連絡会設立

(勉強不足でこの連絡会設立の意義がイマイチ理解できていません)

7)すべてのファイルが「イカ」に!破壊型ウイルスの相談相次ぐ

(おおこわっ!)

8)アダルトゲームのsetup.exeを装い個人情報をさらすトロイの木馬

(個人情報晒しよりもアダルトコンテンツをDLしたという事実のほうが恥ずかしい)

9)最も多く使われるパスワードは「123456」

(こんなレベルなんですね。少し痛い目にあったほうが勉強になるかも)

10)裸が見える空港スキャナーは児童ポルノ違反?

(そこまで拡大解釈しなくてもよいのではと考えるのは軽率?)

以上、今回も充実した研究会でした。


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2010年02月11日

ジミベン



昔、コーチングの研修でお世話になったことのある女性診断士の方から出版案内が届きました。この方とはそれ以来、お会いしてはいないのですがそのときの印象があまりにも良かったので本の内容にも興味を持ち、即申し込みしました。

昔のことなのでディテールは覚えていないのですが、すごく言葉が綺麗な方だという印象が残っています。きっと文章からにじみ出てくる言葉から刺激を受けるのではないかと勝手に想像した次第です。

タイトルは「ジミベン!」

最初は地味に勉強することかと思いましたが、どうやら地味なベンチャーを意味しているようです。一攫千金狙うより確実に、しぶとく稼ぐ鉄則を伝授されるとのこと。診断士の多くの方に興味を持ってもらえそうな内容です。
posted by orataki at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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